実は、アンジェスでは、アンジェス・カルチャーという行動規範を定めています。これは、創業時の気持ちが継続するのは難しいので、カルチャーという形で残しておこうというものです。
お手本があります。世界のバイオベンチャーの憧れ、アムジェン、が作成したアムジェン・カルチャーです。日本の会社でも社訓というのがありますが、ある意味似ています。
アンジェスでも、同じように策定しています。この内容どおりで実行できればいいのですが、頑張ります!
Aspiration(大志):ベンチャーとして、挑戦する精神と熱意を持ち続けます。変化を恐れるのではなく、ダイナミックに行動し自ら変革者となります。
Network(ネットワーク):地球上のすべてのネットワークは、新たな価値を生むための鍵と考えます。患者さん、株主、提携企業、社員、地域社会はネットワークの重要なファクターです。
Genesis(創生):常に新しい製品と技術、価値の創生を目指します。日本における大学発バイオベンチャーの成功モデルとなり、バイオ・医薬産業の発展を通じて社会に貢献します。
Ethics(倫理) & Edge(最先端):常に最高の倫理観をもって業務に臨み、最先端の科学研究成果を取り入れ、実用化のパイオニアであり続けます。
Speed(スピード):急速に社会の高齢化が進む中、革新的な遺伝子医薬をできるだけ早く実現し患者さんに提供します。
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イノベーション25の話を続けていますが、実は前回までのイノベーティブな社会像には大きな前提があります。イノベーション25の全体像は、実は私たちのいる委員会では議論対象でないので、良くわかりませんが、私自身は実は下記の点に関してある前提を置いた上で議論しています。
この前提条件が一番大事であることは、既に日経BPの宮田さんをはじめとして多くの方が指摘されております。
まず、最大の前提条件は、大きな政府か小さな政府かです。医療制度の変革は、小さな政府であることを前提にした議論であって、大きな政府が続くと前提すれば、医療制度は維持が可能です。ただし、どうやって、人口が1億人を切り、少子高齢化の中で大きな政府を維持する税金を稼いでくるかが、???です。従って、私はありえないという立場ですが、秘策があれば大きな政府の立場を取ることも可能です。
秘策とは何か?実は、これは第二の前提に関わります。大きな政府が維持できないという前提は少子高齢化が原因ですから、少子高齢化でなくなれば、大きな政府はありえます。
では、少子高齢化が解消できるか?生めよ、増やせよ(戦前みたいですね)、で、出生率が上がるかもしれませんなんて、いいません(最も3人目から税金をタダにすれば、可能かもしれませんね)。
どうするのか?移民の受け入れです。アメリカのように移民社会に本格的に移行すれば、少子高齢化を気にする必要はありません。出生率が低下しているのは、日本人だけで、アジア全体では爆発的に増えています。問題は、移民受け入れによる日本合衆国?が可能かどうか、いえいえ、我々がうけいれうるかどうかです。
私には、この答えは正直わかりません。一応、受け入れは限定的であるという前提での私の立てた将来像ですが、もし、アメリカ型に移行するのであれば、全く別の2025年が生み出されます。個人的には、日本人は人口が減少して、世界の中で滅びる民族になるのを選ぶのではないかという危惧を持っています(日本沈没では、この過激な意見が?出てきますが、私は結構共感してしまいますので、多分この前提に行くのだと思います)。
イノベーション25は日本人観、あるいは、日本の将来選択も視野に入れないとできない恐ろしく奥の深い議論かもしれません??
皆さん、どう考えられますか?
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