がん難民って聞いたことありますか?何のことかわかりますか?
がんの患者さんで、初回治療した病院から『どっか他の病院を探してください。』とか言われてどうしていいかわからなくて困ってる患者さんの事です。
なぜ、このような人々ができるのでしょうか?
要因の一つとして、医療制度の問題があります。
たとえば、入院期間がある程度以上になると病院の収入が減るという事実。そのような、患者さんがベットの多数を占めていると経営的に厳しいというわけです。
また、病院自体の問題。がんの拠点病院となるような病院は、研究期間としての側面もあります。(すべてのがん拠点病院がそうではありません、中にはなんでこの病院が拠点病院なの?みたいな病院もあります。ですので、がん拠点病院だから、がん治療のレベルが高いかと言うとそうでないこともあります。(もちろん、レベルの高いところが多いですが。))
簡単に言うと臨床試験に入ることのできる患者さんを優先的に入院させると言うことになります。
臨床試験は、主に初回治療に関して行われることがほとんどです。
ですので、初回治療が終了したりとか、ギアチェンジしたりとかしたら、いろいろな症状が出たりして入院が必要となり、臨床試験に入るべき患者さんのベットが確保できなくなる。
こんな理由(他にもあるでしょうが)で『がん難民』ができあがります。
かれらは、どこに行ったらいいのでしょう?ホスピスでしょうか?
ホスピスは、システム上緩和目的の放射線治療や抗癌剤治療でさえ、行いにくくなっています。(医療報酬のシステム上の問題で抗癌剤、放射線治療を行うと赤字になる場合が多いため。)
仮に、病院を移ったとしても新しい担当医、新しい環境で不安を抱えた患者さんは、どう思うのでしょうか?(本人が希望してかわった場合は別ですが。)
治癒しなかったがんの患者さんの残された時間が非常に大切です。
その時間を有効に使うためにがん難民は、なくさないといけません。
がん拠点病院が、がん難民を出さないでやっていけるような医療制度を整えてください。
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緩和ケアの講習を医療関係者は、全員5年以内に受けなさい。
いいことなんですけど、がん難民を出さない方が先じゃないかと思います。
今の制度をかえないと出さないようにするの難しいですよね。
あと、お産難民なんて言葉も最近出てきてますよね。とくに、奈良県で。これも、行政の問題が一番じゃないですか?
詳細は、他のブログを見て頂ければわかりますが。。。。
部門によっては患者さんを受け入れれば受け入れるほど赤字になるような診療報酬の設定など、医療行政が抱えている問題はたくさんあります。医療資源にも限りがあります。このことは、みんなが理解しなければならない問題だと思います。
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コメント一覧
病気や医療ニュースをきっかけに「日本の医療に未来はあるか」や「医学は科学ではない」「医療崩壊『立ち去り型サボタージュ』とは何か」、そして最近「医療の限界」を読みました。
今、日本の医療は危機的状況にあるのですね。
ニュースで聞くだけでは正確な事情は伝わらないと思いますので、多くの一般人に「医療崩壊」の本だけでも読んで欲しいと思っています。
人間はポックリよりも徐々に死んで行く人の方が多い。’徐々に’の段階の治療や施設が少ない…。やはり思いつめてしまいます。「がんになってもあわてない」もがん難民について詳細が書かれています。
内容が、簡単すぎでしたか。
医療について真剣に考えてる人が少なすぎると思います。
医療も質を保つためには、受診制限をかけないといけない場合があると思います。
大規模災害でのトリアージは、ご存じですか?
黒い札をつけた人は、助からない人です。たとえ呼吸してても他の助かる人を助けます。
もしかしたら、日常からそんな世界がくるかもしれません。
christmasさん
徐々にの施設はなくてもいいんじゃないですか。
自宅でのんびり好きなことして過ごす時間かなと思います。徐々にの治療。。。この分野は宗教かと個人的には思います。将来的に、変わっていくかもしれませんが。
私は神を信じるのがちょっとねえなので、もっぱら本を読みます。色々な本のイイトコ取りです。あ、よっしぃ先生のブログに書き込みするのも自己解決法の一つです。
>もしかしたら、日常からそんな世界がくるかもしれません。
日本の医療が急速に崩壊しているからでしょうか?
どんな事態になっても慌てないように覚悟して見守りたいと思っています。
もうすでに、その行為が宗教の一部じゃないでしょうか。いいとこ取りすることが。
家族の心のケアのために、家族外来を開いてる施設もあるようです。
akoさん
極端なたとえですがね。可能性は、ほぼゼロだと思いますがね。
産科に関しては、かなり危険な状態だと思います。
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