先ほどの続きですが、コメントの中に説明会でのHGFの痴呆(最近の用語では認知症ですね)改善効果についても触れてくださっていました。
実は、HGFに痴呆の改善効果があることが分かってきました。とはいっても、まだ動物薬の段階ですが・・・
HGFは、脳においては血管新生効果に加え、神経細胞に対する強力な保護効果があることが分かってきています。また、神経回路の突起を伸ばして、神経回路の再構築が可能です。
我々が、行ったのは、ネズミの脳梗塞のモデルを作り、2ヵ月後の記憶を調べました。その結果、HGF投与群では、記憶力の改善が認められています。
以前は、お姑さんが嫁さんをいじめ、化けてやる!といったものですが、最近ではお姑さんが嫁さんにいじめられ、呆けてやる!と脅すそうですが(ホンマかいな?)、ボケ問題が深刻です。
厚生省の統計では、現在65歳以上は13人に一人は痴呆です。このままいくと、50年後は3人に1人がボケてしまい、クラス会もできなくなってしまいます!
自分がボケる前に治療法開発を!というのが、私のキャッチフレーズで、何とかしたいものです。
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コメントで拡張型心筋症に関して書き込みがありました。友人がということでしたが、心配かと思います。実は、私の友人にも同じ病気の方がいて、しかもアンジェスの創業時の関係の方です。
彼は、今アメリカで心臓移植の順番を待っていますが、今のところ心臓移植が最後の、そして、最も良い治療法です。日本では、残念ながら(阪大が再開第一号でしたが)心臓移植の数があまりにも少なく、絵空事で、何とかしなくてはいけない病気の一つだと思っています。
HGFは、血管新生作用にくわえて、線維化改善、抗不整脈作用、心筋細胞の保護効果があり、動物実験では心筋症にも効果があることは、分かっています。現在は、アメリカで狭心症の臨床治験を行っていますが、心筋症もターゲットであると思っており、今後治験の対象として開始できるかもしれません。
まだ、初期段階ですので、なんともいえませんが、他にもアイデアはありますので、何とか画期的な治療法の開発をしたいと思ってはいます。
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