< アルツハイマーの予防薬? |
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スタチンもアルツハイマー予防に効きます!... >
前回のブログは、記事の内容引用でいっぱいになり、感想を書きませんでした。そこで、改めて私たちの考えを書きたいと思います。
今回の研究内容は、アルツハイマーの予防が、ARBやスタチンでできるかもしれないという内容です。
特に実験に使用したオルメサルタンは、強力な降圧作用が知られていますが、今回の研究ではアルツハイマーの原因であるAbの神経毒性を抑制している可能性が示されました。
研究を行ったのは、私たちの教室の里直行准教授と武田朱公先生です。以下に、里先生と武田先生のコメントを載せますね。
「えっ、血圧を下げれば、認知症が防げるの?と題名通り、半信半疑になられたと思います。
我々はある種の降圧剤、アンジオテンシン受容体拮抗薬(オルメサルタン)が認知症予防効果があるのでは、ということを将来的にはヒトで検討しようと考えています。
アンジオテンシンという物質は血管を収縮させ、ひいては高血圧の原因になります。アンジオテンシン受容体拮抗薬はそのアンジオテンシンが血管に作用するところを阻害する薬剤です。
疫学研究により、中高年における高血圧はアルツハイマー病を含む認知症の発症リスクをあげると報告されています。
ただ、今回の我々の結果は血圧を下げる効果によって、認知機能が改善したとは考えていません。
アンジテンシン受容体拮抗薬が持つ降圧効果とは別の作用、そこに我々は注目しています。
詳細は論文発表を待って頂きたいですが、一歩一歩、アルツハイマー病を始めとする認知症の病態を理解し、それに基づいた治療法を提唱していきたいと考えています。」
アルツハイマーは、遺伝病で予防できないと思われている方は、まだ多いかもしれません。実は、現在の概念は生活習慣病です。
皆さん全員がなる可能性があり、予防できる可能性のある病気です。
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