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500000突破有難うございます!

ryu-chan / 2007.07.30 10:19 / 推薦数 : 2

アクセス数が50万突破しました。皆さんのアクセスに感謝いたしますね。

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遺伝子診療学会

ryu-chan / 2007.07.28 10:45 / 推薦数 : 1

そういえば、ネタがありました。昨日愛媛松山で開かれた遺伝子診療学会に参加してきました。

今回の会長は、三木哲郎先生です。三木先生は、私と同じ阪大老年内科(第四内科)出身で、先輩です。

今回は、遺伝子診療におけるイノベーションということで話をしてほしいと言われ、イノベーション25と新健康フロンティア戦略における遺伝子診療への期待を話してきました。

最も、聴衆の方の期待は、私の前の特別講演の日経BPの宮田さんの講演で、私はそのつけたし(デザート?)みたいなものですが。

宮田さんのお話は、いつもながら刺激的で、私も遺伝子治療分野の世界の流れは大体つかんでいるつもりですが、遺伝子診療の中の治療と並ぶ重要分野の遺伝子診断の状況はよく知りませんでしたが、欧米の進歩はすごいですね。

どんどんPCRやチップが実用化されている様子が良くわかりました。私も、講演の最後に付け加えさせてもらいましたが、イノベーション25の中で取り上げられているオーダーメード医療が海外の技術だけでなく、是非国産技術で行われてほしいと思います。

本日も行われていますので、ご近所の方はいかがでしょうか?

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もうすぐ500000アクセス

ryu-chan / 2007.07.28 10:43 / 推薦数 : 2

今日はネタがないので、もうすぐ500000アクセスということで、お礼を述べたいと思います。

しばらく、更新していませんでしたので、暑中お見舞い代わりです。本当に暑いですね。

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新型デコイ

ryu-chan / 2007.07.24 08:42 / 推薦数 : 1

以前このブログでも書いたデコイの新型の論文がJournal of Gene Medicineに出ました。

デコイの最大の欠点は、血液中で容易に分解されてしまうことで、そのため局所投与しかできないという弱みがありました。

今回の発表論文は、その弱み解消のため、食べられやすい3’側をリボン(ループ)状にして、3’末端をなくしたことです。そのため、エクソヌクレアーゼという3’側を食べる酵素が食べれず、血液中でも安定になるというアイデアです。

今回の論文の中でも、血液中で安定であることを示していますが、他の実験ではリウマチ患者さんの関節液でも安定であることがわかっています。

現在は、関節内への投与を行う臨床研究ですが、静脈投与での有効性を出したいと思っており、現在進めています。

静脈投与で可能であれば、今大流行の抗体医薬のようになるのではないか、あるいは、抗体医薬との併用での有効性を示せるのでは、考えています。

ちなみに、今回の論文の筆頭著者は、ブラジルからの留学生で日系3世の女性で、我々の教室に参加して、最初の論文になりました。コメントを聞きましたので、書きますね。

彼女は、英語とポルトガル語しかできませんので、英語でご勘弁ください。

Ribbon-type Oligonucleotide Decoy: A new blocker for NF-kappaB

    The devices originated from molecular biology research have provided new strategies to interfere in gene expression such as antisense nucleotides, siRNA, and decoy oligonucleotides, which have been showing applicability and efficiency in a variety of animal models and targeted genes. To translate them into devices, a series of optimization have been largely pursued. For example, substitution of phosphorus group for a sulfur group (phosphorothioation) in the backbone of oligonucleotides proved to highly increase its resistance against nucleases and its ability to bind to transcription factors like NF-kappaB, c-myc, and ets-1. The efficiency of these chemical modified decoy oligonucleotides has been shown by our and others groups, and to mention only the studies targeting NF-kappaB, the efficiency is reported in models ranging from myocardic reperfusion, restenosis, rheumatoid arthritis, to atopic dermatitis; with clinical trials going on nowadays.
    Since that chemical modification has been pointed as cause for toxicity and non-specific effects, in the recent article
(Osako MK et al. 2007 J Gene Med) we report a further progress in the optimization of decoy oligonucleotides: the development of a non-chemical modified oligo targeting NF-kappaB. We designed a phosphodiester nucleotide sequence for acquiring a dumbbell shape structure, which proved to protect the oligo extremities from exonuclease attack and delayed the degradation by nucleases present in serum. This new oligonucleotide, named Ribbon-type decoy, together with the stability, showed higher efficiency than the phosphorothioated oligo, and high specificity in blocking NF-kappaB. From our work, ribbon-type decoy rises as a candidate for replacing phosphorothioated decoy oligo in further studies: it is an efficient tool for inhibiting gene activation by NF-kappaB in basic research, and due to its non-modified composition, ribbon-type decoy has also potential for clinical applications.
     
