HGFの新たな適応に関するプレス・リリースが今日出ました。
今度は、HGFが難聴の治療薬になるという内容です。
もともとHGFには神経保護作用や修復促進作用があることは以前からわかっていました。
今回の成立した特許は、こうした作用を難聴に応用した研究の特許化です。
難聴に悩んでいる方は多く、その実用化が期待されます。以下に、プレス・リリースの内容を載せますね。
新たなHGF遺伝子治療特許が成立(米国)
- 聴覚障害の治療及び予防が対象 -
当社は、米国において、HGF遺伝子による聴覚障害を対象とする新たな医薬用途特許が成立し、この度、特許公報(US 7,390,482)が発行されたことをお知らせします。
聴覚障害の主な疾患である難聴には、中耳炎や腫瘍などにより外耳道や中耳の音の伝導が遮られる伝音性難聴と、内耳、蝸牛や聴神経の障害によって引き起こされる感音性難聴があります。例えば、アミノグリコシド系抗生物質やシスプラチンが起因した感音性難聴の場合、内耳有毛細胞が障害を受け、次いで聴覚神経が変性し、その結果、聴覚の機能障害が起こると考えられています。
本発明は、感音性聴覚障害の動物モデルを用い、HGF遺伝子(プラスミド)を封入したHVJエンベロープベクターをくも膜下腔に注射した結果、聴覚障害に対する予防、治療の効果が得られた事に基づいたものであり、これはHGFが聴覚神経の機能回復作用を有する事を示すものであります。
本発明は、日米欧に加えてカナダ、豪州、中国にも特許出願しておりますが、まず米国で最初に特許登録されました。
当社は、HGF遺伝子治療薬の開発プロジェクトをより拡大強化するため、循環器系以外の他領域、他疾患への医薬用途についても順次特許出願し、一層の特許網強化を進めてまいります。
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