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1年目の時にであった先生の話です。
大学病院ならではのめずらしい病気の患者さんでした。
残念ながら、治療のかいがなくお亡くなりになられたのですが
ホントにお亡くなりになる直前は壮絶でした。
出血がひどく、輸血を毎日のように行いなんとか命を維持していました。最初はあと少しで亡くなられると言うことを理解できなかった家族も徐々に理解されだしました。
 
 
そのときのオーベン(指導医)が僕に言いました。『医者は、演出家でもある。人生の最後を本人と家族が一番望むような形で迎えられるように努力すべきだ。』
 
実際問題として、医者が演出家としてできることはほんの些細なことです。例えば、点滴の量をしぼってなるべくむくみの少ない身体にする。などはがんばればできることです。

今でも、その言葉は心の中に刻まれてます。
 
もちろん、病気を治療する治す事が医師の仕事です。治らない場合はできるだけの希望をくんで希望に沿うようにすることも大切ですよね。(もちろん、医療上必要な事は行った上でですけどね。)

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