Mariana Kiomy Osako BS., MSc

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台湾のバイオ振興新法案

ryu-chan / 2007.07.23 08:56 / 推薦数 : 0

最近台湾でバイオ産業振興の新法律が発表されました。残念ながら、全文は、中国語なので、要約しか理解できていません(私は、残念ながら中国はダメです。最も英語も怪しいですが・・・)。

この法案は、台湾でBioVentureを育てるための優遇法案で、立案に15日間という超スピードで超党派によって可決されたそうで、大きな話題になっているようです。

知人の話では、新法案の制定で、台湾バイオ産業はかなり活気づいているようです(うらやましいです)。

新竹のバイオクラスターがその中心のようで、法案では設立5年間のR&D費用の30%を将来の発生した利益から控除でき、またStock Option等などに対する税金控除策、大学や国研の兼業許可などのようです。

また、既に台湾では政府のNational Development Fundにより、US$606 millionをバイオ産業に直接・間接に(一部VC経由)投資をすることが決まっているようで、最近の日本のバイオベンチャーに対する投資冷え込みをみますと、日本でも参考にしてほしいです。

中国のバイオ産業が調子がよいので、台湾も大きくハンドルを切ったというところのようです。

内容の紹介は下記で見れるようです。

 http://taiwanjournal.nat.gov.tw/ct.asp?xItem=24389&CtNode=118

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現在、京都で開かれている抗加齢医学会の第一会場でカロリー制限とダイエットのシンポジウムを聞いております。私にとっては、職業上の興味というより、個人的な興味で聞いているのですが、ちょっと驚いたニュースが飛び込んできました。

それは、アデノウイルスベクターによるFGF4遺伝子治療がアメリカFDAのファースト・トラックを取ったことが7月18日に発表された、ことです。

この遺伝子治療薬は、アメリカCardium Therapeutics社が「Generx」という名前で進めていたもので、再発性狭心症を対象としています。

ファーストトラックは、医薬品としての承認が早くなる仕組みです。

 この遺伝子治療薬は、Schering社とCollateral Therapeutics社が以前進めていたものでしたが、フェーズIIIで失敗してもう終わったものだと思っていましたが、再度フェーズIIIを行うようです。2007年5月から、フェーズIII「AWARE」試験が始まったということです。

正直、アメリカのバイオベンチャーの粘り強さを感じました。ゾンビの復活のようです。

ご存知のように、HGFも、足の動脈硬化、閉塞性動脈硬化症では有効性がフェーズIIIで証明され、先進国初の遺伝子治療薬になることはほぼ確定したのではないかと思いますが、次の目標は心臓領域です。

ライバルが増えることになるわけですが、むしろ臨床試験での合格ラインがはっきりすることや投与方法などが明確になることにより、より試験はやりやすくなります。ある意味、遺伝子治療のような新しい薬では、同じ仲間が増えるのは、追い風になりますので、期待したいと思います。

また、我々も頑張らなくてはと思っております。

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第7回抗加齢医学会

ryu-chan / 2007.07.20 08:04 / 推薦数 : 3

今日から京都国際会議場で、第7回抗加齢医学会が開かれます。抗加齢医学とは、何か?

平たく言いますと、アンチ・エージングです。マスコミでは、どうもアンチ・エージングが怪しく聞こえますよね。昨日の理事会でも、うさんくさいイメージが払拭できていないと話題になりました。

これは、米国流のアンチ・エージングが商業主義に流され、基盤としてサイエンスがないことが大きな理由になっています。

そこで、学問的にサイエンスの側からアンチ・エージングを捉えることが必要だという認識で設立された学会です。

私も今年から理事になりましたが、既に会員数が5500人を超える巨大な学会で、今回も2000人以上の参加者が見込まれています。

加齢制御をサイエンスを基盤として捉えることが目的ですが、患者さんを全人的に捉える概念としては大変面白い!毎回の総会も、非常に活発な学会です。

国内では、似たような名称の学会がありますが、多くはスポンサーがあったり、個別のクリニックの宣伝のような会が残念ながら多いのが、実情です。

抗加齢医学会は、国内最大で世界的にも日本を代表する学会ですので、ご興味があればお越しください。

私も明日血管年齢のシンポを企画しております。

最近では、抗加齢専門医制度もあり(私もそうですが)、アンチ・エージングの専門医になれます。

http://www.anti-aging.gr.jp/で、ご覧になれますので、ご興味がある方は一度アクセスください。ご入会も大歓迎です!

