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数年前から「医療崩壊」が叫ばれて。
多くの地域では、医療崩壊が
どんどん進んでいっています。
でも、一部の地域では
医療が崩壊しなくて済んでいます。
医療が崩壊していない地域は、例外なく、
住民が協力している所ですね。
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例えば、「小児科を守る会」で有名な
柏原病院のある丹波地区。
ここは、平成19年4月20日、
『県立柏原病院の小児科を守る会』
が発足して、柏原病院のある丹波地区は
小児科が崩壊の危機から救われました。
小児科以外は、今でもかなり
厳しい状況ではあるようですけどね。
医療崩壊っていうのは、おおざっぱに言うと、
患者がたくさん来るんだけど。
医師や医療従事者の数が足りない、
ベッドが足りないという状況があるため、
患者を診る事が出来ない。
そういう状況が続いている状態ですよ。
その解決方法としては、2つ。
患者の数を減らすか、医者の数を増やす。
まあ、医者の数自体はそんなに増やさなくても、
医師の仕事を医者以外がやるようにすれば、
同じような効果があるんですけどね。
患者っていうのは、基本的には
自分(家族)の足で病院(診療所)に来るか、
救急車で病院(診療所)に来るか。
この2つですよ。
軽症なのに救急車を呼ぶ、
けしからん患者もいますけど。
数としては、さほど多くないですから。
圧倒的に多いのは、自分(家族)
の足で病院(診療所)に来る患者ですから。
患者である住民が自分の意思で
病院(診療所)に来る頻度を減らせば。
当然、患者の数は減りますから。
医療崩壊から遠ざかる事が出来ます。
そのためには、住民の協力が必須なんですよ。
柏原をはじめ、全国各地で、
いろんな地域の住民が理解してくれているようですが。
「医療資源を地域全体で守る」
っていう条例が出来たとこもあるようですね。
ブログ「医療審査の独り言」
に、その記事が出ていたので、
ここで引用させていただきますね。
いつもお世話になっております。
医療資源を地域全体で守る
宮崎・延岡市が地域医療を守る条例可決
株じほう
宮崎県北部に位置する延岡市は
人口130787人(2009年10月現在)。
旭化成の創業地で、いわゆる
企業城下町として知られる。
しかし、すでに1980年代から人口は
減少傾向を示し、時代の流れが
大きく変化する中、他の地方都市と
同様の悩みを抱えることになった。
その1つが地域医療の崩壊だ。
延岡市では深刻化したこの問題に
立ち向かうため、市民、医療機関と
総力を結集し、それぞれの役割のもとで
地域医療を守ることが不可欠と判断。
首藤正治市長が9月1日、
「延岡市の地域医療を守る条例」
案を市議会に提出し、18日に
可決、成立した。
●市、市民、医療機関が一体となる
同条例は地域医療を
「市民が安心して生活していく上で
欠かすことのできないもの」
と位置づけ、持続可能な地域医療体制の
構築をめざし、市、市民、医療機関が
一体となって守るとした基本理念を提示。
その上で、それぞれの責務も定めた。
さらに市民自身の健康維持・増進に
向けた努力に基づき、医療・保健・福祉の
連携で生涯を健康に全うする
「健康長寿」を推進するとの
方針を打ち出した。
医療機関に対しては
「基本理念に基づき、良質で適切な医療を行う」
との方向性を示し、そのための責務として、
<1>患者との信頼関係の醸成
<2>機能の分担と業務の連携
<3>医師などの確保と良好な
勤務環境の保持
<4>市が実施する検診、
健康診査などへの協力
-を努力目標に位置づけた。
市民の責務には、
<1>かかりつけ医を持つこと
<2>安易な夜間・休日の受診を控えること
<3>医師ら医療の担い手の立場を理解し、
信頼と感謝の気持ちをもって受診すること
-などを掲げた。
市の責務には、県の医療計画を基本に
地域医療を守るための施策を
推進することなどを盛り込んだ。
