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先日来、ナノキャリアやカルナバイオサイエンスの上場のお話をしておりましたが、意外な新顔?の上場が発表されました。
新顔というのは、失礼かもしれません。日本では馴染みがないですが、本格的な創薬バイオベンチャーです。
アールテックウエノが大証ヘラクレス上場承認が発表されました。
なに、この会社?と思った方が殆どでしょうね。実は、上野さんという日本人の方がアメリカで創薬を行って、実際に上市にこぎつけた会社です。
主幹事が三菱UFJ証券ということで、カルナバイオサイエンスにつぐヒットですね。
予想外の新顔の登場で、バイオベンチャーの上場が再度盛り上がりそうです。
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このブログでも何回か取り上げましたが、私のアメリカでの恩師であり、メンターでもあるVictor J. Dzau教授が来日され、ご一緒しました。
見た目は、フィリピン?タイ?という何人か?不明ですが、実は中国からの移民一世です。
英語の訛りがないので、皆さん、一世ということを知らない方も多いようですが、努力の結果、nativeの英語を話すようになられた方なんです。
現在は、Duke大学医学センター総長ということで、Duke大学の理系の全ての部門の総長で、20000人の方が下で働いているそうです。
今回は、なんとダボス会議から直接日本へこられました。ダボスで何をしていたのだろうと思いましたら、イノベーションに関する講演をしていたそうです。
そして、皆様おなじみの黒川先生ともお会いしたそうで、世界は狭くなりました!
日本でもメンターが話題になっているという話しをしましたら、ニヤッと笑っていましたが、怖くて突っ込めませんでした。
しかし、ボスの前ではいくつになってもstudentですね。最も、講演での紹介された時もmy studentという紹介でしたから、実態もそうなのかもしれません。
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少し前に今年のノーベル医学賞が発表されました。ご存知のように、いわゆるノックアウトマウスを作成する技術に関して3人の方が受け取られました。
実は、この中のオリバー・スミシーズ(Oliver Smithies、米国)先生とは、私は結構古いお友達です。とはいっても、スミシーズ先生は、もう御年82歳。同級生ではありません(当たり前ですね)。
彼らが、ノックアウト技術で作っていたネズミが高血圧や動脈硬化に関係したこともあり、10数年前から共同研究をしていました。
特に、彼の奥様は日本人で、素晴らしい方です。私は、一度彼の自宅に泊めていただき、朝ごはんをお世話になりました。自然の中の素敵な家でした。
スミシーズ先生のユニークさは、ノックアウトマウスは、第二・第三の仕事であることです。既に、十数年前にはいわゆるアカデミーのメンバーですが(PNASのコミュニケートをする権利ができます)、ノックアウトマウスの仕事でもらったわけではありません。
実は電気泳導の発明でメンバーになっています。私たちが実験できるのも、彼が電気泳導を見つけてくれたお陰です。
彼のラボにいくと、手作りのPCRマシーンがあり、彼の自作の機械が何年も稼動していました。
生涯一研究者というのが、本当にお似合いの方です。
ただし、意外に?短気なようで、学会にはご自分でセスナ機を運転して行かれます(私が知る限り80歳近くまでは、自分で運転?されていました)。あまり、奥様は同乗はお好みではないようでした。
あらためて、受賞おめでとうございました。
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前回書きましたように、ケンブリッジの方々とお話をしました。今回こられたのは、以前ケンブリッジ訪問時にパンティング・ツアーのガイドもしてくださったケンブリッジ大学Judge Business Schoolのオルコット教授とケンブリッジ・ネットワーキングのヒューキン先生です。
お二人に関西彩都とケンブリッジとの違いを聞きました。というのも、関西から研究所を移動することを決めた某企業のトップの方に理由を聞くと、関西でのバイオ産業の集積の弱さを指摘されたからです。
では、もし関西がケンブリッジになったらと聞くと、すぐに研究所を戻しますよという答えでした。
じゃあ、何とか関西をケンブリッジにということで、弱みの分析です。
結果は、シンプルでした。インキュベーター、公的研究所、大学などハード面やソフト面での補助は、むしろケンブリッジより良いのではということでした。では、何が足りないか?
Moblityという答えでしたね。即ち、人的移動が足りない。大学から企業、企業から企業、官から民、全ての間での移動が不足しているのが、原因です。
最も、これは彩都だけでなく、日本全体での話しです。イノベーション25は、こういう状況を改革しようとする試みもありました(ちなみに、次期政権は福田さんで決まりのようですね)。
私の意見は、成功事例の構築、これがmobilityをあげることになると思います。
最近、エコ・システムが注目されていますが、その本質は、成功の循環!これが鍵ではないでしょうか?
