DEBといっても、おデブのことではありません。DEB=Decoy Elutinb Balloon カテーテルのことで、通称DEBです。
以前にこのブログでも紹介しましたが、NEDOの支援を受けて、阪大・アンジェス・ホソカワミクロン・メディキットの産学連合部隊で開発している新型カテーテルです。
先週末の日経産業新聞に核酸医薬のシンポジウムで発表した内容が紹介されたので、改めてご説明します。
現在再狭窄には、薬剤流出ステント(こちらは、DESといわれます)が主流になっていますが、ステントが使えない場所が何箇所かあります。
例えば、透析の患者さんでのシャント部位です。シャントは、腕に作るので、折り曲げが多く、ステントは壊れる可能性が高いので、好まれません。
しかし、透析の患者さんは、糖尿病が多いので、再狭窄はむしろ高いというツライ状況になっています。こうした場所に、カテーテルの表面に塗っておいたデコイを放出し、最狭窄を抑制しようとするイノベーティブな新型カテーテルなわけです。
当然実用化できれば、世界初ということで大きな市場があります。詳細はお話できませんが、開発は順調で、思った以上に良いスペックの商品コンセプトが出来つつあり、期待しております。
実は、DEBにちなんでブログの写真を変えました。日経の宮田さんのブログに対抗して、イメージ一新です。いかがでしょうか?
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先週無事再生医療学会が終了しました。私は、京大の川上先生と一緒に再生医療の実用化・産業化に関するシンポの司会をさせていただきました。
結構広めの会場でしたが、立ち見が出るほどの人気で、再生医療の実用化・産業化という出口に対する興味が高まっているのが、よく分かりました。
最も、iPS細胞の話題により人が集まっただけかもしれません。
特に注目されたのは、総合機構の田中部長の講演でした。ご存知のような、田中さんは生物系審査部という再生医療で一番難しい製剤の品質に関わる審査の責任者です。
J-TECの例などを出し、笑いを取りながら、ベンチャーにとって再生医療の産業化に必須な要素をご紹介いただきました。
アンジェスにとっても、生物系審査部は馴染みの深い?方々で、既に何回も機構相談をさせていただいております。
昔(といっても、そんなに前ではないですが・・・)、機構といえば、泣く子も黙るという強面イメージでしたが、最近は一緒に日本のバイオ産業を育てようという厳しい母親のイメージに変わりました(最も、デキの悪い子には以前として怖い存在ですが)。
ここ数年、日本のバイオをめぐる状況は、円高進行による日本経済の株価低迷を除けば、着実に良くなっており、地力をつけてきたと思います(最も、株価が大事という声もありますが・・・。それにしても、福田首相、何とかしてくれないでしょうかね?正直、小泉・安倍総理が懐かしいです)。
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