以前に医師問題を書きましたが、未だ行き先が見えない状況です。医学部の定員増は決まりましたが、結局は人員配置の調整不足が原因ですので、解決策にはなかなかならないように思います。
また、看護師に対する外国人の入国緩和の話題も出てきました。実は、今大学病院では医者よりも看護師不足が最大の問題になっています。
医者も勿論不足しているのですが、看護師の不足は病院経営に直結しているので、更に大問題です。東大で300人、阪大や京大では150人強の新規雇用が必須になっています。これは、ベッド数に対する看護師の定員が改定され、1:7の比にしないと今までどおりの高度先進病院としての認定が維持されなくなるためです。
ということで、全国で看護師の奪い合いが起こっており、東大が大阪や新潟などの他の地域で就職説明会を開くという事態になっています(阪大では、黒船来る?と大騒ぎでした。同じことが研修医のスーパー・ローテで起こると真っ青になりますね)。
今後、介護保険の増加なども考慮すると、看護師の不足が必須なので、外国人の雇用もという流れで一気にうごいているようです。
今回のスーパーローテや診療報酬の改正にしても、現場の感覚では方向性がわかりません。先を見据えて対応しようにも、将来像がどちらを向くのかも不明であるようでは、対応のしようがないという状態です(ジェット・コースターの振り落としみたいなところがありますよね)。
厚生労働省の改革の方向性が正しいかどうかは別にして、今後20年後の医療のグランド・デザインを出した上で、政策を発表してもらうことが必須なように思います。
皆さん、どう思いますか?
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