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2007.12.13 20:47 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 2

受動喫煙と腺がん?

夫の喫煙、妻の危険2倍に 厚労省研究班「家庭でも分煙を」なる記事がありました。

内容をみてみると、『夫が喫煙者だと、非喫煙者の妻が肺腺がんになる危険が2倍になることが厚生労働省研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で分かった。夫の喫煙本数が多いほど妻が肺腺がんになりやすい。』というものです。

一般の方は、『やっぱり。』とか『ふーん。』と言うような内容ですけど。

少し、引っかかります。

なぜなら、肺がんの中で喫煙と強い関係のあるがんは、扁平上皮がん、小細胞がんだからです。
腺がんは、どちらかと言うと喫煙との関係は強くないとされています。

ですので『何で、腺がんなの?』ってのが素直な疑問です。

記事を詳細にみるとわかってきました。
28000組の夫婦を13年間追跡調査を行い109名の女性が肺がんと診断されました。

その中で腺がんが82名いました。
ですので、腺がんに関して喫煙との関係を統計学的に処理できました。受動喫煙により肺がん(腺がん)のリスクが増える事がわかったのです。

では、腺がん以外のがんではどうでしょうか?
109−82=27
27名の内訳はわかりませんが、腺がんの次に多いタイプは扁平上皮がんですので20名前後のの扁平上皮がんの方がいると思われます。
おそらく、受動喫煙のリスクを統計学的に処理しようとしたのですが数が少なすぎて処理できなかったのでしょう。

小細胞がんなどもっと少なければもちろんできません。

よって、腺がんのみの記事になったと思われます。

厚労省のページも見てください。
受動喫煙とたばこを吸わない女性の肺がんとの関連について ―概要―

この研究により、比較的喫煙との関連の低い肺腺がんでさえ、受動喫煙によりリスクは1.3倍になります。
という事は、扁平上皮がんや小細胞がんのリスクはもっとある事が予想されます。

しかも、重喫煙者による受動喫煙や家庭内だけでなく職場でも受動喫煙がある場合のリスクはあがります。

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タバコ1箱1000円以上にすべきだと思います。


なかのひと

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<A href="http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/59/passivesmoking_lung.html" target=_blank>「受動喫煙とたばこを吸わない... [続きを読む]
posted from 夕螺の読書ブログ 2008.06.24 22:48

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テレビのニュースで、この件は見ましたが、
肺がんにも、いろいろあるんですね。

たばこ、今でこそ職場や公共の場で禁煙は当たり前ですが、
私が会社に入社した頃は、デスクに灰皿おいて仕事している上司が、
たくさんいました。今では考えられない光景です。
そういえば、病院の待合室にも灰皿あったし。
今、こんな病院があったら、えらいことですね。

たばこは1000円以上にしても安いくらい!
外国では、煙のでない噛むたばこがあるみたいですが、
煙のでるたばこは、販売禁止にしてほしいです。

でも、お医者さんは、ストレス多いから、
喫煙率高いのではないですか?
written by Kei☆ / 2007.12.14 19:27
 そういえば昔、病院の待合室にあった灰皿、いつの間にか見なくなりましたね(笑)。
 この統計を見て不思議に思うのは、喫煙する夫の肺がん罹患率です。煙草を吸ってんだから、夫も受動喫煙も同時に行うことになるのでは?? つまり、喫煙する人は受動喫煙で2倍になる以上に、肺がんに罹患する確率が上がるんじゃないかと思うんですが。。。
written by christmas / 2007.12.14 19:40
Keiさんも云われていますが、一昔前は多数のスモーカーに囲まれての仕事があたりまえでした。
特に最悪だったのが、火をつけたまま吸わずに灰皿に放置されたタバコの火先から出る煙(職場ではこれが多かったです)で、これは、喫煙者の口から出る煙と比べものにならないほどの苦痛を感じました。
一言に受動喫煙と言っても、オフィスの場合は半端でないし、タバコ本体からの煙りと口からの煙との出所の差もあるのでは?などと思ってしまった次第です。

その昔は、映画館や役所へ行くと濃い霧がかかった状態でした。
通勤時に歩きタバコの火でコートを焦がされたりなど色々ありましたから、あの頃に比べれば今は随分クリーンになったと思います。

ただ、病因については、何から何まで受動を含む喫煙のせいで片付けないで欲しいと思います。現代社会の過労やストレスは、オフィスでタバコが許された時代とは比べものにならないものがありそうですから・・。
written by aqua(一般) / 2007.12.15 01:02
Kei☆さん
私が医者になったころは、ナースステーションのそばに患者さん用の喫煙スペースがありました。
びっくりしました。

医者の喫煙率は、たしか現在10%程度で平均よりは低いようです。ただし、欧米の医者と比べると高いですが。

christmasさん
おそらく、喫煙者と非喫煙者のデータは出てるので今回は触れられていないのでしょう。
喫煙者が吸入する煙量と副流煙の煙量は圧倒的に自分で吸う方が高いのであまり考慮されないのでしょう。

aquq(一般)さん
もちろん、肺がんの原因をすべてタバコのせいにするつもりはありませんが、原因がハッキリしている物の中で関連は一番強そうです。

戦争の影響で、一時期タバコの配給が途絶えた影響でその時期に成人となった世代の肺がんの発症率は周りの世代と比べて明らかに低いのですよ。
written by よっしぃ / 2007.12.15 10:04
禁煙率が上がってきて久しいですが、なぜ肺がんの罹患率は下がらないのでしょうね?
たばこは喫煙者にとってリスクファクターにはなることは確かでしょうが、環境たばこ煙曝露が非喫煙者の肺がん罹患率に関係するのかはデータ不足でなんともうさんくさい感じを受けます。
もっとたばこ産業や厚生労働省はきちっとしたデータを出して欲しいと思います。
written by 国を挙げてのとんでも科学 / 2008.05.01 08:57
国を挙げてのとんでも科学さん

喫煙率と肺がんの関係ですごくわかりやすいのがあります。
GW中にブログにアップしますので楽しみにしてください。

ブログの中でコメント引用させて頂きます。
written by よっしぃ / 2008.05.01 11:57

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