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中国の大学発ベンチャー

ryu-chan / 2007.07.19 08:26 / 推薦数 : 1

今回は、時々このブログでも取り上げさせていただいている大学発ベンチャー応援サイトDNDに中国の大学発ベンチャーの話題が出ていましたので、取り上げさせて頂きます(http://dndi.jp/)。

最も、元の内容があり、DNDの執筆陣の一人(株)技術経営創研社長の張さんのコラムからの引用です(最も私はお会いしたことはありませんが)。

彼のコラムによると、日本でいう大学発ベンチャーは、中国では「大学発企業」と呼ぶそうですが、同一の概念ではないそうです。

彼によると、中国における「大学発企業」の歴史は日本に比べ長く、(1)1970年代までの「校弁工場」(大学発工場が主流)時代、(2)1980年以後の「校弁産業」(大学発非技術型企業が主流)時代、(3)1990年以後の「校弁科技企業」(大学発技術型ベンチャーが主流)時代、(4)2000年以後の「大学科技園」(大学サイエンスパーク)時代、と分けれるそうです。

中国と日本では国家システムが大きく異なり、その比較は意味がないかもしれません。しかし、その成長振りは紹介する意味はありそうです。2001年には大学発企業数は5039社で、そのうち大学発技術型ベンチャー数は1399社だそうです。最近では、全体数は頭打ちだが、全体に占める技術型ベンチャーの割合は増えており、全体の50%を占めているそうで、技術型ベンチャー数は確実に増え続けているとのことです。

また、「国家イノベーション・システムの一環」として、また「21世紀に向けた戦略的なハイテク産業の発展」にも資するように、第11期5ヵ年計画期間での大学発ベンチャー事業の推進のために、新たに30前後の「国家大学サイエンスパーク」を認定すると構想され、既存と合計すると全国で80箇所に上る国家大学サイエンスパークが作られているとのことです。

実は、台湾においても似たような構想が進められており、最近私の友人(アメリカ在住の同級生)から来たメールでは、台湾で画期的な法律が出来たそうです。

この法案は、台湾でBioVentureを育てるための優遇法案で、立案に15日間という超スピードで超党派によって可決されたそうで、台湾のバイオはかなり活気づいているようです。

新竹のバイオクラスターがその中心のようで、法案では設立5年間のR&D費用の30%を将来の発生した利益から控除でき、またStock Option等などに対する税金控除策などが盛り込まれているようです。

日本でも、参議院選の真っ最中で年金だけでなく、もっと国家全体の話も取り上げてほしいですね(私の個人的考えでは、年金よりも少子化対策なんです)。

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長い名前のタイトルですが、文部科学省のグラントの名前です。昨年から始まった新しいグラントです。ご存知のように政府は、科学技術立国を進めていますが、その中で多くのポスドクが必要になります。

従って、これらのポスドクやその予備軍である大学院博士課程に在籍している人は増えているわけですが、一方その全員が研究に向いているわけではありません。むしろ他の方向に向いている人材もいるわけです。

これらの人材をうまく流していくためには、キャリアパスを明確にする必要があります。今まで日本では、キャリアパス形成が軽視されてきましたが、将来が不安では他の人より時間をかけて大学院に進もうとは当然思いません。

将来の日本を支える人材を育てるにはキャリアパスを明確にする必要があります。このグラントは、まさに従来の日本では軽視されていた部分を補おうというものです。

先日、採用された機関の中間報告の会が開かれたので、参加してきました(私は、企画評価委員でしたので)。各大学とも色々特色を出していました。

正直まだまだという印象をもつところと、結構思い切っているなと思うところ、など色々でしたが、少しでもうまく連携が取れて人材が活用されてほしいですね。

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HVJ-Eベクターの基本特許が成立

ryu-chan / 2007.07.12 12:16 / 推薦数 : 0

皆さん、ご存知かもしれませんが、アンジェスからプレスが出ました。アンジェスの子会社であるジェノメディアで進めているHVJ-E(センダイウイルス・エンベロープ)ベクターの基本特許(物質特許)が成立し、特許公報(特許第3942362)が発行されたことのお知らせです。

プレスでは、「本特許は、「ウイルス本体から精製分離され、融合活性に必要なウイルスタンパク質の比率が野生型のウイルスと同様であるセンダイウイルス(HVJ)の不活性化ウイルスエンベロープ」を対象とするものです。」と、わかりにくいことを書いていますが、ウイルスの膜を利用した遺伝子の導入方法です。

普通は、ウイルスの中の遺伝子に目的の遺伝子を組み込むのですが、予期せぬゲノムの中に導入遺伝子が組みこまわれるという危険性がありました。

今回の方法は、そうした危険性を避けるためにHVJの遺伝子を壊してしまい、空になった膜の中に遺伝子を入れて配達をするという方法です。

今回のプレスは、その基本特許が成立したというものです。HVJ-Eベクターに関しては、ジェノミディアでDDSや遺伝子治療ベクターとして開発が進められています。今回の特許により、これらのプロジェクトを長期にわたり強力にサポートする基礎ができたといえます。

既にHVJ-Eベクターは、研究用試薬として石原産業から「遺伝子・タンパク質導入試薬 GenomONEシリーズ」、「細胞融合用試薬 GenomONE-CF」として販売されていますし、米国においても、コスモ・バイオから、「GenomONE–Neo EX HVJ Envelope Transfection Kit」として発売されています。

皆さん、使われたことはありますか?

発見者は、私の恩師の金田先生ですが、長年のお仕事が実りつつあります。

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