いろんなブログなどで取り上げられてるのでご存じかと思いますが、予後・合併症…患者に通じない736語、国語研が言い換え例なる記事がありました。
予後・合併症…患者に通じない736語、国語研が言い換え例魚拓
「予後」や「病理」といった医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果、患者に意味が伝わらなかった言葉が、736語に上ることがわかった。
今後、国立国語研究所は、来年春をめどに、医療用語をわかりやすく言い換える例などを示した「病院の言葉の手引」(仮称)を作成する。そうです。
ぜひ、作って頂きたいですね。
私自身みたいですし、患者さんにも読んで欲しいですね。
病状説明などするときに、なるべく平易な言葉を選んで行うようにしていますが、どこまで正確に言いたいことが伝わっているのか疑問に思うこともあります。
その様なときに、一冊渡して読んでおいてください。
読んで理解されたら病状説明しますね。
なんて、なったら楽でいいんですがそうはいかないでしょうね。
相手がわかるように説明するように心掛けると相手の医療に関する知識を短時間の間に見抜いて説明しないといけません。
あまり、簡単な言葉を使いすぎるのも失礼に当たる場合もあり悩むところです。
やはり、話しの途中で『ここまで、理解できていますか?質問内ですか?』と何度か尋ねながら説明することが大切だと思います。
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今まで、1番失敗した病状説明は研修医の時のことです。
間質性肺炎の患者さんで息子さんへの病状説明だったのですが、息子さんは医者(マイナー外科系)だったのです。
当時、ぺーぺーの研修医からしたらマイナー外科系の医者であったとしても間質性肺炎の知識はわたしよりも持っていると思ったのでかなりの専門用語を交えて病状説明をしました。
一通り説明が終わったあと息子さんに
『何言ってるのか全然わからない。』
と言われてしまいました。
もう一度、専門用語を排除した説明をしなおしました。
今なら、他科の医者には、それにあわせた対応ができるようになったんですけどね。
失敗でした。若すぎたんですね。
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コメント
コメント一覧
自分はどこまで理解できているんだろう?っていうのを
知りたいし。
最近は、医師の説明もかなり丁寧で、わかりやすいです。
特に若い先生だったりすると、とっても丁寧。
ただ勤務医の先生は、忙しいからとても早口になるみたいで、
時々聞き取りにくかったりもします(笑)
きっと、だいぶん時間が押しているんでしょうね。
よっしぃ先生の失敗談、おもしろかったです☆
話す相手のレベルもいろいろだから、
わかりやすく説明するって、難しいでしょうね。
学校の授業でも一回聞いただけで全部理解して覚えられる自信のある人だったら良いけれど、皆さん、そんなに優秀とは思えません。
逆に優秀でないからメモも取らずに成績が悪かったのでは?と思えるほど。
学校での勉強とは、新しい情報をどうやって処理するかということの延々の繰り返し訓練だと思うのに、単にその場だけ覚えて忘れてしまえばよいと勘違いしているような気がする
分からないことによる不利益が自分に降りかかってくるということを自覚していたら、分からないことに分からないと情報のやり取りすることで、こんな問題が基本的に起こるはずがないのだけれど???
1年後、この情報は抗がん剤治療を受ける患者にパンフレットになって渡されるようになりました。また、診察時はメモを取ろうとすると、「取らなくていいよん」。医師がしゃべりながら複写紙にメモを取り、1枚をこちらへ渡します。複写紙には「○日に説明しますた」と書かれています。
ばかキャラも役に立つこと、あるんだなあと思った次第です。
若い先生の方が丁寧な率は高いでしょうね。
わたしも、少し丁寧さがかけてきたような。。。。
少し、反省します。
失敗談、面白かったのですか?あんまり面白くないです。
Med_Law先生
メモをとらない患者さんや家族は多いです。
ですので、要点だけ複写式の紙に書いて渡すことが多いです。
患者さんの理解しようと言うレベルもピンキリですから仕方ないと思っています。
christmasさん
いえいえ、最近は複写の紙に書いて渡すこと多くなってきてますよ。
christmasさんのキャラのせいではないと思います。
早口は気をつけたいと思います。
どうしても、同じ話しを何回もしているので早口になってるのでしょうねぇ。
ひとつです。もともと難しい言葉は知らない人間
なので、あとは専門用語だけ言い換えればだいたい
問題なく分かってもらえる事が多いです。
…が、80代のご主人ひとり、とかだと苦戦する事は
ありますが^^;
よっしいさん、ひとつ質問よろしいでしょうか。
よく癌の終末期で呼吸困難を呈した患者さんに、
モルヒネや安定剤が推奨されていると思います。
これらの薬の使用は、呼吸器の先生的には如何ですか?
