< デコイの進化:リボンデコイ |
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デコイのシリーズのとりあえずの?最終回です。前回は、リボンデコイの将来の可能性で終わりましたので、今回は更に将来の研究方向を少し紹介していきたいと思います。デコイのナノテク化が今回のテーマです。
ナノテクに関しては、最近化粧品でも多く取り上げられており、言葉は馴染みがあるかと思います。一言でいえば、ナノサイズにするとどうなるかという技術です。なぜ、ナノサイズにするか?
ナノサイズにすると組織に入りやすくなります。今までサイズが大きすぎて入らない場合、小さくすると入れることが出来るわけです。ただ、ナノサイズというのは簡単なんですが、結構実際は難しいです。
我々も、以前からデコイの分子量が大きすぎて、なかなか組織に入れることができず、HVJを用いたり、リポソームを用いたり、いわゆるDDSを工夫してきました。ただ、他のものを入れますと、生産が難しくなったり、混ぜ物の安全性を検討しなくてはいけなかったり大変です。そこがネックになっていました。
最近私たちが大きな期待を持っているのが、ホソカワミクロンのナノテク技術です。既に化粧品としてこの技術は使われていますが、実際に私どもも実験をしてみると、よく皮膚に入ることがわかりました。
また、静脈投与でも自己免疫疾患に効果が出ることがわかりました(どんな疾患に有効かは、まだ秘密です・・・)。
また、他にもDDSによさそうな方法も紹介してくださる会社もあり、検討しています。今後、医薬品化を検討していきますが、ご期待ください。
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