いわゆる、大病院が好きな患者さんがいらっしゃいます。
どんな病院かというと、大学病院であったり、国立病院であったり(今は独立行政法人国立病院機構なのですけど)、○○センターと名のつく病院であったりです。
そのような方の多くは、社会的に立派な身分の方であったりお金持ちであったりします。
大病院が好きな方は、好きでいいのですが一般的に医者はそのような方のことは嫌いです。
特に、『○○病院の○○先生と知り合いです。』とか(特に教授クラス)非常に気分が悪く感じることが多いです。
心の中で、『だから、なんやねん。病気の治療と関係ないし。』とか思いながら。
まあ、一度おっしゃるだけならいいのですが、毎回毎回そんな話をする患者さんもいます。
正直、『そんなん言うんやったらその先生に診てもらえよ。』と心の中で思います。
また、緊急時は大病院では逆によくないことがあります。
例えば、循環器病センターに定期的に通院している患者さんが、急に背中の辺りが痛くなったとします。
まあ、循環器の病気の可能もありますし、循環器病センターに行きました。
結局、尿路結石の痛みでした。
まあ、対症的な処置は循環器病センターで十分出来ます。
しかし、その石を砕いたりとかの処置は循環器病センターでは、できません。
そんなときに、普通の方なら担当医の勧めた病院であったりとか、自宅の近所の病院(泌尿器科のある)へ行く事になるわけです。
しかし、長いものが好きな人たちはここで大学病院がいいとか国立病院がいいとかダダをこねるわけです。
まあ、小回りのきく大学病院もありますけど、一概には、小回りがきかなくてよくありがちな病気に関しては、市民病院クラスの病院がいいことが多いのです。
場合によっては、大学病院に紹介したとしても大学病院からその関連病院に再度紹介されて二度手間になったりします。
長いものが好きな気持ちは、わからなくもないですが、担当医のすすめが良いことの方が多いでしょう。
聞いてみるのはいいですけど、担当医が明確な理由を述べた上でその病院でないほうがいいと言われたならば、大病院に行くのはあきらめた方がいいですよ。
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ちなみに、某○○センターに来る患者さんは、その病院まで新幹線で1時間以上離れたところから来る患者さんも結構多いそうです。
本当にまれな病気やそのセンターでないとフォローできない状態の方ならばわかるのですけど。
多くはただ、長いものが好きな人たちだと思います。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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