●背景に地域医療崩壊の深刻化
延岡市によると、こうした条例を
市町村が制定することは初めて。
同市では市内の県立延岡病院が
医師不足により、眼科、精神科、消化器内科、
神経内科が断続的に休診に
追い込まれたほか、延岡市医師会病院でも
内科医に2人の欠員が出るなど、
地域医療の崩壊が深刻化していた。
ただ市民団体が、安易な時間外受診を
控えることを呼びかけるキャンペーンを
実施したところ、県立延岡病院の
時間外受診が2008年度は前年度に比べて
27%減少するなど、一定の成果も見えてきた。
同市は、こうした成果を一過性で
終わらせないためにも、行政と市民、
医療機関が相互に協働して
地域医療を守る考えを明確に
示すことが有効と判断し、同条例案を
9月の定例議会に提出することにした。
同市健康福祉部の甲斐研二
地域医療対策室長は条例成立を踏まえ、
「この条例をどう生かしていくかが大事。
今後これまで以上に、医師らが
使命感を持ち、安心して働ける地域となる
きっかけとしたい」と述べている。
一方、延岡市医師会の岡村公子会長は
「条例の制定は限りある医療資源を
地域全体で守らなければならない
という意識が芽生えた結果」
と評価した。
●条例制定に先立つ
地域医療体制整備への施策
延岡市では同条例制定以外にも、
地域医療体制整備に向けて
積極的な施策を実施してきた。
今年6月には、新たに市内で開業する
診療所に500万円の補助金を交付する
取り組みが始まった。
市内での新規開業を促進し、
地域医療体制を強化する目的で、
開業で必要となる資金として
500万円を補助するほか、診療時間帯を
延長したり、看護師などを5人以上
雇用する場合、さらに夜間急病センターの
深夜時間帯に一定以上の協力がある
場合にも、それぞれ奨励金が加算される。
甲斐室長によると、補助金交付の
対象となった新規開業診療所は
「6月早々に適用第1号事例があった」。
同室長は「今後、実績を一つ一つ積み上げ、
延岡市の取り組みについて
広く医療関係者の理解を浸透させていきたい」
としている。
このほか、夜間救急センターにおける
深夜帯(午後11時から翌日午前7時まで)
診療の拡充、安易な休日・夜間救急受診の
自粛の啓発、消化管出血・脳梗塞患者の
受け入れのための輪番体制の維持、
小児救急医療電話相談、
「子ども救急医療ガイド」発行、
延岡市医師会への支援、
市外の医師や医学生の情報収集と
開業などに向けた情報発信
などに取り組んでいる。
地方自治体にとって、今後も厳しい
財政状況が続くだろう。
さまざまな施策を打ち出す一方、
市民や医療機関と一体化して
問題解決を図ろうとする延岡市の取り組みは、
他の地域にとって刺激的であり、
大きな示唆を与えていると思われる。
(那須 庸仁)
私、夏休みを利用して柏原に行ってきて、
そこで病院見学をさせていただいたり。
「小児科を守る会」の方達とか、
「丹波医療再生ネットワーク」の
方達とお話をさせていただきました。
やっぱり、住民の意識が高い所は良いですよね。
と言っても、昔から高かった訳ではなく、
ここ1、2年で皆さん勉強されたようですから。
柏原が特殊だ、っていう訳ではないんですよ。
こういう地域が、全国に広がってくれれば、
医者も働きやすいですから。
自然と、医師も集まって、医療も崩壊せずに
済む可能性が高いのですが。
医者がいなくなるなんてけしからん。
住民には医者にかかる権利がある。
とか言って、権利ばっかり主張したり、
署名運動とか、勝手な事ばかりやる所には
医師は来なくて当たり前だと思います。
医師が来ない地域は、医療が崩壊しますよ。
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いよいよ8/30は、衆議院選の選挙ですね。
医師である私は、医療政策を中心に
マニュフェストを比較して投票しますが。
人それぞれ、重点項目は違うと思います。
どの政策を重視するのも、どの政党に投票するのも、
もちろん個人の自由ですが。
皆さんは、投票には行ってくださいね!
