もう、ずいぶん前のことです。
Uさんは、そう頭にガムテープを巻いたことのあるUさんです。
Uさんは、イレッサを始めることとなりました。
期待される効果、副作用について説明を行い『では、明日から始めましょうか。』と会話は終了しました。
あとで、ナースがUさんの部屋へ行き話しを聞いてみると
『わしな、明日からな、新しい薬飲むんや。何やったかな、エ、エ、エー、エリサベスやったかな。』
ナースに『イレッサやから、Uさん』とつっこまれながらイレッサを開始しました。
ちなみに、私は『イレッサ→エレッサ→?→エリザベス』と変化したのではと分析しましたが、いかがでしょうか。
それでも、ことあるごとに『エリザベス、エリザベス』とおっしゃっていました。
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つづく
オチないんですけど、3部作と言うことで。
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コメント
コメント一覧
よっしぃ先生、患者が病気のことを仮に正しく理解したとしても、がんというカテゴリー内において、気持ちは暗い方へ向うことが圧倒的に多いように思います。事実と心といかに折り合いをつけるか、で悩む私はUさんのエピソードっていいなと思っちゃいました。
いいですねぇ!
私の同居人もかなりオポンチで陽気な末期ガン患者で、「最期はどうしようかなぁ〜やっぱり『みんな!ありがとう!ガクっ』←頭が横を向く……って言うのが良いかなぁ」って何度かリハーサルしてました……!が、Uさんにはかないません!
でも、薬の名前って小難しくて、Uさんが間違えるのはわかる気がしますよ。
同居人が覚えたのも「ハイペン」と「オプソ」位で、「オキシコンチン」は「モルヒネ」だったし……。
そうゆう私もコンチンの薬の袋に怪しい葉っぱの絵を描いていました。
あ、多分オキシコンチンは「オキシ……う〜、なんだっけ?コンチクショウか?」みたいな事言ってましたよ。
喜んでいただいて幸いです。
とっても、明るい患者さんでした。Uさんみたいな、患者さんと普通のま患者さんとでは、病状説明も若干変えて行いました。
マーボーさん
確かに、初めて聞いたら難しいですよね。
同居人の方も、明るい楽しい方であった事が伝わってきますね。
でも、Uさんイレッサとエリザベスは、ちょっと、、、、、と思ったんで。
いっその事、よっしい先生の所では、それで統一してみるのは、いかがでしょうか??
便秘用のお薬の袋には、私はウ○チ君の絵も描いておりました。
ちなみに私は時々、ゲフィチニブをゲフィニチブに、GCSFをGSCFと間違え、こっ恥ずかしい思いをする時があります。略語は特に覚えにくいですよね、、、だから覚えませんけど。
うちの施設だけイレッサはエリザベス!
実はUさんの入院してた病棟では通じる事が多いです。
便秘薬に、、、、見たことないです。
医師の前では見えないようにする人多いような。。。。
christmasさん
医者は、GCSF間違えることほとんどないですが、ゲフィチニブとゲフィニチブは、よく間違えます。
ですので、学会などで口頭ではイレッサと商品名で呼ぶことが多いです。私もそうです。
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