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実は、今第9回世界華商大会に参加しております。華商とは、華僑のことであり、世界の華僑の国際大会です。シンガポールのリー・クアンユー首相の呼びかけで、1991に縁に始まったのが、最初だそうで、華僑華人経済の活性化を目指すため、2年に一度世界で開かれているそうです。
今回は、初めて日本での開催が決まり、神戸を中心に大阪との共同開催です。各大会は、華僑の方の経済力を発揮し、それぞれの国のトップが主賓となっています(昨年は、盧泰愚韓国大統領です)。
残念ながら、今年は安倍総理の急な辞任表明・入院で主賓不在ですが、地元の期待は大変大きなものがあります。3000人ほどの方が参加されるようです。
私は、その中の産学官共同によるイノベーションというシンポに参加しており、会場からこのブログを書いております。残念ながら、裏?番組に田原総一郎さんが出演しているため、私のパネルはやや寂しい感じです。
私のパネルの前のセッションには、黒川先生がでておられまして、安倍総理辞任後始めてお顔をあわせました(前にブログで書きましたね)。いつもながらの雄弁で、アジアの交流の重要性を述べられておりました。
私も、香港大学の客員教授などをしておりましたが、中国やシンガポールのバイオでの発展は急激で、うまく日本も付き合うことは重要ですね。
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以前からブログでも書いていますが、大阪大学とケンブリッジ大学で日本で初めてのMOTIプログラムを共同で行っています。既に、第一期生が誕生し、好評のうちに大阪とイギリスでのコースを終了いたしました。
このMOTIコースは、ケンブリッジ側でも評判が高く、来年も実施することになりました。今回は、MOTIの来年の説明を兼ねた、ケンブリッジのバイオ産業の状況を説明するセミナーが、大阪と東京で開かれました。
ご存知のように、ケンブリッジはEU最大のバイオクラスターで、ケンブリッジフェノーメノン(現象)といわれるように、短期間で発展いたしました。
日本とも関係が深く、武田薬品が最近パラダイムというベンチャーを買収したりしています。
MOTIは、そのようなEUのダイナミックなバイオ産業の進展を背景にして、バイオ企業のマネージメントを学ぶコースです。
東京でのセミナーは、なんとイギリス大使館の中で行われました。めったに大使館の中に入ることはないと思いますが、良い経験でした。
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以前このブログでも書いたデコイの新型の論文がJournal of Gene Medicineに出ました。
デコイの最大の欠点は、血液中で容易に分解されてしまうことで、そのため局所投与しかできないという弱みがありました。
今回の発表論文は、その弱み解消のため、食べられやすい3’側をリボン(ループ)状にして、3’末端をなくしたことです。そのため、エクソヌクレアーゼという3’側を食べる酵素が食べれず、血液中でも安定になるというアイデアです。
今回の論文の中でも、血液中で安定であることを示していますが、他の実験ではリウマチ患者さんの関節液でも安定であることがわかっています。
現在は、関節内への投与を行う臨床研究ですが、静脈投与での有効性を出したいと思っており、現在進めています。
静脈投与で可能であれば、今大流行の抗体医薬のようになるのではないか、あるいは、抗体医薬との併用での有効性を示せるのでは、考えています。
ちなみに、今回の論文の筆頭著者は、ブラジルからの留学生で日系3世の女性で、我々の教室に参加して、最初の論文になりました。コメントを聞きましたので、書きますね。
彼女は、英語とポルトガル語しかできませんので、英語でご勘弁ください。
Ribbon-type Oligonucleotide Decoy: A new blocker for NF-kappaB
The devices originated from molecular biology research have provided new strategies to interfere in gene expression such as antisense nucleotides, siRNA, and decoy oligonucleotides, which have been showing applicability and efficiency in a variety of animal models and targeted genes. To translate them into devices, a series of optimization have been largely pursued. For example, substitution of phosphorus group for a sulfur group (phosphorothioation) in the backbone of oligonucleotides proved to highly increase its resistance against nucleases and its ability to bind to transcription factors like NF-kappaB, c-myc, and ets-1. The efficiency of these chemical modified decoy oligonucleotides has been shown by our and others groups, and to mention only the studies targeting NF-kappaB, the efficiency is reported in models ranging from myocardic reperfusion, restenosis, rheumatoid arthritis, to atopic dermatitis; with clinical trials going on nowadays.