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投票に行かない人の言い訳に
「私が行っても、何か変わるわけじゃないから。」
というのがあると思いますけど。
「何も変わらないのは、行動していないからです。」
自分が行動していないのに、自分に都合の良い事が
そうそう起こる訳ないじゃないですか。
だったら、自分で行動するしかないですよ。
たった一票とはいえ、投票する、
行動するという事が大事だと思いますよ、私は。
もちろん、選挙に限った事ではありません。
自分の職場環境でもなんでも、
変えようと思ったら、自分で意見を
言うしかないんですよ。
「もう言ったけど、変わらないから諦めた」
という人もいるんですけど。
諦めたら、その時点で終わりだと思います。
1人の意見で変わらないなら、
10人の意見をまとめれば良いじゃないですか。
10人でダメなら、100人の意見ならどうですか。
直属の上司に言ってダメなら、もっと上の人間に
意見を言えば良いんじゃないですか。
社長や院長には意見を言いましたか。
もしそれでもダメなら、教授や政治家等、
別の人間にも意見を言いましたか。
マスコミや労働基準局はどうですか。
ただ、文句を言うだけでは当然ダメですよ。
どこがどういう風に悪くて、それを改善するためには、
具体的にはどうすればよい。
そうなったら、誰にどういうメリットがある。
そのためには、どの位の時間やコストがかかる。
という所まで、具体的に提案しないとダメですよ。
1回で無理なら、5回でも10回でも
言えば良いじゃないですか。
そういう事をしないと、現状は変わらないと思いますし。
そこまでやらない人間は、厳しい言い方ですけど、
文句を言う権利はないと思います。
選挙であれば、もし、投票に行かないのであれば、
現状に不満があっても文句を言っては
いけないと思います。
という事で、ちょっと話はズレてしまいましたがw
本田宏先生のブログ
日経メディカル ブログ:本田宏の「勤務医よ、闘え!」
に、各党の医療政策を比較した記事が出ていたので、
ここでも紹介させていただきますね。
2009. 8. 26
投票に行く前に、各党の医療政策を徹底比較!
衆議院選挙の投票日がいよいよ今週末に
迫ってきましたが、私の所属するNPO法人
医療制度研究会が、各政党の医療政策に関する
アンケート結果を2009年8月23日に発表しました。
以下に、中澤堅次医療制度研究会理事長
(済生会宇都宮病院院長)の分析を紹介します。
投票に行かれる前にじっくりご覧いただければと思います
(アンケート結果の詳細は、こちら)。
『医療に関するマニフェストのアンケート』
医療制度研究会では、前回参議院選挙より、
医療に関するマニフェストについてのアンケートを
各政党本部に持参し、
回答をいただく活動を行っています。
今回の衆議院選挙は医療が
大きな争点の1つですが、各政党間の
マニフェストには大きな差がなく、
少し踏み込んでみるつもりで
項目を多くさせていただきました。
各政党とも真摯なご回答をお寄せいただき、
医療に対する考え方の違いが少し見えたと思います。
正解がないことを前提に、比較をお届けします。
(中澤記)
■社会保障および医療の現状認識について
各政党共に医療の優先度は高く、
ひところの常識であった、
「社会保障は経済成長にはマイナス要因」
と考えている党はありませんでした。
■財源確保について
「消費税率アップ」を主な財源とする自民・公明と、
「公共投資の無駄削減」で賄おうとする
民主・社民・共産が対立する構造になっています。
消費税派の自民・公明の間でも多少の違いがあり、
自民は対案である公共投資の無駄削減を否定し、
公明党は両方とも推進する考えとなっています。
上記2つ以外の財源確保として、
「所得税率のアップ」、「企業増税」、
「保険料率のアップ」が考えられますが、
これにはまた別な反応が見られます。
「所得税率アップ」、「企業増税」は
自民、民主が否定しています。
社民、共産は必要性を強く認めていますが、
詳しいコメントでは低所得者を除く
