いよいよ、明日は検査です。ここまでくれば覚悟はできてます。下剤など前処置の薬を飲んで寝ました。
朝起きて、トイレに行くと泥状便です。
研修医の時に前処置が不十分で便が残りまくってる患者さんの検査を見たことがあったので、前処置だけは完璧にしようと考えていたので、これからが大変です。
ムーベンと言う腸管洗浄剤を約2000ml程度飲まないといけません。
これが、結構つらい、まずいし。
どこで?当直室やな。
当直室にムーベンを持ち込みそこで飲むことにしました。勤務先には昼から大腸ファイバーの検査を受けるとは言ってないので、病棟と当直室とトイレをあわただしく行ったり来たりしてました。
そんな感じで何とか完全水様便になり、しかも、色はビールを飲み過ぎたときの小便の色。前処置はほぼ完璧。と思っていたら肛門付近になにやらふれる。
しかも、押さえると入っていく『あ~ヘモ(痔)やん。』
ヘモで便が出にくいだけやったら大腸ファイバーなんか受けへんのに!
気付くん遅すぎや。今さら、やめられへん。あきらめて病院に行きました。
ほぼ予定の時間に病院に到着。例の普通の生活ではありえない検査着(おしりのところに穴が開いている。)に着替えました。
いよいよ、名前を呼ばれ検査室に入りました。
ベットの上に横になると患者さんにも見える液晶のモニターが壁に掛けてあります。ナースがやってきて注射をされました。駆血帯をまかれあれiv?(静脈注射)やん。気になったので聞いてみました。
『注射の中身何?』
ナースは驚いたように『お薬、詳しいんですか?』
『医者なんです。』
『ドルミカム(眠たくなる薬)です。いつも使ってるんですか?』
そんなこと聞かんでええやん。と思いつつ
『ときどき』と素直に答えてしまいました。
結局、ドルミカムをうたれてすんごいぼーっとしてたので検査はほとんど苦痛を感じずあっという間に終わりました。(薬にせいじゃなくて術者の腕が良かったのかもしれません。)もちろん、ヘモ以外何もなかったのです。
めでたし、めでたし。
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もう、ずいぶん前のことです。
F医師が『なんか、うんこの出が悪いな。』と気がついたのは。
最初は、そのうち良くなるわ。と軽く考えていましたが、症状は、悪くなる一方。
しかも便柱(太さ)が、細くなってきました。
何かある。F医師は、自分自身で確信したものの、『検査って大腸ファイバーやん。正直、一番受けたくなかった検査やん。』
自分で、浅め(こわいから)のジギタール(直腸診です。)を行うも何も触れず。
『どこで検査を受けようか?知り合いのいないところでこっそり受けよう。
仕事、休めないしな。土曜日でも初診みてくれる病院にとりあえず、行こう。』
そこまでは、きまったのですが受診するフンギリがつきません。
だらだら、してたら便に鮮血が混じってました。早く、検査受けないと。
重い腰をようやく上げて自宅から30分圏内にある病院を受診したのでした。
土曜日の午前診、紹介状なしで病院に到着。
意外と待ち時間が少なく、診察室に入りました。若いレジデントであろう先生でした。ややこしくなるといけないので医師であることを告げ、病歴を説明しました。
採血と検査の予約をして帰りました。午後からの検査であり、午後から早退できそうな曜日で予約をしました。前処置用の薬をもらい帰りました。
続く
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