2次がんって何かご存じですか?
抗がん剤、放射線などの治療を行った後に出てくるがんの事です。
抗がん剤、放射線治療でもともとのがん細胞は絶滅させたんですが、正常細胞にもダメージが与えられて、その一部が無秩序に増殖するような細胞になって増えてきて検査でわかるようになると2次がんと言われます。
もちろん、治療が原因でがんが出てきたかどうかは確かめようがありませんが。
一度がんになった方ですから、もともと、いろいろながんが出来やすい体質の可能性もありますし。(がん抑制遺伝子の異常など)
しかし、がんが治ったかもって思ってたら予想もしないところのがんになるんですから、患者さんのショックは相当なものです。
私も何人か経験があります。
やはり、つらいものです。
前回、治療してますので抗がん剤するにしても副作用は強くなりがちですし。
しかも、自分の専門以外のがんである場合が多く、主治医が代わったりします。患者さんも不安になりやすい一因となります。
かといって、治癒する可能性のある場合は、治療の手をゆるめるわけにはいかないですからね。
まず、今のがんをやっつけないと。
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文献にもよりますが2次がんの発生は10%以上とも言われています。
だから、5年以上再発がない患者さんでもフォローしています。
『患者と医者をつなぐもの〜よっしぃの独り言』も読んでね。
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コメント
コメント一覧
但し、大人の癌の治療の場合は、『2次がんの発生は10%以上』などということは全くなく、放射線治療の部位に一致して癌が起こるのは数千人に一人程度?
患者さんがブログを見ておられることを意識しておられるのなら、前提条件が大きく違う文献の引用は避けた方がよいのではと思います。
”治癒する可能性のある場合は、治療の手をゆるめるわけにはいかないですからね。まず、今のがんをやっつけないと”という主題が伝わるでしょうか?
二次癌についての質問が出れば別ですが、通常は無視して良い(初回治療に精力を傾けるべき)問題ですので、煽るよりスルーして頂きたいものです。
放射線治療に限って言えば、『がんが治ったかもって思ってたら予想もしないところのがんになる』のは、放射線治療によって発癌したのとは、違います。
時系列はあっていても、因果関係はありません。
喫煙など癌になりやすい状態の方なら、多重癌になっても治療のためより、タバコが原因と考える方が自然です。
二次癌は嫌だけれど、なるまで怖がる必要はないというのが私の意見です。
先生のおっしゃられることはよく理解できます。
2次がんと言っていますが、本当に治療によって引き起こされた『がん』なのかたまたま2個目の『がん』が発生したのか誰にもわかりません。
がんが出来やすい体質でがんが重複することもあれば、喫煙によって2個目のがんが出来ることもあるでしょう。
2次がんをあまり怖がりすぎてはいけません。
がんを予防するための当たり前のことをすればいいと思います。
ただ、医療のネガティブな面も伝えなければいけないような気がしたのでエントリーしてしまいました。
逆に言うと、今のがんをやっつけないことには、2次がんにおそれることすらないわけですから。根治めざすなら精一杯の治療が望まれます。
放射線による2次がんについては、上記のMed_Lawd先生の書き込みを情報として、では、抗がん剤による2次がんの発生率の報告や論文等、医師の中では常識的なものはあるのでしょうか?
成人の癌治療では、初回治療が大変な重みを持ってます。
二次発癌の重要度は、初回治療の成績に比べれば比重は非常に小さいのです。
肺癌治療では、根治可能性があるかどうか(特に手術可能かどうか?)が、非常に大事です。二次発癌を気にして適切な時期に抗癌剤や放射線治療をためらうのは、家が燃えているのに水を掛けて濡らすのをためらう位、愚かなことです。
(患者の全身状態、副作用を考えて、抗癌剤・放射線治療を控えるという選択肢はあっても)
癌治療の常識では、小児の癌治療では二次発癌の重要性が言われています。特に、急性白血病で助かる人が多く出てきたため、長期生存者が当たり前になってきて問題になってきているのです。
(詳しくは、PDQ日本語 小児癌 二次悪性腫瘍 http://mext-cancerinfo.tri-kobe.org/database/pdq/summary/japanese.jsp?Pdq_ID=CDR0000343584#_116 を参照)
”家人の肺がん外科医”先生が恐れるほどではありません。
最後に、
『ほとんどの症例において、治療効果が治療によって誘発される二次癌リスクを大幅に上回っている点、また治療の長期に及ぶ有害な影響がより明らかになっているのは多数の癌治療に成功しているからにすぎない点を重視することが大切である』
http://www.cancerit.jp/NCIinfo/News/Benchmarks/second_cancer.html
という言葉を引用しておきましょう
『勉強したら将来ウツになる可能性が高くなるから勉強は有害です』と
『勉強したら将来出世したり成功したりする可能性が高くなるから勉強は有益です』
のどちらを強く信じますか?
その程度の話しです。常識でしょ?!
エントリー興味深く拝読しました。
二次がん、という言葉は初めて知りました。がんの再発とは違う意味で用いられるのでしょうか?
通常、5年再発しなければ完治、と聞きましたが今もそれは、変わらないのでしょうか?
私たち医学にあんまり明るくない人間は
がん=死・・・というイメージを抱き、不安になりがちです。
それは、「がん」というものの「正体」が、よくわからない、というのが理由の一つとして、あると思います。
私は、親族のがんを経験していますが、手術後13年経った今現在、再発はしていません。術前病理検査では、レベル3~4程度だったという記憶なので、もともと悪性度が高くなかった・・・というせいもあるかもしれないと、思ってます。
・・・なら、全摘する必要もなかった?なんて思ったりもします。でも、そのとき、疑わしきものは切除したほうがよいだろうと考えての判断でしたので、とりたてて後悔はしていません。それは、本人もそうだと・・・思ってます。
身近な人のがんを経験すると、がんって何?が、少しわかったような気がしますが、お医者さんほどはきっと、わかっていないのでしょうね。
だから、「がんは怖い」んだと思います。
2次がんを意識してがんの治療をゆるめてはいけません。
もちろん、副作用であれば仕方ないのですけど。
なぜなら、がんを制圧して初めて2次がんの心配が出てくるのです。
がんを治さなければ2次がんの話しすら考える必要ないわけです。
少し、脅しをかけたようです。すみません。
Med_Law先生
フォローありがとうございます。
この問題は、治療によって引き起こされたかどうかの判断が出来ないことが大きな問題です。
日本人の2人に1人はがんに罹る時代が来ると言われています。
ですので、治療後のがんすべてが治療によって引き起こされたわけではない。
うーん、難しい問題でしたね。
azukiさん
がんの再発は、再発です。
例えば、肺がんなら肺がんが出てきます。組織(細胞)を調べてみると最初のがんと同じ顔つきにがん細胞がいます。
2次がんは、最初のがんと全く別のがんが出てくることです。
例えば、肺がんの治療後に白血病になったとかです。
ただし、本当に、白血病になった原因が肺がんの治療が原因かどうかなど誰にもわかりません。
>5年再発なければ完治
一般的に、大丈夫だろうなと思います。
しかし、絶対的な指標ではないです。
乳癌などは、10年以上経ってから再発することもあります。
5年再発なければ、治癒している可能性が高い。くらいが感覚的に正しいと思います。
>わからないからがんは、怖い。
その通りなのでしょうね。
少しずつ理解すれば、意外と怖くないかも。
仲良くつきあえば、いい最期をもたらしてくれるかも知れません。
もちろん、悲劇的な場合もありますけど。
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