やっと、日本へ帰ってきました。と思いましたら、大きなニュースが舞い込んできました。ノーベル賞がRNA干渉を発見した方に決定というニュースです。
受賞者はRNA干渉(RNAi)現象を、世界で初めて1998年に報告した線虫の研究者2人で、米Stanford大学医学部のAndrew Z. Fire教授と米Massachusetts医科大学のCraig C. Mello教授です。彼らは、2重鎖のRNA分子が、その配列と一致した遺伝子の発現を抑止する(サイレンシング)することを突き止め、RNA干渉として発表しています。
別に私がもらったわけではないので(当たり前ですが)、騒ぐこともないのですが、やはりうれしいのも事実です。というのも、RNA干渉が医薬品への応用の可能性があるというのが、受賞の理由なんですが、医薬品というのはRNAiといわれる核酸医薬の一つです。
核酸医薬という名前のとおり、私の開発しているデコイの親戚?で、アンチセンス・デコイ・リボザイム・RNAiなどが仲間になります。その意味で、デコイの開発にも大きな弾みがつくのではという気がしています(風が吹けば、桶屋が儲かるという話ですが・・・)。
デコイも、RNAiも悩みの種は、血液中での分解が早く、DDSといわれる薬剤の伝達システムが必要であるという点ですが、これもかなり先が見えつつあります(まだ、発表できませんが、かなり良いものができてきました。近日公開予定です。お楽しみに!)。
ということで、お祝いがてら、いよいよ実用化近しということで終わりたいと思います。
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