だんだん国内での感染が広がっているブタインフルエンザですが、水際対策は無理だということがはっきりしました(以前に下火にと書きましたが、これから本番だったようです)。
東京では、まだ発生人数が少ないように見えますが、A型の簡易診断キットでは陽性に出ないケースも多く(実際検査は意外に難しいんです)、実数はもっと多いと思われます。
いずれにしろ、この冬の流行はかなり確率が高く、今回は弱毒だったために助かった感じです。
本来は、ワクチンでの予防が重要ですが、実態はまだまだという状況です。
では、以前から取り上げているDNAワクチンは、本当にファーストラインとしての防衛に役立つのか?
アンジェスのパートナーであるVICALは、昨日新しいプレスを出しました。
今回のH1N1型インフルエンザに対するDNAワクチンの製造が終了して、効果を見る試験に入るというものです。
アメリカの海軍(NAVY)と共同開発しているプログラムですが、今回の製造を受け、早急に臨床試験を行うとのことです。
世界最速でのブタインフルエンザに対するワクチン開発で、水際対策あるいはファースト・デフェンスとしてのDNAワクチンの有用性が明らかになりました。
DNAワクチンの開発は、日本でも、自衛隊や警察・救急・医療従事者などに対しては、致死性の高いパンデミックウイルスの危険性が増した時の防御策として、国防上も必要だと思います。
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例年恒例の大学発ベンチャーの調査が発表されました。
今回は、経済産業省の調査によるものです。
その概略を見てみましょう。
大学発ベンチャー数は累計で1809社(前年1773社)と若干の増加です。
株式上場を果たしたベンチャー数は、1社増の24社ということで、新興市場の低迷や金融危機の影響をもろに受けた形です。
ここ数年の一つの流れは、いわゆる大型大学から地方大学へということでしたが、今回も同じ傾向が見てとれます。
地方圏の伸び率は、941社(13年度249社)で3.8倍、都市圏は868社2.7倍にとどまりました。
都道府県別にみると、1位東京432(428)、2位神奈川県138(131)、3位大阪府118(122)、4位福岡県107(107)、5位京都府102(110)です。
残念ながら、大阪(4減)、京都(8減)と関西圏は、やや減少です(最も、数には意味がないですが)。
大学発ベンチャーの大学別数も、残念ながら大阪大学は順位を下げました。
1位東京大学125社(1位123 社)、2位筑波大学76社(5位65社)、3位大阪大
学75(2位78社)、4位早稲田大学74社(3位74社)、5位京都大学64(4位66
社)の順です。
当たり前のことですが、新しく生まれるのもあれば、消えるベンチャーもあるということです。
ただし、新規設立が54社に対して、活動停止したベンチャー数が累計で280社と、前年(121社)に比べ159社増えたという数字をみれば、単に新陳代謝ということでは済まされません。
何度か、ブログでも取り上げましたが、イノベーションの創造システムを破壊しないためにも、緊急対策が必要だと思います。
今回は、注目ベンチャー20社も出ており、個性的な調査ですので、ぜひ見ていただければと思います。
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