こないだ、緩和ケアの研究会に行ってきました。
もう、ずいぶん前に緩和ケアはいつからで述べたときより緩和の概念は、進化していました。
前回は、積極的治療と緩和医療の2本立てだったのですが、現在は、緩和医療がさらに2つに分かれて一般的緩和医療と専門的緩和医療に分かれています。
一般的緩和医療とは、医師であれば誰でもできる緩和医療。
専門的緩和医療とは、緩和に関わる専門医でないと難しい医療です。
患者さんの苦痛は身体的苦痛(痛みなど)と社会的苦痛(仕事ができないなど)と精神的苦痛など複合的に組み合わさってつらさを感じます。
それに対して、主治医、緩和チーム(看護師、薬剤師、緩和専門医)、放射線治療医、心理療法士、精神科医師(サイコオンコロジー)、栄養士、ソーシャルワーカーなど様々な職種がかかわり患者さんの苦痛をとる方向へ努力していきます。
精神的なフォローは精神科の医師でないと難しいことも多々あります。
がん患者さんはうつ状態などに陥りやすいようです。
しかし、主治医も看護師も、がん患者さんだからそれくらいは落ち込んでも普通じゃないかと考えるようです。
タイミングよく、精神科の医者に紹介するのが難しいようです。
その中で、抑うつ状態など精神科に紹介するための目安があるようです。
『つらさと支障の寒暖計』があります。
この寒暖計を用いつらさが4点以上、支障が3点以上であれば精神科的な疾患が隠れている可能性が高いようです。
これなら、すぐできますよね。
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私も、1年前はサイコオンコロジーにそんなに興味なかったですからね。
このブログを読んでる人は勘違いしていないと思いますが、もう一度。
モルヒネを適切に使用すれば
『麻薬中毒にはなりません。』
『寿命を縮めたりしません。』
『最後の手段ではありません。』
『痛みが和らげば、やめることが出来る場合があります。』
決して、麻薬をこわがらないでください。
うまく使えば非常に有用な薬です。
宣伝です。
医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟の、「国民的な議論の喚起と必要な政策の実現を図る」との設立趣旨に則り、医療現場の皆様(医療提供者、患者)から、それぞれの現場における医療崩壊の現状と課題を率直に語っていただき、危機的状況を打開する為の施策を、我々国会議員と現場の皆様とで一緒に創っていくきっかけとすべく、当シンポジウムを開催致します。
4月12日東京です。
こちらからお願いします。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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コメント一覧
あまり、想像したくないことですが、私は日頃から「がん(でなくても病気に)なったらどうするか」ということを時々考えます。
そうすることで、いざそうなったとき、慌てなくて済むようにするためです。
自分自身、それほどストレスに強いほうではないですし、何の心の準備もなく、がんになってしまったら相当なパニックになるだろうと思うからです。
健診を受けていても、すべてのがんを早期発見できるとは限りません、むしろ、そうなったとき、最後まで自分らしく生きるにはどうしたらいいかを、冷静に考えることのできる自分でいたいです。
いざ、そうなったらたぶん慌てると思いますけど、でも、心の準備があるかないかで、随分違うと思ってます。
話が反れましたが、そういう意味で、精神的フォローは大事ですね。
そうなんです。フォロー大事です。
フォローの仕事を医者以外がやってくれると楽になるんですけど。。。。
でも、人間関係を築かないといけないから難しいですよね。
私事で申し訳ないですが、昨日は毎年この時期恒例の心臓の検査がありました。
解っていても数日前から落ち着かず心はザワザワしていました。心臓のレントゲンで、ふと思ったんですが循環医でも肺も診てるんでしょうかぁ?心臓のレントゲンで肺まで検査しているようなもんならありがたいですよねぇ。来週は心エコーがあるので、しばらくはドキドキしてしまいそうですが本当は検査より結果をきく方が心配ですよね。安心のために検査していても、慣れなもんです・・。
胸部レントゲンは内科医の基本です。
そうでしょうね。
毎回、『今日も検査結果は変わりなく大丈夫ですよ。』と言うと
多くの方が『ほっと、しました。』と言われます。
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