応能負担増を意味しているとしています。
「保険料の増額」は公明、民主、社民が
否定していますが、共産は応能負担を前提に
中程度の考えがあるようです。
■人材確保について
人材確保の必要性は各政党とも強く認識していますが、
具体的な内容は多少変わります。
外国人に頼る考えは自民、公明、共産が
“中”の回答で、民主、社民は否定的。
ナースプラクティショナーなどの新職種を認可し
養成する考えは、民主、公明、社民が積極的で、
自民、共産はやや消極的。
人材確保に有効と考えられる看護師・介護士の
教育無料化は、自民、民主、公明が否定的で、社民は
中程度で、共産が積極的という回答でした。
■療養病床政策について
療養病床削減の撤回を求めているのは、
民主、社民、共産で、自民と公明は撤回しないで
他の対策で補完するとしています。
介護施設はすべての政党が強く重要性を考えています。
■在宅医療について
在宅診療の推進には自民、公明、社民が積極的で、
民主、共産の順序で熱が冷めますが、
否定する党はありません。
■医療・看護・介護費について
医療費の自然増を確保した上で増額を
認めるのは全政党の考えです。
経済成長に合わせて増減という考えは
すべての政党が否定しています。
総額をできるだけ抑えてその中の配分で
調整するという考えは、公明党が“中”と回答し、
ほかの党は“否”と回答しています。
訪問看護師の報酬の引き上げは、
民主党が検討中、ほかは強く考えているとの答えです。
介護の報酬引き上げはすべての政党が賛成しています。
■患者の自己負担について
ほとんどの政党は自己負担を軽減する考えで一致し、
自己負担をゼロにする考えに対して、社民は中程度、
共産は強く考えるとしていますが、
自民、公明、民主は否定しています。
■医療財源の確保について
自民党は消費税を含む税制抜本改革で
議論し直すとしており、はっきりした回答が
ありませんでしたが、その他の党は、
国債の追加発行は行わず、公共事業見直し、
特別会計埋蔵金を財源とするという考えが
共通認識です。
注目すべきは、“医療費の無駄を削減することで
賄う考えは?”という問いに、すべての党が
中程度考えると答えていることです。
共産党が詳しいコメントをつけており、
費用の増大を認めるが、医療側も「高薬価」、
「高額医療機器」など医療保険財政の無駄を
正す改革が必要としています。
■将来目標とする国家像について
「高福祉高負担」を目指すことについて、
否定をしたのは自民と公明で、公明はコメントで、
経済成長を持続し、個人の自立を残した
「中福祉中負担」を目指すとしています。
民主、共産は中くらいで、「自律自助、自己責任」から
「応能負担」へという路線変更したというのが認識です。
「高福祉高負担」を強く目指すとしたのは社民でした。
■その他
1)病人権利の擁護の重要性について
自民は“中”、民主は病人権利とは何か?
と質問が返ってきました。
その他の党は強く重要性を認識するという回答でした。
2)医療安全調査委員会設置法案について
公明は強く成立を望み、自民と共産が“中”の回答で、
共産は政府案を基に第三者委員会の
設置を求める考えでした。
民主は独自案を提出中、社民は
成立を望まないとの回答でした。
■おわりに
政党は大きな政策変更をうたっていますが、
厚生労働省の意見を確かめたくなります。
選挙の結果、これら政党の方針が国の方針となりますが、
厚労省の一言で全部ひっくり返ってしまうことの
ないように願っています。
『投票に行く前に、各党の医療政策を徹底比較!1』
『投票に行く前に、各党の医療政策を徹底比較!2』
医療でも何でも、何をやるにも「お金」がかかりますから。
本当は、きちんと「財源」に対しても
説明しないといけないんですけどね。
そこら辺の問題も、かなり大きいんですけど。
基本的には、重点ポイントを自分で決めて、
それに沿った政党に投票すれば
良いんではないでしょうか。
「郵政民営化」とか、良くわかんないけど、
マスコミに踊らされて投票した人たち。
もちろん、投票しなかった人よりは
マシだとは思いますが。
今度は、きちんと自分で考えて投票に行きましょう!
