前回に引き続き、呼吸器学会のネタです。
小児科、産婦人科の医師が少ないことは、すでにみなさんご存じのことと思います。
あるワークショップで呼吸器科の医師が少ないと報告されました。
全国の病院(診療所ではありません)の標榜科に属する医師の数を調べたものでしたが、呼吸器は、3〜4%しかいませんでした。ちなみに、小児科、産婦人科とほぼ同じ水準でした。
もちろん、小児科、産婦人科と比べると専門性は低く、ほとんど他の内科医がいればカバーできることが多いと考えられます。
『いたら、便利だけと、いなくても困らないのが呼吸器内科か?』
などと考えたりもします。他の内科の先生が手を出しにくいのは気管支鏡検査、CTガイド下生検、結核診療ぐらいですかね。
ただし、今後肺疾患は増えます。まだ、肺気腫なんて埋もれて診断されてない患者さんがたくさんいるでしょうし、肺癌もまだ増えます。
しかも、新しい分子標的薬(抗癌剤)が今後どんどん開発され肺癌の予後が改善すると必然的に患者さんの数は増えます。
また、肺については未知の領域もまだまだあります。
研修医の先生、呼吸器も選択肢の一つとして考えてみてください。
研究をするにせよ、臨床をするにせよ、生活に困ることはないと思いますよ。
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コメント
コメント一覧
COPD、アスベスト、アレルギー、肺がんとカバーする領域多いですよね。専門外ですがそう思います。
呼吸器療法士が増えると呼吸器内科医としても活躍しやすいのでは?
あんまり呼吸器内科が少ない、って印象はないんですが。
そんなに少ないですかねー。
肺ガンは、今一番増えてますから、困りますね。
COPD,肺炎、喘息は循環器でも結構いるので。
重くなった時に、呼吸器の先生がいると助かるんですが。
たしかに呼吸療法士が増えると助かりますよね。
患者指導をずいぶんお願いできるようになりそうです。
開業医の先生へ紹介するときに、肺気腫のフォローは難しいです。とか断られたりしますね。
Dr. I 先生へ
私自身も呼吸器科の医師が少ないとは実感していません。
ただし、多いとも思いません。近辺の市民病院クラスの病院で呼吸器専門医のいる病院は50%くらいですし。
1人、2人の人数で呼吸器科を立ち上げろといわれても困るんですけどね。
循環器や消化器に比べ、人気がない印象を受けます。
そうですか、少ないと実感されてますか。
実は、うちの近辺も呼吸器科をつくったりした病院もありますが、結局、1人か2人でやってると、無理がきてなくなちゃったりしていますね。
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