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次の問題に答よ。「インフルエンザの予防策として、マスク、手洗い、うがいの中でエビデンスのあるのはどれか」。
40年ぐらい前の論文に、次のような実験で、すでに結論が出でている。
「インフルエンザの患者1人と、9人の健者」の組み合わせを3グループ(計30人)つくり、3つの部屋に閉じこめてトランプをさせる。
第1のグループは全員マスクをさせ、第2のグループは定期的に手洗いをさせ、第3のグループは定期的にうがいをさせる。
この実験により、手洗いのみが有効であることが証明されたのである。もちろん実験の手法を変え、手洗いのみが独立した有効因子であることが証明されている。
手洗いは、手に付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するため有効とされ、マスク、うがいの有効性は、今日に至るまで証明されていない。
「インフルエンザ予防の基本は手洗い」である。このような、小学入試の共通一次試験より簡単な問題を証明したのだから、昔の医師は偉かった。難しそうな書籍をバックに、物知り顔のアホ面で、テレビでコメントを述べる今の医師より偉かった。
かつてインフルエンザの予防として、空気清浄機なるものが流行していた。最近、空気清浄機をみないのは、商売に効果があっても、インフルエンザに効果がなかったからである。
もちろん軽度の発熱で、インフルエンザを心配して病院を受診する者ほど罹患の危険率が高く、ひきこもり症候群ほど危険率は低い。では、次の問題である。「恋人の愛情度とインフルエンザの感染率は、比例するか否か?」、答えは「勝手にしろ!」である。