ちなみに、衆議院選、一票の価値って、
いくらか知っていますか?
320万円って言われているんですよ。
なんでかっていうと。
選挙っていうのは、お金の使い方を決める、
っていうのが最も大事なことなんですけどね。
日本の国家予算は、年間80兆円。
それが4年間だから、
80兆円x4年間=320兆円。
日本の有権者の数は、約1億人だから。
320兆円÷1億人=320万円
っていう計算だからです。
まあ、これが正しいかどうか、
って事に関しては賛否両論あるんだと思いますが。
これだけの価値があるものを、
みすみすドブに捨てるなんて、もったいないですから。
皆さんは、投票に行ってね!
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2009.6.7に全国医師連盟の
第二回集会が開かれました。
残念ながら、今年は私、
参加できなかったのですが。
『全国医師連盟 第二回集会』
の記事に書いた、勝谷誠彦さんが、
第二回全国医師連盟の集会で
熱弁をふるわれたようですよ。
表には書けない事も
いろいろ話されたようですが(笑)
医師のための専門検索メディア
MTproにその時の様子が出てたので
引用させてもらいますね。
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「医師に対する世間の目」を理解すべき
勝谷誠彦氏が
第2回全医連集会で熱弁
「『医者の家』には
世間と隔絶した収入がある,
と一般にはいまも思われている。
その意識の差を認識したうえで,
本音でコミュニケーションすることが
必要だ」―。
6月7日,東京・秋葉原で開かれた
第2回全国医師連盟集会では,
コラムニストの勝谷誠彦氏が講演。
医師会の力が弱くなって
いった背景から,現代医療界で
起きている事象まで
“文系”の視点から切り込み,
満場の拍手を誘った。
開業医が豊かだった
時代は確かにあった
兵庫県尼崎市出身の勝谷氏は,
父が現役開業医で,弟も医師。
私立灘中・高時代の同級生の
8割が医師という環境にあり,
医師の世界や世間の目は
つぶさに見てきたという。
勝谷氏はその視点から,
「医師というのは
コミュニケーション能力がなかなかない」
と指摘。
「医療費増や医師数など
も確かに大事だが,医師というのは
世間にどうみられていて,
どういうコミュニケーションを
しているのか,本音で
話し合うことがより重要ではないか」
と問いかけた。
「医師に対する世間の目」とは,
勝谷氏自身が昭和30~40年代に
経験したことだ。
まだ車が多くない時代に,
外車で両親と宝塚ホテルへ行って
離乳食代わりに
コーンポタージュスープを食べていた,
両親は子どもを寝かせたあと
神戸のダンスホールまで
踊りに行っていた―。
そんな「過去の金持ちエピソード」は,
勝谷家だけでなく,2代くらい前の
開業医の家では普通だったという。
ただ,その分を社会に還元しなければ,
という意識は医師一家の
心のどこかにあったという。
世間的に「医者の家だから」
と見られることを知っていて,
気にしてもいた。
時代が変わり,世襲でない開業医は
設備投資資金を回収できるかで
頭を悩ます時代になったが,
世間の目のほうは変わっていない,
と勝谷氏は語る。
「人間の下劣な感情、
あえていえば嫉妬が根底にあって、
医療事故など何かあったときの
マスコミのヒステリックなたたき方や,
厚労省の対応につながっている。
そのことを医師は自覚する必要がある」。
利権談合共産主義社会の崩壊
公益法人や業界団体に代表される
「利権談合共産主義」は,
コラムニストとしての
勝谷氏のテーマの1つだ。
経済成長期なら,こうした団体・業界に
参加し,口を開けていれば
利権が入ってきた。
利権の分配者は組織内で力を持ち,
構成員はボスを崇拝するという
強固な圧力組織ができていた。
組織内では上意下達が徹底し,
派閥活動もさかんだった。
その理由は,組織が政治力を
