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これからのデコイ

ryu-chan / 2007.11.13 09:07 / 推薦数 : 1

デコイをマイヤー社に導出したら、アンジェスはどうするの?ということになるのですが、前回のブログに書いたように、今回の導出は局所投与に限られています。

このブログを読まれている方でしたら、既にデコイが進化していることに気づかれているはず!

ナノデコイやリボンデコイ、これらの新技術で、局所投与だけでなく、静脈投与も可能になるはずです。

静脈投与が可能になれば、抗体医薬のように大きな市場が約束されていますので、アンジェスとしては、より進んだイノベーションに挑戦したいと思っています(静脈投与は、マイヤー社への導出には含まれていません)。

今回の導出で、これから余裕が少しはでますので、いよいよ次世代デコイの実用化に取り組む時だと思っています。

前回長くなりすぎて、プレスの全文を載せれませんでしたので、下記に乗せますね(ちょっとお下品ですが、金額は嬉しいので、赤字になっています)。

 

米国マイヤー社とアンジェスMGが業務提携

-北米及び欧州でのNF-κBデコイオリゴの開発販売権を許諾-

  当社は、米国Meyer Pharmaceuticals LLC(以下、マイヤー社)との間で、NF-κBデコイオリゴの北米及び欧州における独占的開発販売権を許諾する契約を締結しましたのでお知らせいたします。当社は、同社によって、北米や欧州においても、NF-κBデコイオリゴの開発が進むことを期待しています。

今回締結した契約において、当社がマイヤー社に許諾した権利は、NF-κBデコイオリゴの局所投与による皮膚疾患(欧州での乾癬は除く)、呼吸器疾患、整形外科疾患、炎症性腸疾患を対象とした、北米及び欧州の独占的開発及び販売権です(欧州については、当社が共同販促権を留保しています)。許諾した地域では、同社が自社の費用負担によって開発を進める予定です。

マイヤー社は、カルフォルニア大学の研究者の研究成果を実用化する目的で、1996年に設立されたバイオベンチャーで、癌免疫細胞療法や免疫炎症性疾患に特化して研究開発を行っております。同社は、NF-κBデコイオリゴの導入により、免疫関連分野での研究開発力を強化いたします。

同社は、資産家であるRobert Meyer氏が投資し、設立された会社です。同氏は、医薬品事業を行う同社の他にも、“Meyer Natural Angus”のブランド名で展開する牛肉などの畜産業や不動産業等の多角的な企業グループを保有しております。

当社は、本契約締結によって契約一時金を受取る他、対象疾患及び地域ごとに開発の進捗に応じたマイルストーンを受取る予定です。NF-κBデコイオリゴの対象となる8候補疾患を開発した場合のマイルストーン総額は223百万ドルになります(新規構造を有する次世代型デコイを開発した場合にも、別途同額のマイルストーンが設定されています)。更に、NF-κBデコイオリゴの開発が成功して承認を取得し、上市された際には、同社との間でその販売により得られる利益を一定割合で按分することにしています。

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デコイの海外導出

ryu-chan / 2007.11.13 09:03 / 推薦数 : 0

今朝の日経新聞にアンジェスで開発をしているNFkBデコイの海外導出が出ています(詳しくは、プレスを参照してください)。

今まで、国内でアトピー性皮膚炎のフェーズIIを行ってきましたが、いよいよ本格的海外進出です!!

今回のパートナーは、プレス発表にありますようにマイヤー製薬です。エー!そんな会社聞いたことはない!とがっかりされた方もおられるかもしれません。

でも、私は良い会社と提携できたと思っています。というのも、マイヤー製薬は、日本では考えられないユニークな製薬会社です。

このMeyer Pharmaceuticals LLC(マイヤー製薬)は、Robert Meyerさんが個人の資産で設立した会社です。

マイヤーさんは、元々畜産やショッピング・センターなどの不動産を所有し、マイヤーグループと呼ばれる西海岸のコンチェルンを築かれています。

私たちに、お馴染みなのは、Angus Beefです。アメリカ牛肉のお店に行くとよく目にするブランドですので、見たことがお有りだと思いますが、おいしい牛肉です。

実は、このアンガス・ビーフがマイヤーさんの牧場からのお肉です(余談ですが、先日のカルフォルニアの火事は、自家用ジェット!でモンタナ州の自分の牧場に逃げたらしいです)。

そのマイヤーさん(結構お年なんですが)、膨大な資産を築かれて、ふと立ち止まられた(このあたりは、私の脚色ですが、後のことは本当ですよ)。

あー、お金を儲けて一生困らない、もう使い切れない!何か世の中の役に立ちたい、何かしたい、と思われたそうです。

そこで、思いついたのが、難病の人を治せないか?画期的な薬を作れないか?

世の為、人の為に、難病に対する薬を作ろう!ということで、ご自分の資産でマイヤー製薬を設立したそうです。

ビル・ゲイツさんの巨額の寄付とエイズに対する研究への補助でアメリカ人の社会貢献に対する考え方は良く耳にしますが、まさに同じ構図です。

アンジェスは、残念ながら?バックにコンチェルンはついていませんが、難病の患者さんを救いたい、そのために、自分たちで薬を作ろう!、というミッションでできた会社ですので、マイヤーさんとは大変共感をいたしました。

もっと大きな会社に導出したほうが良いのでは?と思う方も多いかもしれませんが、同じミッションを共有する戦友?と、薬を開発するのも楽しそうで、大変期待しています。

今回、マイヤー社には、NF-κBデコイオリゴの局所投与による皮膚疾患(欧州での乾癬は除く)、呼吸器疾患、整形外科疾患、炎症性腸疾患を対象とした、北米及び欧州の独占的開発及び販売権を許諾しましたが、早く難病に対する画期的な治療法にデコイがなればと思っております。

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