今日は大学発バイオベンチャー協会のシンポジウムの座長と演者をしてきました。タイトルは、創薬型バイオベンチャーの明るい未来です。暗い、暗いと世間では言われていますが、本当に暗いのか?
協会としては、明るいというのが主張です。今回は、臨床でPOC(Proof of Concept)の終了したバイオベンチャー4社のプレゼンです。私も、アンジェスのHGFの話をさせていただきました。
最も既にブログで書きましたように、論文化の関係もあり、詳細は今日もお話できませんでした。むしろ、HGF以外にもアンジェスにはシーズがありますよ、という話をさせてもらいました。NFkBデコイやAG30の話などです。
他の発表は、LTTバイオファーマのPC-SOD、アリジェンの感染症、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの培養皮膚・軟骨です。
イノベーションが生み出す医薬品・医療機器は着々と進んでおります。
後半のシンポでは、内閣府・厚労省・文科省の担当の偉いさんに来ていただきましたが、政府のベンチャー支援の本気度が伝わったと思います。
いよいよ、夜明けは近い!と思っています。
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クラスターという言葉をご存知ですか?ブドウの房のような状態をいうのですが、研究所・大学や企業などがある地域に密集している状態を言います。
バイオ産業の発展には、クラスター形成が不可欠といわれており、アメリカのサンフランシスコ(バイオテック・ベイ)のようなバイオクラスター形成を世界中が目指しています。
日本でも、クラスター形成の重要性が叫ばれており、文部科学省からは知的クラスター計画、経済産業省からは産業クラスター計画が進められています。今まで、厚生労働省の動きは鈍かったのですが、ついに医療クラスター形成に乗り出すことになりました。
既に、m3での記事も出ていますが、厚生労働省が2008年度から医療クラスターに取り組むことが明らかにされました。目的は、医療分野における先端技術や創薬の実用化研究を推し進めるためで、ナショナル・センターを中心に進められるようです。
この医療クラスター構想は、経済財政諮問会議で柳澤大臣が初めて明かしたものです。私も詳細は調べていないのですが、ある官僚の方がいうには、厚生労働大臣がベンチャー育成を公の場で言ったのは、初めてだそうです(もし本当なら遅すぎ!という気がしますけど)。
文部科学書の知的クラスターが、シーズ育成で、経済産業省の産業クラスターがものづくり育成だとすると、厚生労働省の医療クラスターは医薬品・医療機器の実用化と最後のフェーズを担うのかもしれません。
よく言われますように、 日本は実用化に向けた臨床研究が弱いです。今回の医療クラスターで、この弱みが改善してほしいものです。
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