はじめての当直 2は、救急病院での当直の話しでした。
救急病院には、1次、2次、3次とありそれぞれ役割が異なっています。
1次とは、入院の必要がないような患者さんを対象としています。
投薬だけですんだりとか、喘息発作(重篤でないもの)、吐き下しで脱水の時の点滴治療とかがこれにあてはまります。
2次とは、入院が必要、場合によっては緊急手術が必要な患者さんです。
虫垂炎(盲腸)の緊急手術や胃潰瘍などによる吐血、高齢者の肺炎などがあてはまります。
3次とは、2次で対応できない患者さんが対象で、救命センターなどがあてはまります。
はじめての当直の話しは2次救急の病院での話しでした。
2次救急の病院にもいろいろなレベルの病院があります。
分類していくとすれば、常勤医が夜間も対応している病院と、主にバイト医(非常勤)が対応している病院とにわけられます。
やはり、常勤医の方が仕事に対しての責任感が強いことが多いです。
非常勤は、翌日引き継ぐまでなんとか頑張ればいいと思い仕事をしていることもよくあります。
医師のレベルだけでなく、病院の設備の問題もあります。
例えば、夜間に検査はどこまで出来るのか?
ちなみに、はじめての当直の病院は、レントゲンと血液検査ができました。
救急をしている病院でも、レントゲンが撮れない病院や血液検査が出来ない病院もあります。
もちろん、CTや場合によっては、MRIなどとれる病院もあります。
以前は、夜間に救急をして、入院させて病院の売り上げを上げていた病院もたくさんありました。
事実、昔友人が当直に行っていた病院は、決まった当直代以外に1人入院させたらいくらって歩合給までついてる病院もありました。
しかし、今は医者の数が減って、リスクをおそれてしょぼい設備で救急をやってるような病院へはバイトの先生もよりつかなくなって救急の看板を下ろすようになってきています。
現実問題として、風邪で夜間病院を受診するような日本では、そのような病院も必要でした。
ただし、本当に緊急を要する場合、そのような病院は不必要です。
救急をする病院が減ってきたために、常勤医だけで救急をしている病院に患者さんが集まってきていそがしくなって、内科や外科のいわゆるメジャーと呼ばれる科の医者がやめたりして現在の医療状況ができてきています。
だから、風邪とかで夜間に病院を受診するのは控えるようにしてください。
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やっぱり、救急病院ないと困りますよね。
これ以上減らないように。
医療資源には、限りがあります。
もう、限界はすぐそこなのです。
『患者と医者をつなぐもの〜よっしぃの独り言』も読んでね。
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コメント
コメント一覧
なるほど、マスコミが「たらい回し」表現をやめない理由がこの辺からもあるのか。。。以前はこうだったじゃんという意識が残っているのか、デスクは年寄りが多いし、ひっきりなしに取材に行くことはなし。だから「たらい回し」なんて古い言葉が皮肉を籠めて未だに使われるのでは?と想像しちゃいます。「たらい」なんて、実物を見た人ってどのぐらいいるんでしょう(笑)。
「風邪で夜間受診」って、多いんですね。
本当の重症の人のためにも、自分も何かあったとき、
受診できる病院がなくならないよう、
節度をもって利用するよう、昼間の受診の方が、
いかに人手が多くて安心か、周りの人や、後輩達に、
宣伝しときます。
マスコミは、以前も今も医療の状況を知らないんじゃないでしょうかね。
以前のその状況を知っているくらいなら、今みたいなヘンな報道はないでしょうからね。
Kei☆さん
ぜひぜひ、皆様に広めてください。
病院も基本は、昼間中心に動いています。
夜間は、本当の急患のみにして頂ければ現場の負担はずいぶん楽になると思います。
するどい質問です。
かかりつけの病院があれば聞いてみればいいですね。
なければ、救急隊が適切と思う病院に搬送してくれますよ。
目安ですが、市立病院クラスが2次救急ですね。
救急救命センターなどが3次となります。
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