みなさん、最期はどこで過ごしたいですか?
緩和ケア(医療)を考える上で避けて通ることのできないものです。
たたみの上で死にたいですか?もちろん、病院で最期をむかえたい人が多いのですが。
がんの末期の患者さんでも『病院はいやだ。できるだけ家で過ごしたい。できたら、最期まで家で過ごしたい。』と希望される方がときどきいらっしゃいます。
本気で、希望されるなら元気なうちから手をうっておかないと今の医療制度では難しいと思います。何事も早め、早めです。
今の医療制度において病院で最期を迎える事は簡単なことです。
普通にしとけばほぼ100%そうなります。
では、自宅で最期を迎えるには、どうしたらいいのでしょうか?
まず、信頼できる往診してくれるドクターがいること(見つけること)。しっかりした訪問看護ステーションとコメディカル。そして、家族の理解。
これが、最低限必要なものです。
本人がいくら自宅での死を望んでも最後に家族がどうしていいかわからなくなって結局救急車を呼んで病院に来た。なんて事もよくあることです。
国の政策としては、医療費削減のために在宅死をすすめる方向であるようですが、
この問題は決して国が決めるのではありません。
個人個人が決める問題です。
みなさんも一度考えてみてください。
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コメント
コメント一覧
haredasuと申します。
下記はなかなか難しいですね。
特に、田舎では、選択肢が少ないですから、
>まず、信頼できる往診してくれるドクターがいること
>(見つけること)。
>しっかりした訪問看護ステーションとコメディカル。
>そして、家族の理解。
>これが、最低限必要なものです。
看護は、思う以上に大変なことだと思います。
今の介護保険制度のもとで出来るのでしょうか?
アメリカでは、
>気管切開を前提とした人工呼吸器療法については
>極めて消極的であることと,
>日本ではほとんど行われていない神経変性疾患患者さん
>向けのホスピスがかなり重要視されている
らしいです。
確かに、地方では、上に書いてある条件を満たすのは難しいかも知れません。しかし、今勤務している病院の近くでは、何人かの医師がチームを組んで往診専門の医療機関を作っております。(主に神経筋疾患の方対象のようです。)
今後、悪性腫瘍の患者さん中心の在宅医療(緩和医療を含めて)を行いたい気持ちはあります。また、ゆっくりどうするかを考えていきます。今の職場も充実してますし。
緩和ケアに造詣が深くていらっしゃることに感激しました。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
国のがん在宅死亡率40%(今はせいぜい5%)との目標を掲げました。そして、昨年末から、在宅をバックアップするような緩和ケア領域のがん戦略研究が走り出しました。どちらかの地方を選定してモデル事業を行っていくことになりそうですよ。
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