もう、ずいぶん前のことです。
その病院の内科は、臓器別に分かれておりました。
循環器、消化器、呼吸器、内分泌、腎臓、血液、膠原病と6科の内科がありました。
6科の内科を標榜しておりましたが実際は、循環器、消化器、呼吸器、内分泌と腎臓、血液と膠原病と4つのグループに分かれて診療しておりました。
争いは主に循環器、消化器、呼吸器において起こりました。
初診で診た患者さんを誰が主に担当するかと言うことです。
やはり、高齢化社会、年寄りが多いです。年寄りは、老衰と考えられる状態、もしくは、重篤な病気でない状態(専門的な治療が必要でない状態。)で入院となることもしばしばあります。
わかりにくい表現ですね。
簡単に言うと、内科であれば誰が主治医でもいいような状態です。
高齢者が、熱を出します。食べれません。じゃぁ、入院ね。みたいなときです。
やはり、どの科の先生も自分ところの領域じゃないよね。って話になります。
循環器の先生は、心エコーを当てて
『心臓は動いてますね。心不全ではありません。うちじゃないですよ。』(心臓が少しでも動いてたら心不全じゃないのか!?)
消化器の先生は、
『年寄りが食べれないのは当たり前や。うちの疾患やない。』
挙げ句の果てに胃癌がみつかっても、『高齢者のがんは、誰が診ても一緒や。』
呼吸器の先生は、
『年取ったら、誤嚥するのは当たり前、だから、年寄りの肺炎は呼吸器の病気じゃない。』(肺炎て誰が考えても呼吸器の病気ですよね。)
確かに、そのような状態の患者さんは、専門的な治療の必要性はなく、治療の反応性も悪く。長引いてしまうことが多い。
しかも、入院前より調子が悪いままだと家族が
『入院するまでは、自分で身の回りのこと出来てました。その状態になるまで退院は無理です。』と言われることもあります。
現実に病気になり入院がきっかけになり、そのまま寝たきりの状態になる方もいらっしゃいます。
結局、初診で診た先生の科もしくは、院内で立場の弱い科が担当することが多かったです。
ほとんどそのような症例は、研修医の先生に主治医が回っていくんですけどね。きっと、どこの病院でもありますよね。
あるあると思われる方人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 |
コメント
コメント一覧
今もその病院は同じ事やってるんでしょうね。
コメントを書く