駆使できたからだった,と勝谷氏はいう。
しかし,経済が停滞して
分配される利権がなくなると,
組織が不安定になり,
分配者には力がなくなった。
価値観が混乱し,だれについていくかを
皆が探っているなかでは,
新組織ができてくるのは自然の流れだという。
「医師会がどうみられているのか,
(医師会以外の新組織)である
全医連を立ち上げる意味は
何なのかを,ぜひ
“文系”の頭で考えて」と勝谷氏。
ただ,組織が不安定になるなかでも,
圧力を誇る組織や業界はある。
1つが警察・検察だ。
福島県立大野病院事件で,
医師が逮捕・移送される情報を
マスコミに流し,
撮影させたことはその1つ。
公然わいせつ容疑で逮捕された
SMAP・草なぎ剛さんも
同様のケースだという。
「酒を飲んで脱ぐ人間なんて,
普通はトラ箱(保護室)に1晩置かれて
説諭されて終わりなのに,
わざわざ撮らせている。
見せしめにしてつるし上げている」
マスコミも同じだ。
「役員になり損なった記者は退職後,
大学講師に納まる。
記者クラブは検察や官僚が
いうことを垂れ流すだけ。
首相番記者はぶら下がり取材の
あとにメモ合わせ。
医療報道にしても,一方で
病院の経営を改善しろと書きながら,
同じペンで未払いリスクの高い
未受診妊婦を受け入れろと書く。
飲酒診療問題も,僕がデスクなら
無視するところだが,役所にコメントを
取りに行って社会面トップで書く。
しかも記者名を出さず,
大メディアの看板に隠れている」
医療改革に向けて動くことは、
そうした圧力と闘っていくこと,
と勝谷氏は語る。
良い患者を医師が育てる
それでも改革が待ったなしの
状況のなかで,勝谷氏が
医師に向けて提言するのは,
目の前の患者の啓発・改革だ。
国が何とかしてくれると思うから,
定額給付金のような
ばらまき政策が通るという。
「そうではなく、自分たちは
何ができるかを考えなければ」。
「モンスターペイシェントというが,
殴ってでも躾けたらいい話。
私の父は,患者さんが口を開けて
ニンニク臭かったら
『歯を磨いて出直してこい』
といっていた。
往診では生活指導もやった。
それを40年やっていたら
近隣に良い患者さんが育ってくる。
長野県の健康寿命の長さは,
佐久病院の医師たちが
家の中まで入って
生活指導をしたから実現した。
『患者に文句をいうのがいい医師』
というように空気を変えて
行かなければならない」
現代では医師の口出しは
嫌がられそうだが,病院内に
サークルのような
緩やかな患者会を作り,
そこで一緒に話すなかで
実現するのではないか,
と勝谷氏はいう。
「そうすれば、無茶をいう人間を
叱る人間が患者さんの中に出てくる。
昔は町内や学校のなかにいた
“叱れる存在”を育てることが大事。
楽しく治療していこうじゃないか
という場をそれぞれに作っていくことが、
旧態依然的な組織活動をするよりも、
医療改革の推進には有効だと思う」
と方向性を示した。
(医療ライター・軸丸 靖子)
「MTpro:2009.6.8」
(会員限定です。)
昔と今は、時代が違うんで。
なんとも言えないなー、とは思いますが。
良い患者を医師が育てる
というのは、全くその通り
だとは思うんですが。
今の世の中、やっぱりなかなか
厳しい事言えないんですよね、
実際は。
まあ、これは医師と患者の関係
だけじゃなくって。
先生と生徒とか。
お店の店員と客の関係とか。
そういうのでも、同じなんでしょうけどね。
人間味がなくなったというか、
冷淡になったというか。
特に、都会では難しいですよね。
残念ですけど。
地域医療が崩壊して、
そこから再生した地域って。
たいていは都会じゃなくて田舎。
っていうのは、やっぱり昔の
古き良き日本、みたいのが
残っているからなんでしょうねー。
それと、「良い患者を医師が育てる」
っていうのと同時に、
「良い医師を患者が育てる」
っていう事も言えると思います。
代表例が、千葉県の東金病院の、
「NPO法人 地域医療を育てる会」。
