2008.05.18 07:58 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

清潔と不潔

医者と言うか医療関係者の概念に清潔と不潔と言うのがあります。

清潔とは、無菌であろう状態であり、不潔とは何らかの菌が良そうな状態です。

例えば、栄養を静脈から入れるための少し太めの管を入れるとします。

そのときに、皮膚の上から穿刺(刺す)する場所を決めて、その場所と周囲を消毒します。

消毒された場所は、不潔な場所から清潔な場所となります。

消毒した部位を清潔でないもので触ればそこは不潔となります。
ですので、そのようなときは消毒をやり直します。

消毒したら、術者(医者)は、滅菌された手袋をして、滅菌された穴の開いた布をもらい穿刺部(刺す場所)にかけます。

そうすると、穿刺部と布で覆われている表面が清潔な場所となります。

何か処置をされたときに、
『この布の上は触らないようにしてください。』と言われたことはないですか?

それは、触ると不潔になるからです。
それから、滅菌された注射器、針を清潔の状態のままもらい、局所麻酔薬を吸います。

また、別の血管に入れる管のセットなども清潔のままもらいます。

このときに、介助に入っているナースの手が触れたりとかすればその物品は不潔になります。

また、術者の清潔な手袋が壁に当たっても不潔になります。

不潔になったものが清潔の場所にふれると清潔の場所が不潔になります。

手袋が不潔になれば手袋をかえればいいだけですが、穿刺部が不潔になれば最初から、すべてやり直しになります。

局所麻酔で穿刺部を麻酔しながら血管を探します。

まあ、これから先の処置も不潔にならないように気をつけながら行っていきます。
 
 
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なかなか、手技がうまくいかないとイヤな汗をかくことがあります。

汗が清潔な場所に落ちても不潔になるので気を遣いますね。

だから、ナースに拭いてもらったりするわけです。


 
日常で用いる清潔、不潔の概念とずいぶん違いますよね。
 

なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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