と言いますのは、特にCOPD例などでは、
モルヒネは咳を止めてしまうので痰が出せなくなると
思いますし、口腔内の乾燥から痰が硬くなってしまう
こともよくあります。確かに呼吸苦を多くの例で緩和
しますが、この辺りの作用がいつも引っかかるのです。
BZは呼吸筋の力を弱めるのではないでしょうか。
不安が呼吸困難を強めることから抗不安薬、という発想
は分かるのですが、どうもエビデンスも十分にはない
ようですし、COPDでは効果なし、逆に悪化と否定的な
報告もあるようです。
あまり安易には使用せず、効果なければ中止する必要
があるのかな、と考えています。
メモも取ったことがないです。(すみません)
記憶力ないのに記憶に頼っていました。
でも、受けた説明は家に帰ってすぐ日記に書いていました。
分からないのは本やネットで調べて。
ところで、よっしぃ先生、専門用語での説明だとどうなるのか聞いてみたくなりました(笑)
がんでないCOPDの患者さんの事と考えてよろしいでしょうか?
がんでなければ、モルヒネを使用すること自体ためらいます。
保険病名で癌性疼痛をつけないといけないですし、ただ、本人家族が納得ならモルヒネを使用してダメなことはないと思います。
抗不安薬の効果ですが、ある人にはあるというのが実感です。
全くない人もいます。
一度、試してみてもいいと個人的には思います。
当たり前のことですが、呼吸困難がひどくて、暴れてしまうような場合は、セデーションをかけた方がよい場合が多いです。
akoさん
それは、akoさんの理解力がよいのでは?
理解の良さそうな方には、渡しそびれることがあります。
やはり、わかってるんかいな。と思う方には、必ず渡します。(周りの家族がみてわかってもらえるから)
>専門用語での説明
きっと、ちんぷんかんぷんですよ。
ないで話は変わるでしょうが、癌の終末期の呼吸苦の話
です。
正直なところ、あまり良い治療がないのは確かです。
しかし、SMT等と言って何でもかんでも安定剤という発想
には疑問があるのです。不安が呼吸困難感を強めるので
安定剤を、という事ですがBZ系が有効な不安というのは、
もっと漠然とした対象のない恐怖であり、COPD、癌末期の
更なる呼吸苦、そして死の恐怖を、果たして安定剤で軽減
出来るのか。
逆に呼吸状態を悪化させ、苦しくなる可能性はないのか。
ウトウトして反応が鈍くなっているだけに思える事も
あります。二重盲検どころか単盲検もなく(人道的に無理)、
したがってプラセボ程度の可能性もある訳です。
私はあまりBZのみで「楽になりました!」という声を聞いた
ことがありません(酸素とかモルヒネとか一緒に色々やって楽に
なる方はいますが)。しかし、呼吸器の先生が効果を実感
しておられるなら、やはり効果的なのでしょう。
しかし、どうも自分が呼吸困難の時にBZを使うことには
躊躇いがありますし、したがって目の前の患者さんにも
投与を悩んでしまうのです。よっしいさんは如何ですか?
シビアな呼吸困難の時は、自分なら積極的に使用してどろどろした状態になりたいです。(おそらく、回復の見込みはないから。)
ただし、呼吸困難感だけのときは、どうしたらいいのか正直よくわかりません。
自身、このように考えていますので、可能ならば本人と相談もしくは、家族とよく相談の上BZも使用しています。
私も最終的にはセデーションを希望すると思います。
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