いつものブログの内容にもどると宣言したのですが、もうひとつだけ。
日本の医療からみれば、福島大野事件における裁判の結果は非常に納得のいくもの、と言うかごく当然であろうと思えるのです。
しかし、遺族にとっては納得の出来ないもののようです。
できれば、納得していただきたいのですけど。
ただ、その納得しがたい気持ちというのを理解はできます。
その気持ちをなんとかする方法のひとつにグリーフケアがあります。
他のブログなどでもグリーフケアが必要といっているブログが多数有りました。
全くその通りだと思います。
グリーフケアとはグリーフワークや悲嘆のケアともいわれ、死別後に残された家族、友人などへの専門家による心のケアのことです。
今回の家族の心境の変化を予想してみました。
(もちろん、私が予想したことで正しいかどうかはわかりません。)
あの日から、やり場のない怒りを持ち続けている状況。
加藤医師に非があるかの報告書が作成された。
(これは、保険会社からの保険金を引き出すためと言われています。これで家族が救われるならと減給を加藤医師が受け入れたそうです。)
その報告書を検察が信じて、逮捕された。
逮捕されたから、間違いなく医師が悪いと家族は確信した。
自身に刑事罰が下りそうであれば、そんなもの納得できるはずもなく、自分の行った行為は正しいと主張する。
そして、今までの説明と違う、真実を知りたいと思うようになった。
それから、2年以上の歳月が流れ、無罪判決。
家族からしたらなんでだよ。って思っても不思議ではないと思います。
無罪で、加藤医師に落ち度がないので、保険金さえ下りない状況になるのかも知れません。
やはり、この裁判は、関わる人を傷つけることしかしていませんね。(検察、警察、医療関係者までも)
そこで、必要なのがグリーフケアです。
地震や事故などで突然大切な人をなくしたとき、がんで大切な人をなくしたときなどにグリーフケアは行われることが多いのですけど。
今回、これだけ多くの方が関心を持って注目された裁判です。
グリーフケアの専門家が登場して欲しいです。
すべての人が少しでも幸せになれるように。
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もう一ひとつの希望は、過失がない場合の補償制度早く何とかならないかな。
それがあれば、こんな事起こらなかったんじゃないかな。
もうこれ以上、不幸な出来事がこれ以上おこらないように。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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コメント一覧
しかも鑑定医は、周産期の専門医ではなかった。
それも、そこらへんの下っ端な医者でなくて、その道では信頼の高い、肩書きの立派な人だった。
つまり、訴えられても、到底反論が難しい立場に、加藤先生は立たされていた。そういうことになりませんか?この帝王切開術を行ったとき、加藤先生は確か36歳、医師としては10年目くらいでしょうか?
やっと、一人前と認められたくらいの医師が、教授クラスの先生に、強気な反論は難しいような気がします。
そこが、どうも問題だと思えて来るんです。
意図的だったかどうかは、別として。
過失を認めないと遺族に対する保険金が下りないという問題と相成って。
(もちろん、遺族へのケアは重要な問題だと思っていますよ。)
ただし、検察側が選んだ鑑定人は、周産期医療の素人であったことは、今回の無罪判決の理由の一つになったので、皮肉なものです(検察側にとって)。
懲らしめようとしたら、逆に懲らしめられてしまった、という意味で。
よっしぃ先生、確かにグリーフケアは大事ですが、これが必要なのは、裁判にはせず、ひとりで悲しみを背負い込んでしまったり、あるいは、いつまでも立ち上がれない家族のかたの場合では、と思います(この分野の専門家のかたは、別の考えをお持ちかもしれませんが)。
ほとんど単独でマスコミに登場する、この家族のうちの一人の場合、今までの、そして判決前後の言動を考えれば、ほっとくのが一番かと思います。
ご自分でトコトン、お好きになさった頂いたほうがベターでしょう。
あくまでも、わたしだけの考えですが。
ただし、なにか第三者的に支障をきたすようなら、グリーフケアではない、別のやり方で、その段階で対処すれば良いのです。
おっしゃる通りだと思います。
パーフェクト!
鶴亀松五郎先生
いつも鋭いご意見ありがとうございます。
まあ、先生のようなご意見ももっともだと思います。
私としては、グリーフケアの存在を知っておいて欲しいと思いました。
不要な方は要らないと言える方だと思います。
必要だけども、そんな存在があることを知らなかったりする場合もありそうなので。。。
大野病院事件の地裁判決で産科医師無罪に関しては賛否両論があり私もあえてここではそのことには触れませんが、
同じお医者さんが「グリーフケアが必要である」とおっしゃっていただくことにはとても心強く思います。
というのは、グリーフケアという言葉自体、緩和ケアに携わる先生でもない限り、意外と知らなかったり関心がない人が多いからです。
私たちは、死因が凝視以外の、自殺、事故死、犯罪被害であっても残された遺族にとっては「悲嘆のいやし作業」は絶対に必要であると考えております。
大野事件では奥さんが亡くなられたわけですから、夫からすれば伴侶を失ったことになります。我々のような伴侶との死別体験者の集まる会で、思う存分悲しみ、涙を流し、医療への不信をぶつけ、最終的には「受容」できるような気持に持って行かれることは必要なのではないかと考えます。
グリーフケアを考えるお医者さんが増え、医療との連携がスムーズに行くことを願っています。
はじめまして。
今回の事例ではグリーフケアが必要だ必要でないといろいろな意見があります。
少なくとも、この事例をきっかけにグリーフケアという言葉が少しでも多くの人の目にとまればと思っています。
なんといっても知らない人が多いですからね。
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