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2007.11.02 08:31 |  診療  |  研究  |  医療制度 / 行政  |  よっしぃ  | 推薦数 : 6

医療費削減の提案

日本の医療の現状で述べたように日本の医療は、近年高齢化が極端に進んでおり、医療費がかさむ事が明らかであるのにもかかわらず国内総生産に占める医療費支出の割合は低く抑えられています。

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経済協力開発機構(OECD)が先日発表した2005年基準の保健統計によると、

①日本の国内総生産(GDP)に占める医療費支出の割合は8.0%で、OECD加盟30カ国の中で22位であった。
OECD平均は9.0%だった。米国が15.3%で最も高く、次いでスイス(11.6%)、フランス(11.1%)、ドイツ(10.7%)の順だった。

②人口に対する医師の割合は1000人に2.0人であった(平均3.0人)。 OECD加盟30カ国の中で27位であった。

③日本がトップだったのはCT、MRIなどの高額医療機器とくにCTは、加盟国平均の4倍で2位以下に大差をつけての首位です。

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つまり、世界的に見ても安くて質のよい医療が提供されています。

であるにもかかわらず、以下のような記事がありました。

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診療報酬引き下げへ=来年度予算で財務省方針
10月31日3時0分配信 時事通信
http://s02.megalodon.jp/2007-1031-1944-20/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000014-jij-pol

  財務省は30日、2008年度の予算編成で、医師の給与などとして医療機関に支払う診療報酬を削減する方針を固めた。医療機関側は厳しい現場の実態を挙げて増額を求めているが、同省は「医師の給与は依然高く、業務の合理化余地はある」と判断した。薬価部分を含め3.16%となった前回並みの削減幅を念頭に、厚生労働省や与党と調整に入る。
 財務省によると、06年度の医療費は33兆円。このうち国・地方の公費負担は11.2兆円と、3分の1を占める。制度改正を行わなければ、高齢化に伴い医療費は毎年3~4%増え続け、25年度には56兆円に膨らむ見込みだ。 
ーーーーーーーーー(引用終わり)

経済協力開発機構(OECD)が発表したデータによると安い医療費で、質のよい医療を提供していると考えるのですが更に合理化の余地があるのでしょうか?

それならば、もっと削減できるところがあると思いますので提案したいと思います。

再度言いますが、個人的には医療費の削減は必要ないむしろ医療費を増加させないといけないと考えているのですがどうしても削減したいならばこんな所から削ってはいかがでしょうか?

私の提案は『重粒子による治療施設の新規建設の中止』です。

がんの治療において(特に初期のがん)重粒子による治療は、非常に有用だと思います。
簡単に言うと目的とする腫瘍をドカンと焼き切るような治療です。
特に肺がんの場合1期の治療では手術にも劣らないような成績とも言われています。

ですので、重要な臓器に接してるところは難しいし。肺がんだとリンパ節転移があると適応にはなりません。

肺がんの場合は1期だけですので、対象となる患者さんの絶対値は少なく、非常に適応の狭い治療なんです。

平成19年3月現在日本に
日本には6カ所の施設があります。

見て頂いたらわかるのですが、大都市周辺の決して都会とは言えない場所に多くあります。

なぜでしょうか?

加速器という非常に大きな装置が必要だからです。
どれくらいの装置かというと65m×120mの大きさの装置です。
でかいですよね。

甲子園球場のバックスクリーンまでが120mですからね。
甲子園球場の半分以上の広さが必要なんです。

気軽に普通の病院が重粒子の施設を作ろうと思ってできる大きさではないですよね。

都会の土地代の高いところには作りにくいですよね。
もちろん、装置がその大きさなのでそれだけでは意味がありません。
もっと広い敷地が必要となりまし、建設費もかさみます。

世界中で重粒子の施設は、どんだけあるでしょうか?

世界で27カ所しかありません。すでに日本に6カ所あります。
このうち、炭素線を使用できる施設は3カ所、そのうち日本に2カ所あります。

今後の施設建設の予定ですが、11カ所もあるようです。すべて、建設されたら今の3倍です。

ここにあがっていない予定もあるようです。

日本の狭い国土で世界に30カ所ほどしかない施設をどんどん建設するのはどうなんでしょう?

また、重粒子による治療施設は、当初から黒字にならないとも言われています。

治療費は約300万円強です。ちなみにアメリカのロマリンダ大学での重粒子の治療は700万円程度かかるようです。

何で、黒字にならないと言われていてアメリカの半額以下の値段設定なんでしょうね。

おそらく、ダム建設とかが減ってきて次は重粒子施設だ。みたいな感じじゃないのでしょうか?

この建設費も立派な医療費ですよね。

まあ、立地的に九州、東北か北海道に各一カ所あってもいいかとは思いますが。

新規の重粒子施設の建設を中止すればそれだけでずいぶん削減できると思うんですけど。どうでしょうか?

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重粒子の治療は手術の難しい高齢者とかには非常にいいんですけどね。まだ、そんなたくさんはいらないんじゃないですかね。
しかし、予定通り全部作ったらいったいいくらかかるのでしょうね。


なかのひと

放射線治療の専門の先生も今の施設数で十分と考えている先生もいます。

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診療報酬、また引き下げか?(追記あり)
医療費削減と医師数削減政策のおかげで、 日本の医療は崩壊へ進んでいるのですが。 更に加速しそうですね。 他のブロガーの方達も皆さん書いていますけど。 診療報酬が更に削減されそうです。 ... [続きを読む]
posted from 健康、病気なし、医者いらず 2007.11.03 15:11

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こちらもトラックバックできないようですので、コメント欄から失礼いたします。
written by noel / 2008.01.10 20:33

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