医者にもいろんなスタンスの医者がいます。
患者さんとの関わりが好きな医者もいれば、あまり関わりたくない医者もいます。
自分で適正を考えて科を選択しています。
しゃべりが好きな医者が放射線科や病理にいったらつらいですもんね。
ほかにも、いろいろです。
手先が器用で手術がうまく神の手と呼ばれる医者もいれば、そうでない医者も。
自分で手先が器用でないと判断したら、手技の少ない科を選択するでしょう。
研究が好きで、新しい治療法や検査法、病気の原因などを見つけて患者さんの役に立ちたい医者もいれば、そうでない医者も。
臨床医とならなくて純粋な研究者への道を選ぶ医者もいます。
ですので、同じ科を選択した医者のキャラクターは必然的に似てくることが多く、○○科の先生はこんな感じだとか、こんな雰囲気だとか言われたりします。
でも、実は同じ科を選んでもその中でスタンスの違いがあります。
私は、がん治療、特に肺がん、主に抗がん剤治療に関わっています。
その中でも、いろんなスタンスがあります。
エビデンスを重視して、標準的と言われる抗がん剤治療を行うことに喜びを感じる医者。
気管支鏡検査など病気の診断することに喜びを感じる医者。
がん治療における患者さんとのふれあいに喜びを感じる医者。
緩和医療に主に喜びを感じる医者。
エビデンスがあまりなくても、何とか頑張って治療を行うことに喜びを感じる医者。
いろいろです。
でも、みんな標準的な治療をベースに行った上でですよ。
実は、裏を返せば、喜びを感じない領域がみんなあるんじゃないかなって事です。
要するに、緩和医療なんてしたくないって考えてたりとか、診断の気管支鏡とかしたくなくてがん治療だけしたいとか、感染症はあまりみたくないとかですね。
あまり口では言わないですけどね。
でも、心の中では絶対あると思うんですけど。
どうでしょう。
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私は、厳しい事実ををお伝えした後にその患者さんや家族のフォローをしていくことに喜びを感じます。
もちろん、抗がん剤治療も好きですよ。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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コメント
コメント一覧
やはり、どうそれぞれ考えが違っても、医師にとっては患者さんが元気になるって事が一番の喜びなんでしょうね!!?
科によっての、お医者さんのキャラクターが似ているのは何のなく私も思います。
でも、やっぱり一杯勉強してるんでしょうねぇ、メガネかけてるお医者さんって本当に多いなぁって思いますよ。
当たったら相当怖いですよね(笑)
私の知っている放射線科の先生はかなり寡黙でした。
その技師さん達も、又寡黙な感じに見えました。
それで、診察室がどこか体育会の部室みたいでした。
よっしい先生は「抗癌剤治療も好き」なんですね?
じゃあ、先生の苦手なのは何かな?って気になってしまいました。
>やはり、どうそれぞれ考えが違っても、医師にとっては患者さんが元気になるって事が一番の喜びなんでしょうね!!?
もちろん、そうです。
患者さんの喜ぶ顔が一番うれしいです。
がんをみているとなかなかですけどねぇ。
マーボーさん
手先の不器用な外科医、いるのは、いますよ。
器用、不器用によって手術時間とか違うことあります。
器用な先生の手術はみとれます。
不器用っていっても手術はちゃんとできてますよ。
研修医や、医学生が『移植手術します!』って言ったら、別ですが。
本当にうまい人の手術は素人が見てもほれぼれします。
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