九州大学の江頭先生から、デコイ流出ステントの発表がありました。共同研究先であるホソカワミクロンからも発表があったので、ご存知の方も多いかと思います。
デコイステントに関しては、以前から私たちは江頭先生と共同研究を進めてきており、厚生労働省の医薬基盤研究所のグラントも一緒に頂いて、研究を進めておりました。
今回の内容は、更に一夫進んだ成果で、デコイをナノテク化することで(これは以前にブログでも書きましたよね)、親水性から親脂質性に変えることができるようになり、今回の成果につながりました。
技術は、完成しましたので、どのステントに載せるかですかが、生体吸収性のマグネシウムステントが良いのではないかと思っています。江頭先生のグループも、色々な素材を検討されていますが、我々も東大阪のアオキというモノづくり有名な会社と一緒に取り組んでいます。
アオキさんは、ボーイングの認定工場ということと、「まいど一号」という人工衛星を東大阪の町工場から打ち上げようというので、有名な方です(公共放送機構の宣伝にも出ておられたので、ご存知の方も多いかと思います)。
まさに、東大阪のものづくりの代表みたいな方ですが、このアオキさんと一緒に経済産業省の地域コンソを頂いて、マグネシウムステント作りを頑張っています。
今回のホソカワミクロンとのナノテク・デコイは今までのデコイの苦手だった応用を可能にしてくれていまして、まだまだ面白くなりそうです。
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以前のブログでも紹介しました大学発ベンチャー応援サイトDNDを運営している出口編集長が怒っております。事の発端は、読売新聞の「論点」の誤解です。
読売新聞は11月8日付朝刊で、北海道大学大学院教授、浜田康行氏の「論点」を紙面で掲載しました。浜田先生は、大学発ベンチャーの問題点を指摘されたのですが、その前提の事実認識に若干の危うさがありました(詳しくは、http://dndi.jp/を見てください)。
大学発ベンチャーが1500社を超え、いよいよ数より質という状況になってきているのは、事実ですし、課題が多いのも事実です。しかし、大学発ベンチャーの課題といわれている人材、営業販路、などの問題は、別に大学発ベンチャーに限りません。日本の大半を占める中小企業でも同様で、むしろ中小企業のほうが問題は大きいと思います。
大学発ベンチャーのこれらの問題を解決させる方策を考えることこそ、日本の中小企業に対する新しい処方箋を書くことにつながるでしょう。その意味で、大学発ベンチャーの自立支援は、まさに日本経済再生の処方箋作りだといえます。
1500社という数字に意味はありません。私は、政府の統計は水増しどころか、むしろ一所懸命絞ってこの数字だと思っていますが、たとえ1000でも1200でも構わないと思っています。数字としての1500に意味があるのでなく、この起業の少なかった日本で1500もの新規起業があったということが重要なのです。
定点観測?にこだわる日本人なのか、このような数字の延びにこだわる方が多いですが、今後大学発ベンチャーの数が増えていくことは重要ではありません。所詮、会社ですから、つぶれるものもでます。そうではなく、何社が新しくできていって、新陳代謝がおきているか、これこそが日本経済の健全性を示す指標だと思います。
最も、経済産業省や文部科学省から良く調査の実態を聞きますが、いい加減どころか大変な作業です。
出口さんがその実態を述べられてますので、引用します。「アンケートで集計される大学発ベンチャー数は、重複も含めて3000社以上に上ります。それを現場で、この膨大な収集作業と分類、さらに精査、確認、そして最終の認定作業にどれだけの神経と労力を酷使しているか、そこのところを個人的によく見て知っているから、安易な「水増し」、あるいは「数合わせ」の批判は、中傷であり揶揄である、と断じざるをえないし、見過ごせない。」
私も、阪大の例を見る限り、調査の数より実態のほうが多いという印象をもっています。調査に出ていないベンチャーを指摘するのが、簡単なぐらいです(北海道では、全て大学が把握できているのでしょうかね?それでは、まさに官製ベンチャーしかないように思いますが???自由に活動していれば、大学の知らない大学発ベンチャーが一杯できるはずなんですが??)。
このような問題点を指摘するのは、簡単です。そうではなく、日本経済固有の問題点の解消につながる処方箋を大学発ベンチャーの問題を通じて論議し、解決策を試す!これこそが、大学発ベンチャーを振興し、イノベーションへつながる道だと思います。
政府統計では、1500社全社合計で売上高2000億円、雇用者数1万6000人という数字が出ています。快挙だと思いませんか?
実際、周りの方をみてますと、大学発ベンチャーの肩書きや関わっている方の多いことを肌で感じます。イノベーションの主役の登場も、いよいよ日本でもあと一息と思います。
私自身は、以前から何度も述べているように、大学発ベンチャーの最大の意義はイノベーションの担い手としての研究開発費の投入です。年間200億円以上の研究開発費が大学発ベンチャーから投じられています。
一般企業の研究開発費の売り上げに占める割合を皆さんご存知ですか?全企業平均では、わずか3.1%です。200億円の研究開発費は、売上高6000億円の企業の誕生と同じ経済効果を持ちます。
たかだか3年で、売上高6000億の企業が作れますか? まさに、快挙だと思います。
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アユモドキといっても、浜崎あゆみさんのそっくりさんでは、ありません(あまりにベタな始まりですか??)。実は、国の天然記念物です。
NHKの知り合いの方から、私の故郷の岡山でなんとアユモドキが住宅地の中にいたということで番組を作ったのでということで、ご紹介を頂きました。
私も、アユモドキなる魚も、まして天然記念物であるということも、知りませんでしたので、大きな顔はできませんが(実際の顔のサイズは別にして・・・)、良くこんなところで生息していたものだと思います。
「番組は、ダーウィンが来た!」と言う日曜夜7:30から放送しております自然番組です。今週末の11月19日(日)に放送される同番組で、岡山市で撮影したアユモドキという天然記念物の魚の番組です。「撮影地は、岡山市内の高島地区の用水路です。都会のすぐ側にありながら、たくさんの淡水魚が棲み、きれいな水が流れている非常に良い場所でした。」と連絡がありました。
ダーウィンが来た!生き物新伝説 幻の魚が用水路にいた!
11月19日(日)夜7:30~8:00(総合放送)
懐かしい故郷のお話とあわせて、日本もまだまだ自然がのこっているだなあという気がします。
皆さんも、お時間があれば、ご覧ください。
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