もう、ずいぶん前のことです。
当直中にその出来事は起こりました。
PHSが鳴ります。
『喘息発作の患者さん、救急車で来るそうです。』
『わかりました。』
まだ、夜も10時すぎ元気に働けます。
救急車で来るのか、喘息でも重症やろうな。カルテでもと思い救急外来で待機します。
今まで、救急外来ほとんどきてない人やな。などと予習をしてみます。
遠くからかすかに救急車の音が近づいてきます。
『来たな。』
サイレンの音は大きくなってから消えました。車のエンジン音が救急外来の外から聞こえます。
ナースが救急外来のドアを開けます。
救急車が停止しました。
救急隊員が車の後ろのドアを開けました。
なかから、1人の男が飛び出してきました。
家族かな?
その男は町の中へ走って消えました。
???
もう1人その男を追いかけて女が走っていきました。
??????
はっはー、喘息とは違う別のけんかか何かの救急車が来たんや。
自分で状況をわかるように努力してみました。
救急隊員が駆け寄ってきます。
『すみません。』
???
女の方だけ戻ってきました。
『すみません。』救急隊と私に言いました。
???
『カゼを引いてて、さっきから、ぜいぜいいい出したから、私が救急車呼んだんです。そしたら、あの人病院なんかいかなくても大丈夫やって。なんとか救急車に乗せたんですけど。。。。。。本当にすみません。』
ようやく、状況が理解できました。
救急隊も謝りながら帰っていきました。
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コメント
コメント一覧
精神化病院から逃走したひとはいましたが(^^;
はい、ほんとうにビックリして何が起こったのかわかりませんでした。
救急車の扉が開いたら男がピューって走って逃げたんですよ。
救急隊の方がほんとうにかわいそうでした。
rinzaru先生
やはり、救急車が来るといつも緊張してしまいます。
ほとんどは、たいしたことないですけどね。地雷が混じってますから。
そもそもその程度で救急車を呼んではいけません。
日本はやはり甘すぎですね。
ちなみにその時のエピソードとして・・・
その日の当直は小児科のDr.でした。
症状を伝えた後吸入の処置をして頂きましたが、
暫くしえて心臓はバクバク!頭はくらくら。
とっても立てる常態ではないと伝えると、頭がもうろうとしている中、何やら看護師さんとの会話のやりとりが聞こえてきました。
どうやら、薬の量を間違えていたようでした。
ホントにタクシーがわりに救急車を利用する人がいます。
常連さんもいらっしゃいます。悲しいですね。
救急車の利用は全員からお金を取る事にして医師が(もしくは、公的機関が)救急車が必要な状態であった事を証明すればお金が返ってくるような制度がいいんじゃないでしょうかね。どうでしょう?
吸入薬の副作用は、きっとβ刺激薬のものでしょうね。
その後、何もなくてよかったですね。
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