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Doctors Blog

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新聞やテレビでご覧になった方も多いと思いますが、自治偉大で国内初となるパーキンソン病の遺伝子治療が始まりました。 

パーキンソン病は脳内の神経伝達物質ドーパミンの減少で発病し、体がぐらぐらしたり、手が震えたりする病気ですが、重症になると日常生活も出来なくなります。残念ながら、Lドーパという薬がきかなくなると、他の治療方法はまだない状態で大きくQOLが損なわれる病気です。

この間のアメリカ中間選挙でマイケル・ジェィ・フォックスが民主党の応援で出ていましたが、ご覧になられましたか?

彼は重症のパーキンソン病です。相手方の共和党の方が、彼の症状を演技だと愚かなことをいって、全米で非難を浴びましたが、まさに彼の状態がこの病気の深刻さを表しています。

余談ですが、彼はパーキンソン病の治療法開発のため財団を作り、多額の援助を行っています。

今回の自治医大の遺伝子治療は、ドーパミンの生成を促す酵素(L-アミノ酸脱炭酸酵素)の遺伝子をアデノ随伴ウイルス(AAV)というウイルスベクター(運び屋)に組み込み、脳内の線条体に注入して、効果を見るというものです。

同様の治療は既にアメリカでも行っておりますが、何とか日本でもうまくいってほしいものです。

我々も、HGFが神経保護作用を持つことから、パーキンソン病の遺伝子治療に取り組んでいますが、前例が出たことでやりやすくなり、大きく前進できるのではないかと期待しております。

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