昨日総合科学技術会議の知財専門部会が開かれ、出席してきました。
焦点の話題は、iPS細胞!
既に、ブログでも紹介しましたし、日経新聞などでも出ておりますが。iPS細胞の知財をめぐる状況は危機的です。
日本が、この分野で産業化で実を得ようと思えば、知財のあり方を変革する必要があります。
今までの特許の審査の範囲では、iPS細胞は日本が実用化の実を取ることはまず無理です。
というにも、治療法が日本では特許化できないからです。
何とか、まだ間に合うということで、変更すべきとの主張を今回もさせていただきました。
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以前ブログでも紹介しました中高年の希望の星?”カルナバイオサイエンス”が、明日ジャスダックのNEO市場に上場します。
この会社は、オルガノンという外資系製薬会社の研究所が、リストラを乗り越え、研究所ごとスピンアウトして、上場までこぎつけたジェットコースターのような会社です。
しかも、上場時のマーケットは、サブプライムに日銀総裁空白、ガソリン税で荒れる国会という、ヘレンケラーのようなマーケット環境の悪い中での船出です。
苦労する子ほど、大きくなるといいますが、既に荒波を乗り越えてきた熟練の船乗り(いえ、経営者)の方々の会社ですので、大きく育ってほしいと思います。
皆さん、暖かく見守ってあげて下さい。
アンジェスが、上場したのはもう6年前になりますが、当時も大変な状況でした。株価は、日経平均で8000円台、竹中さんが集中砲火を浴びて、小泉内閣が持つかどうかという雰囲気でした。
しかし、小泉内閣はご存知のように日本の構造改革を推し進め、株価も17000台まで回復しました。
残念ながら、現在の内閣では構造改革は???で、現在の日本経済の不透明さも、このことを反映していますね。
さあ、これから日本の経済がどうなるかはわかりませんが、カルナの船出とともに復活してほしいですね。
最も、小泉さんのような改革派のリーダーが再度登場するかどうかが、重要ですね。
余談になりますが、先日民主党の前原さんにお会いしました。考え方も大変立派で、共感いたしました。
与野党どちらでもいいですが、将来の日本の行方が洞察できる方に引っ張って頂きたいですね。
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HGFの持つ新しい作用が分かりました。
今日の朝日新聞に出ておりますが、HGFは血管再生だけでなく、老化を抑えることが分かりました。
肝細胞増殖因子(HGF)という体内物質が血管の老化を抑えることを、大阪大の真田文博研究生や森下竜一教授(臨床遺伝子治療学)らがマウス実験で明らかにした。糖尿病や高血圧になると血管が老化し、脳卒中や動脈瘤(りゅう)が起きやすくなる。HGFによって血管老化を抑えて病気を予防するという期待がかかりそうだ。28日に福岡市で始まる日本循環器学会で発表する。
血管の形成や再生には、骨髄細胞から分化した細胞(EPC)の働きが関与するとみられる。ところが、糖尿病や高血圧になると血管が炎症などで傷ついても修復されにくい。この原因を高血圧について探ると、高血圧を招くホルモン(アンジオテンシン2)によってEPCが老化し、能力が衰えるとわかった。
このホルモンの働きを、血管を新生する因子であるHGFによって抑制できないか、ヒトのEPCを移植したマウスで調べた。
ホルモンだけを入れたマウスのEPCは、何も入れない場合の4分の1まで減った。一方、一緒にHGFを入れたマウスは減り具合が3分の2程度にとどまっていた。
HGFを使うと、ホルモンで悪化した血流が改善することも分かった。
HGFの遺伝子治療薬は、脚の血管が詰まる閉塞(へいそく)性動脈硬化症の治療薬として森下さんらが開発中。近く承認申請される見込みだ。
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やっとムコ多糖症VI型の治療薬ナグラザイムの製造販売承認を、厚生労働省の部会で頂きました。
あれ、既にもらっていたのでは??と思われた方が多いかと思いますが、以前のは審議会などでの結論で、これが最終です。
後は、薬価が決定され、官報に収載されれば、発売開始で、患者さんにお届けできます。
アンジェスにとっては、ナグラザイムが製造販売承認を取得した初めての製品になります。
ナグラザイムは、患者団体や学会から早期使用を求められていた薬剤で、我々のとっても一日も早く患者さんに届けないといけない薬でした。
普通の先生方が使うことはまずないとは思いますが、まだ患者さんで発見されていない方も多いといわれていますので、是非未治療の患者さんがおられたら、早く診断してあげていただきたいですね。
<ナグラザイムの概要>
製品名: | ナグラザイム点滴静注液5mg |
一般名: | ガルスルファーゼ(遺伝子組換え) |
効能・効果: | ムコ多糖症Ⅵ型 |
用法・用量: | 通常、ガルスルファーゼ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり1mgを週1回、点滴静注する。 |
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