無事国際高血圧学会が終了しました。おかげさまで、4500人以上の方に来てもらえました。改めて、感謝いたします。
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前回、プレス・リリースと書いたので、以前から私の言っている内容でのプレスかと誤解された方もおられ、がっかりされたかもしれません。
お待たせしました。最後にプレスの内容を転記しますが、ホソカワミクロンとのDDSのプレスを昨日出しました。この研究の意味は、何か?
今までのデコイに加えて、皮下への浸透が飛躍的に向上して、使用濃度が1/10になりました。このことは、薬効をあげるだけでなく、コストも減少することになり、将来の採算性(ひらたくいうと、利益ですね)があがることになります。
実は、それだけでなく、デコイの新しい用途を開くことになります。まだ、詳細は明らかにできませんが、今までのデコイは局所投与だけでしか効果がありませんでしたが、このナノテク・デコイは静脈投与でも効果がでそうです。今までにない新しい疾患への応用や従来以上の薬効が期待できそうで、難病への治療の手がかりになりそうです。
今まで、ナノテク技術は華やかな発表の影でどう実際に使えるかが明確でなかったですが、今回いよいよ実現に大きく踏み出しました。
また、新しい研究結果が出れば、ご紹介させて頂きます。
ホソカワ粉体技術研究所とアンジェスMGが開発した核酸医薬担持処理DDS用ナノ粒子のアトピー性皮膚炎への有効性を動物実験で確認
ホソカワミクロン株式会社の研究開発子会社株式会社ホソカワ粉体技術研究所とアンジェスMG株式会社とは、人工核酸デコイオリゴを担持させた生体適合性高分子ナノ粒子を用いた皮膚外用剤(クリーム製剤)によるアトピー性皮膚炎や乾癬に対する効果について動物実験を行いました。*
その結果、本製剤は従来のクリーム製剤に比べて約10倍という顕著な効果を発揮し、アンジェスの人工核酸デコイオリゴを担持させたホソカワの複合化ナノ粒子(ナノコンポジット)が皮膚浸透性並びに細胞内送達に極めて優れていることが確認されましたのでお知らせ致します。
今後は、本改良製剤の安全性を十分に確認する等、臨床応用を目指した研究開発を進めてまいります。
なお、本成果は、10月25日26日に開催される粉体工学会主催「第23回製剤と粒子設計シンポジウム」において発表される予定です。
今回の有効性確認は、新しいナノパーティクルテクノロジーとバイオテクノロジーを融合させた成果の一つであり、今後のタンパク質医薬、遺伝子・核酸医薬などの最先端医療技術への展開に一層の期待が生まれました。
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国際高血圧学会も今日で最後になります。既に参加者は、4500人を越え、皆様のお陰で大変成功した学会になりました。改めて、お礼を申し上げたいと思います。
さて、昨日の午後のセッションでは、CASE-JとJIKEIーHEART STUDYの2つの重要な日本人でのデータが発表されました。CASE-Jでは、アムロジピンとカンデサルタンの日本で使用量1位と2位という薬の直接対決になりました。結果は、降圧で2mmHgカンデサルタンで高かったにもかかわらず、死亡率などは差がないということで、以前でたVALUE試験同様降圧を超えた臓器保護作用が明確に日本人でも明らかになりました。
特に、注目すべきは、糖尿病の発症抑制で、カンデサルタンで33%の減少が見られました。また、BMI27.5以上の方では、死亡率もカンデサルタンで有意な抑制が見られています。
JIKEI-HEART STUDYは、より臨床に近いプロトコールでした。今している治療にARB,バルサルタンを追加するとどうなるか?という試験で、脳卒中が40%減少するなどの素晴らしい!結果が明らかになりました。
発表では、会場に入りきれないほどの多くの方がこられ、熱気の中で発表されました。この2つの試験の発表では、会場がどよめいておりました。
色々な先生方の意見は、これから出てくると思いますが、私は、ARBの臓器保護作用が臨床で証明され、日常臨床での第一選択薬がARBになることが明確になったと思います。
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