前回は、発表だけを取り上げましたので、今回は解説です。
まずは、山中先生に「おめでとうございます!}とお伝えしたいですね。
実は、私は山中先生と同年齢です。最初にお会いしたのは、アメリカから帰国されて大阪市大におられた時に研究会でご挨拶をしたのが、最初です。当時から、ユニークなお仕事をされていましたが、今回はビック・ホームランでした。
最大の意義は、アメリカのブッシュ大統領の緊急声明にあらわされているように、キリスト教保守派からの反対の強い倫理上の問題が多いES細胞を使用しないで、再生医療が実現できるという点につきます。
ES細胞が、ヒトかどうかという点は宗教上の観点が強いので、正直足して2で割るという落としどころは使えず、平行線の議論が続く可能性が高いという事実がありました。
また、大統領選挙が近づくなかで、キリスト教保守派の票田は大きく、この点でES細胞を推進している民主党と対立点を作りたくないという共和党のブッシュの思惑もあり、大きな社会的なニュースになったことも事実です。
今回の技術は、将来的な再生医療に大きな道を明けるものであり、山中先生の発見は非常に大きなマイルストーンになることは間違いありません、この発見に対し、改めて「おめでとうございます」とお伝えしたいと思います。
実は、今回の発見は遺伝子治療にも大きな道を開きます。何故か?、次回に続くです。
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やっとマスコミで大話題の山中先生のお話です(引っ張りすぎですね・・・)。
既に大マスコミも含め、多くのニュースが出ていますが、兄弟再生研の山中教授が成人皮膚からES細胞のような万能細胞を作り出したということです。
朝日新聞から内容をひくと、
【朝日新聞】
人の皮膚から万能細胞
京大教授ら再生医療へ前進
人の皮膚細胞などに複数の遺伝子を組み込み、各種の組織のもとになる万能細
胞(人工多能性幹細胞=iPS細胞)を作ることに、京都大・再生医科学研究所の
山中伸弥教授らが成功した。21日、米科学雑誌セル(電子版)に発表する。米ウ
ィスコンシン大も同日、米科雑誌サイエンス(電子版)に同様の成果を発表する。
人間の体細胞から万能細胞ができたことで、臓器や組織を補う再生医療が現実味
を帯びてきた。
代表的な万能細胞の胚性幹(ES)細胞は、生命の萌芽である受精卵を壊して作
るので批判が根強い。山中教授と高橋和利助教らは昨年8月、マウスの皮膚の細
胞に四つの遺伝子を組み込み、世界で初めてiPS細胞を作製。受精卵を壊す必要
が無く、倫理問題が少ないとして注目された。
山中教授らは今回、成人の顔の皮膚の細胞や関節にある滑膜の細胞に、マウス
の場合と同じ四つの遺伝子を導入。人やサルのES細胞の培養用の増殖因子を使っ
たり、マウスより長く培養したりして、人間のiPS細胞を作るのに成功した。こ
の細胞が神経細胞や心筋細胞、軟骨などへ分化できることも確認したという。
山中教授は「再生医療の実現にはまだ少し時間がかかるが、ねらった細胞に効
率よく分化させたり、安全性を高めたりして、臨床応用につなげたい」と話して
いる。
一方、米ウィスコンシン大のチームは、山中教授らの4遺伝子のうち二つを別
の遺伝子にして、新生児の皮膚細胞からiPS細胞を作った。
ということで、現在倫理的な問題のあるES細胞に代わる細胞が樹立できたことで研究に拍車がかかるだろうという予測がされています。この研究の意義は何か?
次回に続くです(エーと言われそうですね)。
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山中先生のニュースになかなかたどり着けません(笑)。
今日は、最近受けたインタビューに関してHPにアップされましたので、こちらのご紹介です。
ブログでも書いたことがあったと思うので、大阪ブランド・コミッティという大阪の悪い?イメージを改善しようということで行われている活動があります。
昨年の活動は、私はバイオの関連でご協力させてもらい、彩都のデザイン・ロゴや、産学連携の証であるコーアンくんとシンノーくんのキャラの発表をしました(覚えておられますか?)。
このブランド・コミッティの活動の延長で、今年はHPの充実が計られているのですが、そこに大阪万華鏡というインタビュー・コーナーがあります。
今回は、私が受けましたので、よろしければ、ご覧ください。
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