『ずっとは効かないの?分子標的薬』でイレッサの効果がありそうかどうか?などの判定にEGFRの遺伝子変異を調べることでききやすそうかだいたいわかると言う内容の話をしました。
具体的には、がん細胞が含まれている検体を検査会社に出して調べてもらうのです。
検査の方法にもよるのですが、ある程度の大きさのがんを含む組織が必要であったりする検査法もあれば、胸水などがん細胞が少量あれば検査が可能な方法まであります。
この検査をすることにより80%程度の割合でイレッサやタルセバが効くかどうかわかります。
ですので、この検査は効かない可能性が高い患者さん つまり、男性、腺がんでない、喫煙者の方はもともと効果のある可能性が低いと考えられますのでもし、この遺伝子変異を測定して効きそうであれば試してみるみたいな使い方もできるのです。
ちなみに、この検査をすることは保険診療で認められていて『悪性腫瘍遺伝子検査』として2000点(つまり、2万円)請求できます。
検査会社にもいろいろあり、それぞれ測定の方法が異なっています。
それぞれの検査法に一長一短がありどれがいいのかは、微妙です。
しかし、検査会社によって異なるものがあります。
A社は、2万円で検査をしてくれます。
B社も2万円で検査をしてくれます。
ただし、同じ患者さんで2回目以降測ったり肺がん以外の腫瘍を測定したりすると3万5千円かかります。
不思議ですね。
おそらく、B社は、一般の医療機関との関係を悪くしたくないために赤字の検査を引き受けいるのでしょう。
C社は、4万円で検査をしてくれます。
ただし、契約単価は医療機関で異なるようです。
C社も場合によっては赤字で検査を引き受けるつもりなのでしょう。
なんか、変ですよね。
患者さんにとって必要な検査なんですけど。
検査をすれば、病院が赤字になる。
もしくは、検査会社がかぶらなければならない。
なんで、こんな保険点数の付け方するのでしょうね。
意味がわかりません。
ちなみに、検査出したら赤字になる検査は他にもあります。
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すべての肺がんの患者さんが遺伝子変異の検査に提出できるかどうかはわかりません。
細胞診だけで診断されている患者さんは検査自体に出せない可能性もありますし、昔の組織だと検査に出してもちゃんとした結果が帰ってこない可能性もあります。
また、遺伝子変異があってもイレッサ、タルセバが効かない場合もあります。
もちろん、遺伝子変異がなくても効く場合もあります。
詳細は、担当医、主治医とよく相談してください。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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