Since that chemical modification has been pointed as cause for toxicity and non-specific effects, in the recent article (Osako MK et al. 2007 J Gene Med) we report a further progress in the optimization of decoy oligonucleotides: the development of a non-chemical modified oligo targeting NF-kappaB. We designed a phosphodiester nucleotide sequence for acquiring a dumbbell shape structure, which proved to protect the oligo extremities from exonuclease attack and delayed the degradation by nucleases present in serum. This new oligonucleotide, named Ribbon-type decoy, together with the stability, showed higher efficiency than the phosphorothioated oligo, and high specificity in blocking NF-kappaB. From our work, ribbon-type decoy rises as a candidate for replacing phosphorothioated decoy oligo in further studies: it is an efficient tool for inhibiting gene activation by NF-kappaB in basic research, and due to its non-modified composition, ribbon-type decoy has also potential for clinical applications.
Mariana Kiomy Osako BS., MSc
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創新とは、イノベーションの中国語訳だそうです。従って、表題は、イノベーション25戦略会議ということになります。
時々このコラムでも紹介している大学発ベンチャー応援サイトのDNDが、イノベーション25などの日本の変化を世界に発信するために、各国への翻訳による情報発信を始めました。
既に英語版はあったのですが、今回は中国語版です。私が以前に書いた緊急提言が中国語版に出ましたので、ご紹介したいと思います。
正直、中の感じをみると、雰囲気がわかるようなわからないような状況で、なんとも言いがたい雰囲気ですね。
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大阪大学では今年から一部の教室で社会人大学院生の募集が始まります。従来の大学院とは異なり、外の研究所や企業、病院などに勤務している方でも大学院に入学ができます。
今までですと、なかなか働きながら学位をとるのは大変でしたが、今度からはかなり楽になります。
以前のブログでも書きましたように、私たちの研究室では新しい仲間を募集しております。是非、社会人大学院を希望される方がおられましたら、お問い合わせください。
お問い合わせは、下記までお願いします。
565-0871吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科・臨床遺伝子治療学(谷山まで)
Tel: 06-6879-3406, Fax: 06-6879-3409
HP: http://www.cgt.med.osaka-u.ac.jp/index.html
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私たちの研究室(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学:長い名前ですね)では、難治性疾患への遺伝子治療や分子治療を研究しています。
また、このブログでも紹介していますように、遺伝子治療にとどまらず難治性疾患の新規治療法・再生医療全般に関して研究を進めています。
例年のことではあるのですが、大学院生・研究生・医員を募集しておりますので、ご関心のある方は是非お気楽にお問い合わせ、あるいは、見学におこしください。
私たちの研究室には、いわゆるMDだけでなく、他学部出身のPhDの方も多くいられますし、阪大に限らず全国色々な大学の出身者が集まっております。また、国内留学の方も多くこられており、多彩な自由な研究室だと自負しております。
研究グループは下記のようになっています。
1、分子治療グループ
転写因子を抑制するおとり核酸であるデコイを用いて動脈瘤や人工血管の狭窄を抑制する研究や喘息、アトピー性皮膚炎、炎症性腸疾患などの炎症性疾患への核酸治療の研究をしています。
2、脳グループ
アルツハイマー病や血管性痴呆などの新規薬剤の開発を行っています。
3、心・血管グループ
①心不全の新規治療薬の開発、②臓器の線維化、炎症、酸化ストレス、幹細胞の老化の関わり及びその治療法の開発、③超音波を用いた核酸導入法の開発、④アフリカツメガエルを用いた血管・血球・心筋への分化の解析、⑤癌の新規治療薬の開発、などを行っています。
4、骨・アンチエイジンググループ
血管の石灰化・動脈硬化・骨粗鬆症・脂質代謝などを総合的に解析し、“全体のバランスを重視したアンチエイジング医療”を目指しています。
5、共同研究グループ
神経疾患(パーキンソン病、糖尿病性神経障害)や腎疾患(腎炎、移植)などの新規治療法の開発をしています。
募集に関しては、
お問い合わせは、下記までお願いします。
565-0871吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科・臨床遺伝子治療学(谷山まで)
Tel: 06-6879-3406, Fax: 06-6879-3409
HP: http://www.cgt.med.osaka-u.ac.jp/index.html
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