2008.07.26 09:42 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  人生いろいろ  |  よっしぃ  | 推薦数 : 4

人生いろいろ(結婚式1)

もうずいぶん前のことです。

Nさんは、全身にがんが転移した状態で入院していました。

Nさんにとって残された時間はあと1ヶ月程度であろうと予測されました。

ただ、Nさんは最低1ヶ月は頑張らないといけなかったのです。

なんとしてもあと1ヶ月。

1ヶ月先には、娘の結婚式が控えているのです。

Nさんは、どうしても娘の結婚式に出たかったのです。

もちろん、とうの娘さんを始めNさんの家族もNさんが結婚式に出れるように積極的に動いていました。

Nさんの主治医は、O医師でした。

O医師は、その道では有名な先生でした。

非常に論理的な考えの持ち主で、いわゆるエビデンスを大事にするのです。

O医師もNさんが結婚式に参加したいことを知っていました。

そして、Nさんと約束をしました。

『僕が、結婚式に連れて行くから大丈夫。』と
 
 
結婚式まであと2週間と近づきましたが、病状は少しずつ悪くなっていきました。

結婚式に参加するのははたから見ていても厳しいと思われました。

食事もほとんどとらなくなってきました。

結婚式まで、あと、1週間となりました。

Nさんは、ほとんどベットの上で寝ているような状態だったそうです。

正直、結婚式の時まで命がもつかが危ぶまれました。

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この話は、友人からの伝聞を基づいて作成しました。

よって、フィクションかも知れません。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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