前回、既存の抗がん剤治療に分子標的薬を2種類(血管新生阻害剤+EGFR阻害剤)組み合わせた治療が再発非小細胞肺癌の標準治療となるでしょうか?と言う話しをしました。
もちろん、続きです。
おさらいとして、前回の臨床試験の3つの治療法です。
①『既存の抗がん剤単剤』
②『既存の抗がん剤単剤+分子標的薬(血管新生阻害剤)』
③『分子標的薬2種類(血管新生阻害剤+EGFR阻害剤)』
③だったら、患者さんはずいぶん楽になるだろうと予想されます。はやり、既存の抗がん剤でつらい副作用である吐き気や全身倦怠感のおこる割合が比べものにならないくらい低いのですから。
また、致命的な副作用である、白血球減少時の感染症の発生も極めて低い事が予想されます。
しかし、いい事ばかりではありません。
分子標的薬にしかない副作用があります。ここでの2種類であると喀血、皮疹、薬剤性肺炎、肝障害の頻度があがる事が予想されます。
これらの副作用が2種類組み合わさるとどうなるのかもう少し多くの人に使ってみないと実際わかりません。
さらに、もう一点問題があります。
薬価がやたら高い事です。
①の治療は、1コース約10万円かかります。
②の治療は、1コース約60万円かかります。
③の治療は、1コース約70万円かかります。
さあ、みなさんが①から③の治療を選択してください。
どれも効果はほとんど同じです。
ただし、副作用は③が軽いみたいですよ。
どの治療を選びますか?
個人的には、③を選びたいですね。(未知の副作用がないとしたら。)
しかし、今の医療事情などを考慮すると分子標的薬2種類のみの治療が標準治療として認められるのでしょうか?
最終的な結論としては、第3相試験の結果を見て決めないといけないの事ですが。
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肺がんの患者さんは、今増えています。新しい薬もどんどん開発中です。とくに、分子標的薬関係が。
と言う事は、医療費は、増える運命にあるのです。
って言うか、日本の医療費は、パチンコ産業と同じくらいなんですって。
それでも、政府は減らしたいんですね。
医療費を少しでも削減したいなら、新しい薬の値段を安くしたら結構簡単にできるかもしれませんね。
製薬会社から凄い圧力をかけられるのでしょうけどね。
実は、アメリカと比べて血管新生阻害剤の値段は、3割ほど安い値段が設定されているようです。(今日知りました。)
christmasさん、先に値段の話ししちゃダメじゃないですか。参りました。m(_ _)m
高くても、効果があれば皆さんも使いたいですよね。
医療費削減をかかげる政府の関係者には使いたくないですけど。
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私の通った病院では治療前に別室に呼ばれ、体重と1回あたりの1、2、3、10割別の薬品代の表を見せられ、手術前の説明と同じく、心の準備をさせられます。
外来治療のできるのが分子標的治療薬の良い点だし、何としても治療費を稼がなきゃぁぁぅぅぅっって、仕事にも気合いが入りますです(T▽T)。
>医療費削減をかかげる政府の関係者には使いたくないですけど。
きゃあっ、言ったぁっ! よっしぃ先生、素敵ですぅっ(≧▽≦)。
薬代は、個人負担なんですか!?
ビックリしました。治験じゃないの?値段はビックリするぐらい高いですよね。
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