以前にも書いたかもしれませんが、産科や小児科崩壊でなく、内科崩壊が始まるのではという危惧が実際になってきました。特に、都心部でも起こったのが衝撃的かもしれません。
ニュースで見られたかもしれませんが、大阪府の阪南市立病院で内科診療を全面休止とのニュースが出ました。内科の常勤医師5人が一斉に退職し、非常勤医4人も退職を申し出たためだそうです。
阪南市は大阪府の南部に位置しますが、いわゆる都市近郊型の市立病院です。こんな街中近くでも、内科が維持できなくなっているという現実があります。
阪南病院では、内科の医療収益が全体の4割近く占めているそうで(まあそうでしょうね)、ひと月に7000万-8000万円の赤字になるかもしれないということです。
早い話、病院自体が多分やっていけなくなりますので、内科が補充できなければ、早晩病院閉鎖でしょうね。
原因は、開業や過剰労働などを理由に一斉に退職を申し出たということですが、安い給料で過剰労働に我慢ができなくなったということだと思います。
今、一人がやめると数人がやめ、診療科崩壊というのが流れですが、ある意味典型例ですね。従来の赤ひげ先生という理想だけで過剰労働を強いてきた現実が破綻をし始めているということだと思います。
同様のニュースはどんどん増えていくのは、間違いありません。医師の待遇改善しか、道はありませんが、そこにいたるまで混乱は続きそうです。
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