今日はあったかい日でしたね。また、ビック・スリーの救済も何とか決まりそうで、少しは良さそうな感じです。
アンジェスから新しいプレスが出ました。今度は、デコイの製造に関する話です。
現在アトピーの治療薬で開発しているデコイは、国内でなく、海外で生産しています。
そのため、海外とのやり取りといった実務的な大変さだけでなく、コスト面や品質でも、国内にないことで不利な点もありました。
今回、彩都に本拠地を置くジーンデザインで国内で初めての核酸医薬のGMP製造施設が完成することになりました。
このことは、デコイのような核酸医薬品の具体的な製造計画が国内でも検討できるようになり、核酸医薬品開発が効率化できます。
アンジェスは、核酸医薬の開発でも世界でも屈指の存在ですので、GMP製造に関しての多くのノウハウを持っています。
そこで、ジーンデザインにこれらのノウハウを供給するとともに、既に経済産業省の地域イノベーション事業でグラントの補助をもらっている新規核酸ハイブリッドデコイの製造技術開発を共同で開始することにしました。
既にブログでも説明していますが、新規核酸ハイブリッドデコイとは、従来の二本鎖デコイおよびリボン型デコイ(末端領域をサークル状に修飾した改良型デコイ)よりも、生体内安定性を向上させた次世代型のデコイです。
ハイブリッドデコイは、NFκBたんぱく質に対する阻害活性が従来型に比べて高く、血漿中の核酸分解酵素に対する耐性の向上により優れた生体内安定性を示すスグレものです。
特に、製造工程が簡略化されており、大幅な製造コスト削減が可能になっています。
今回の両社の提携で、臨床試験に向けたスケールアップとコスト削減による競争力アップがもたらされました。
彩都のようなクラスターのメリットが出てきていますね。
以下が、プレスの内容です。
新規核酸ハイブリッドデコイ製造に関する新展開のお知らせ
アンジェスMG株式会社(以下、アンジェス)は、株式会社ジーンデザイン(以下、ジーンデザイン)が国内初の核酸医薬品治験薬のGMP製造施設を完成させたのに伴い、ジーンデザインとの間で新規核酸ハイブリッドデコイの製造技術開発を共同で開始することに合意しましたのでお知らせいたします。
新規核酸ハイブリッドデコイとは、従来の二本鎖デコイおよびリボン型デコイ(末端領域をサークル状に修飾した改良型デコイ)の開発過程で培った技術を基にアンジェスとジーンデザインが互いの技術を融合させて開発した、生体内安定性を向上させた次世代型のNF-κBデコイです。ハイブリッドデコイは、NF-κBたんぱく質に対する阻害活性が従来型に比べて高く、血漿中の核酸分解酵素に対する耐性の向上により優れた生体内安定性を示すとともに、製造工程の簡略化により大幅な製造コスト削減と臨床試験に向けたスケールアップが容易となる優位性を有しております。
これまで日本国内には、核酸医薬品治験薬のGMP製造施設はなく、海外の製造施設に頼らざるを得ない状況であり、核酸医薬品開発の効率化の障害となっておりました。この度、ジーンデザインの製造施設完成に伴い、核酸医薬品の具体的な製造計画が国内でも十分に検討できるようになりました。当社は、ハイブリッドデコイを始めとする核酸医薬品開発がより加速することを期待しております。
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