今日は、昨日のまさかのアメリカ議会での金融安定化法案の否決を受けて、大変な状況でした。
残念ですが、アンジェスの株価も下がってしまいました・・・。不動産業界は、本当に大変みたいです。
バイオ業界は、やはり研究が進展して、事業化につながるかどうかが、最大のカギです。
以前からブログでも取り上げている新型デコイですが、いよいよ事業化に入ることににました。
既にプレス・リリースをしていますが、アンジェス・ジーンデザイン・ホソカワミクロンと私で医療ニーズの高い、難治性炎症性疾患に対する医薬品開発を目指す産学4者共同研究開発を開始いたしました(拍手!!)。
本共同研究開発では、既存のデコイより優れた特徴を持つ新規核酸ハイブリッドデコイの開発を行います。
この共同研究開発プロジェクトは、近畿経済産業局の近畿経済産業局の平成20年度地域イノベーション創出研究開発事業の助成対象として採択され、合計約150百万円が助成されます。
今回の新規核酸ハイブリッドデコイとは、何か?
従来のリボンあるいはSMAPデコイは、静脈投与も可能なように改良してきましたが、コストが高いことと大量生産が難しいということで、苦労してきました。
ハイブリッドデコイで、末端をなくし、生体内安定性を向上させただけでなく、サイズも小さくして、コストも大幅に改良した次世代型のNFκBデコイです。
何が優れているか?
実は、結構違うんです。まずは、
1)NFκBたんぱく質に対する阻害活性が従来型に比べ約10~100倍向上しました。
2)血漿中の核酸分解酵素に対する耐性の向上により、優れた生体内安定性を示します。
3)新規ハイブリッド構造の採用により、製造工程が簡略化され、製造コストの削減に繋がるとともにスケールアップも容易となりました。
まだ、ありますよ。
4)生体内安定性の向上により、全身投与が可能な薬剤開発を目指すことが可能となりました。このように大幅な改良が実施されたので、初めて次世代核酸医薬品としてアンジェスも、本格的に実用化に乗り出すことになりました。
以前にも書きましたが、コスト削減と静脈投与で大幅な市場拡大が見込めます。ご期待下さい。
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