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Doctors Blog

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新しいNFkBデコイの応用が見つかりました。

実は、歯周病に有効であることがわかりました(Antioxidants & Redox Signalingに掲載されました)

歯周病は、重症になると歯と歯周組織を連結している付着部が壊れ、最後は歯槽骨が吸収され、歯が抜けてしまいます。

抗生物質や抗炎症薬を用いるのですが、これらは骨そのものに対しての作用はなく、対処療法です。

以前の我々の研究で、NFkBデコイが破骨細胞を抑えることが分かっていましたが、更にイヌでの歯周病治療実験に成功しました。

NFkBデコイをイヌ歯周病モデルの歯根部歯肉粘膜下に投与したところ、歯周炎による歯肉の退縮や歯槽骨の吸収を抑えました。

更に骨の欠けた歯周病に対しても有効であることが分かりました。

NFkBデコイは、もちろん炎症も抑えますので、炎症抑制と骨吸収抑制と歯周病に対する非常に良い治療になることがわかりました。

今回の研究結果は、基盤研の基礎研究推進事業の成果です

既にアンジェスでは「歯周病及び外科手術による歯槽骨欠損の治療剤」として特許を出しています。

歯周病の市場は、高齢化に伴い、大変大きなものになっています。

歯周病というと、歯磨きと思われるかもしれませんが、医薬品もかなりあるのですが、決定的なものがありませんでした。

今後NFkBデコイは、歯周病の新しい治療薬として期待されます。

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GEN0101/TSD-0014の契約成立

ryu-chan / 2009.02.03 12:33 / 推薦数 : 0

以前にお話ししたアンジェスの子会社ジェノメディアのGEN0101が、株式会社TSD Japanにライセンスすることが正式に決まりました。

HVJを利用した前立腺がんの治療薬のことですが、日本国内でのライセンス契約です。

GEN0101は、がん免疫に重要な樹状細胞に作用して、がんを攻撃するTリンパ細胞やナチュラルキラー(NK)細胞を活性化することが明らかとなっています。

また、同時にがん免疫を抑えてしまうといわれている制御性Tリンパ細胞の機能をコントロールすることで、効率的にがん免疫を活性化することが明らかとなっており、さらに最近の研究で、直接ホルモン抵抗性の前立腺がん細胞を殺傷する作用も示されています。

既に、がん動物モデルでGEN0101を評価した結果、ホルモン抵抗性の前立腺がんモデルを始めとして種々のがんに対して有効であることを示す結果が得られています。

 

また、私のブログでも何回か取り上げたいわゆるスーパー特区(先端医療開発特区)の「免疫先端医薬品開発プロジェクト‐先端的抗体医薬品・アジュバントの革新的技術の開発」でに採用されており、これでいよいよ本格的な開発に入ります。

 

前立腺がんはどんどん増えてきており、2010年には国内での年間新規罹患患者数は、5万人を超えると予測され、今後高齢化に伴って急速に増加するそうです。

動物実験での効果は非常に良く、早く臨床治験が期待されます。

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