先日、呼吸器学会に行ってきました。
その中で、私の興味があるのはやはり、肺がん関連の話です。
肺がんのガイドラインについてのセッションがありました。
その中で???な話が。。。
ガイドラインとは、これをみながら治療したら普通の治療が出来ますよ。ってものです。
ヨーロッパのガイドラインとアメリカのガイドライン(ASCO)の比較がありました。
その中でヨーロッパのガイドラインは、一般的な臨床医向けに作られていて、アメリカのASCOのガイドラインは、オンコロジスト向けに作られている。とのこと。
オンコロジストとって何でしょう?
日本語にすると腫瘍内科医でしょうか。
ガイドラインもいろいろあって、オンコロジスト向けのガイドライン、呼吸器を専門にする先生向けのガイドライン、一般臨床医向けのガイドラインとあるそうです。
しかし、呼吸器専門医向けの肺がんガイドラインとオンコロジスト向けのガイドラインとどう違うのでしょうか?
演者の先生は、オンコロジスト向けのガイドラインは、エビデンスレベルが高いものを採用しているとのこと。
それから、呼吸器専門医向けは少しエビデンスレベルを落としても日常臨床で使いやすいものにしているそうです。
じゃあ、オンコロジスト向けのガイドラインは日常診療で使いにくいものなの?
じゃあ、何のためのガイドライン?
オンコロジストのための自己満足のガイドラインなの?
まあ、一般臨床医向けのガイドラインの価値は十分理解できます。
肺がんを専門としない医者でもガイドラインに沿って治療すれば標準的な治療ができるのですからね。
オンコロジストも呼吸器専門医も肺がんの専門家と言っていいでしょう。
それをそれぞれ向けのガイドライン!?
専門家だから、そんなの見なくても治療できるんじゃないですか?
知識のおさらいにはいいですけどね。
本当の専門家だったらガイドラインに書いてあることも自分自身で消化して、目の前の患者さんによりよい方法を選択するんじゃないですかね。
じゃあ、一般の肺がんの専門ではない医者向けのガイドラインが必要なのではないでしょうか?
ガイドラインって、あれば便利なものだとは思いますが、専門家向けのガイドラインって必要ないような気がします。
難しかったですかね。
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医学は、学問なんですけど、大事なのは目の前の患者さんのためにどう用いるかって事だと思うのですが。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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コメント
コメント一覧
禿しく同意です。
ある癌の講座で、「専門医」の講義を聴きに行くと、なぜか「腫瘍内科医」もくっついてきます。専門医が外科医ならば、外科と内科の治療分担は、聴講者に何となくわかる。でも、肺癌の専門医が内科医だったら、どうなんでしょ??
上記の講座では、腫瘍内科医が「実際はもっと濃厚な治療をしますが、この場では省略します」と言い、講座中は詳細を教えてくんない。聴講者には、続きは私の病院でね(はぁと)と言ってるように思えてジレったいです(苦笑)。
腫瘍内科医と呼吸器内科医で肺がんを専門にする医者の肺がんに対するスタンスは異なるように感じます。
本来、異なってはいけないのですけどね。
Forget-Me-Not!
肺がんのガイドラインだから放射線治療ももちろん入ってますよ。
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