病院で医者は、実にいろいろなことを考えています。
もちろん、患者さんをよくしたい。と言うのが一番の基本です。
細かくは、場面によってかわってきます。
外来にて医者の考えてることを伝えたいと思います。
まず、予約一覧を見て予約者が多いか少ないかを気にします。
多いと、序盤からハイペースで診察することになりますし、少ないと少しゆとりをもって普段はあまり聞かないようなことも患者さんに聞いたりします。(すると、終わる時間はかわらないこと多いですけど。)
外来診察(新患を除く)は、ほとんど定期受診の方で、今までと変化があるかどうかが一番の問題となります。
ここで言う変化とは、患者さんの自覚症状(患者さん自身でないとわからないもの)と診察所見や検査データ(血液検査、画像検査など)などの医者でないとわかりにくいものとがあります。
変化がなければ、前回と同じ処方を出して(なければ薬なしで)次回の外来の予約をとって終わりです。
変化があれば、何らかの治療を要するものか、経過観察でいいものかの判断をします。
その判断ができなければ追加の検査などを行うことになります。
治療を要するにしても、緊急性があるのか、ないのか、経過観察でも悪化する可能性があるのかないのかを判断します。
実は、この判断が非常に難しいときがあります。
特に緊急性の有無は、一歩間違えると生死にかかわる場合もありますので。
この判断は、検査結果などをみれば医者なら誰でも、急いで処置しなければ(専門医に紹介しなければとか、入院させなければ)ならない。と思えるものもありますが、そうでないものもあります。
もちろん、そうでない場合が一番対応が難しく、なんて言ったいいんでしょうか。個人的には医者の嗅覚(医者としてのセンス)ではないかと思っています。
『検査上はそうでもないけど、何かやばい』と言う直感ですね。
この感覚が実は医者として一番大事なものじゃないかなって思ったりします。
今日は気楽に書き綴ってみました。
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外来での話しですが、病棟でも同じですよね。
私には、この話しは普通すぎて面白いかどうかがわかりません。
たぶん、医者には当たり前すぎて面白くないんじゃないかと思います。
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コメント
コメント一覧
いつもブログ拝見しています。
眼から鱗でした。この記事はものすごくいいと思いました。
こういう記事で患者さんが医師の外来での思考を理解していくれることを非常に期待します。
あと、診察室に入って主治医の顔を見て疲れていそうだったら、なるべく早く終わるように言葉少なにします。特に自覚的に何もなければですが。
異動になった前の主治医は、時々、人が違ったのかと思うくらい生気のない顔で、へろへろ状態で外来をこなしている時がありました。当直明けらしいと思い、もう、速攻で終わるように協力しました。
病院の混み具合や医師の様子を見て、協力した方がいいんだよなあと、医師に話すほどでもないかと、話すのを迷ってしまう患者にしたら、医師の嗅覚でチェックされたら幸いに思うでしょう。しかも、医師には当たり前の話なら、安心できます。
いつもありがとうございます。
医師と患者さんとの関係もつきつめれば人間対人間の関係です。
ですので、よりよい状況になるために医師の考えることも知って欲しいと思い書いてみました。
実は、いつも研修医に医者としての嗅覚が大切と飲み会で教えていました。磨いて磨けるものでもないと思うのですが。
上の先生でも、嗅覚ない先生たくさんいらっしゃいますよね。
akoさん、christmasさん
そうですね。患者さんでもこちらの事情を察知してくれる患者さんいらっしゃいます。非常にありがたいです。
患者さん自身のいつもと違う感覚。大切です。特に初めての症状は大切だとおもます。(頭痛関係は特に)
医者は、基本はほっといて大丈夫かどうかを常に考えてると思いますよ。
でも、嗅覚のない先生は、こっちがビックリするぐらいほったらかしであることがあります。残念ながら。(何か起こってからきっちり対応しておりますが、目を摘めないことが、、、、)
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