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現在、京都で開かれている抗加齢医学会の第一会場でカロリー制限とダイエットのシンポジウムを聞いております。私にとっては、職業上の興味というより、個人的な興味で聞いているのですが、ちょっと驚いたニュースが飛び込んできました。

それは、アデノウイルスベクターによるFGF4遺伝子治療がアメリカFDAのファースト・トラックを取ったことが7月18日に発表された、ことです。

この遺伝子治療薬は、アメリカCardium Therapeutics社が「Generx」という名前で進めていたもので、再発性狭心症を対象としています。

ファーストトラックは、医薬品としての承認が早くなる仕組みです。

 この遺伝子治療薬は、Schering社とCollateral Therapeutics社が以前進めていたものでしたが、フェーズIIIで失敗してもう終わったものだと思っていましたが、再度フェーズIIIを行うようです。2007年5月から、フェーズIII「AWARE」試験が始まったということです。

正直、アメリカのバイオベンチャーの粘り強さを感じました。ゾンビの復活のようです。

ご存知のように、HGFも、足の動脈硬化、閉塞性動脈硬化症では有効性がフェーズIIIで証明され、先進国初の遺伝子治療薬になることはほぼ確定したのではないかと思いますが、次の目標は心臓領域です。

ライバルが増えることになるわけですが、むしろ臨床試験での合格ラインがはっきりすることや投与方法などが明確になることにより、より試験はやりやすくなります。ある意味、遺伝子治療のような新しい薬では、同じ仲間が増えるのは、追い風になりますので、期待したいと思います。

また、我々も頑張らなくてはと思っております。

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