とある方から面白いHPを教えてもらいました。
『平均中央値は神のお告げじゃない――進化学者が不治の癌から生還したストーリー』
わかりやすくまとめてみます。
ある進化学者が悪性腹膜中皮腫と言う非常にまれながんにかかってしまった。
学者なので、病気についていろいろ知りたくなって文献を自分でいろいろ検索しました。
すると、生存中央値(中央値)が8ヶ月であることを知ります。
要するに診断から8ヶ月までに半数の方が命を落とされるのです。
この事実を多くの方は、『あと8ヶ月も生きられない。』と思ってしまう方が多いと思います。
しかし、この方は『半分は8ヶ月以上生きる。』と考えたそうです。
非常に、目からウロコでした。
>怒り狂った苛立ちの一時間を文献読みに過ごし、やがて安堵とともに得た結論はすばらしいものでした。
>より長く生きる可能性をあたえる特性のひとつひとつを、そのすべてをわたしは備えていたのです。
>若年であること
>比較的早期に発見されたこと
>この国で最高の治療を受けられること
>生きるべき世界を持っていること
>データを的確に読む方法を知っていること
>そして絶望していないこと。
学者であり統計学の知識も持ち合わせていたのでいろいろとこの生存の分布を分析しました。
すると、分布は右方偏位していたのです。
右方偏位とは、8ヶ月よりも前の方の分布が密であり8ヶ月より後ろの分布があまり密ではないと言うことです。
難しいですかね。
つまり、数年生きる可能性も十分あると考えたのです。
>従来型の治療下における生存率、ということになります。
>付帯条件が変われば分布も変わるでしょう。
>わたしは治療の実験的プロトコールにわが身を委ねました、運が良ければ、新しい分布、すなわち高い中央値をもつ右方偏移の、老衰による自然死まで延長されたテイルの最初のグループの一員になることもあり得るのです。
つまり、新しい治療法の試験に参加しさらによい可能性に期待を込めたのでした。
すごいですね。
さすがにここまで考えている患者さんはあまりいないように思います。
やはり、絶望感を伴っていては、人生楽しくないですからね。
尊敬してしまいました。
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『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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この方は学者だから、自分のデザインでデータをいじくるくとは可能でしょうが、自分でデータを加工できない人は、医師の説明が全てになるでしょう。それでいいと私は思うんですが、、、これって「患者アタマ」なんスか?(^^;)
そこまで、冷静になれる方は、非常にまれでしょう。
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