それと、このブログでも何回も書いた、
「県立柏原病院の小児科を守る会」
なんかですね。
村上先生のとこ
「夕張希望の杜」
は、「良い患者を医師が育てる」
を実践中でしょうかね。
前回書いた記事、
『広がれ、ありがとうの輪』
に続いて、また甘っちょろい
考えかもしれませんが。
医師が患者を育てる。
患者が医師を育てる。
という、お互い持ちつ持たれつの
良い関係を、医師と患者で
築けていけたら良いなー。
って思っています。
医療が崩壊しているのは、
医師と患者の信頼関係が崩れたから。
という側面が大きいと思います。
これには、医師の数が
不足しているから、
医師が患者の話を聞く時間が少ない。
とか。
医療費、診療報酬が安いから、
医者が薄利多売で稼がないと、
病院が潰れてしまう。
とか。
医師が事務仕事に忙殺されて、
本業の医療に時間が裂けない。
とか。
そういう側面も大きいので。
医師数を増やす。
医療費、診療報酬を上げる。
医療事務員の数を増やす。
などの「マクロの政策」
も必要だとは思いますが。
個人個人で出来る範囲で、
医師と患者の信頼関係を築く。
という事も、非常に大事な事だと思います。
柏原病院や、東金病院。
そして、夕張の話も出ていますよ!
→ 医療再生はこの病院・地域に学べ!
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二階俊博経済産業大臣が、
「医者のモラル発言」を撤回しましたよー。
『医者のモラルの問題!』
の記事に書いたように。
二階俊博経済産業大臣は、
「政治の立場で申し上げるなら、
何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。
忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」
という、勘違いもはなはだしい発言をしていました。
その発言に対し、最初に抗議したのは、
「全国医師連盟」ですね。
一応、私も一会員ではあるのですが。
ちょっと、腰が重いな、と思った事もあるのですが。
今回に関しては、最初に抗議文を出したし。
内容もしっかりしたものでもありますので、
ちょっと見直しました。
『全国医師連盟 11月12日』
全医連に続いて、「周産期医療の崩壊をくい止める会」
「茨城県産婦人科医会」も抗議文を出していますけど。
「周産期医療の崩壊をくい止める会」
「茨城県産婦人科医会」
この人達は、みんな医者ですからね。
医師以外の人間が、「医者のモラルの問題」発言に
疑問を投げかけた、っていうのが
個人的には一番嬉しかったですね。
「兵庫県立柏原病院の小児科を守る会」
「兵庫県立柏原病院の小児科を守る会」の丹生裕子代表。
ここでも頑張っていますねー。
そして、それを受けて、民主党の足立信也議員が、
本日11月13日の参議院の厚生労働委員会で質問し、
二階俊博経済産業大臣は以下のように回答
(経産省の商務情報政策局長が文書を代読)し、
発言を撤回しました。
「私の発言の趣旨は、あくまでも今回のような
悲しい出来事を二度と起こしてはならない、
そのためには厚生労働省と経済産業省挙げて、
IT技術などを活用して情報システムを構築するので、
医師の方々に専門的立場から全面的に協力していただきたい
というものであります。
私の発言が医療に携わる皆様に誤解を与えたことに
お詫び申し上げ、発言を撤回いたします」
民主党の足立信也議員、GJです。
この話。
yahooニュースにもやっと出ましたね。
妊婦拒否は「医者のモラル」=経産相が発言撤回し謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000193-jij-pol
相次ぐ妊婦受け入れ拒否問題について、
二階俊博経済産業相が「医者のモラルの問題」と発言し、
医師や市民の団体から抗議を受けていたことが13日、分かった。
二階氏は発言を撤回し謝罪の意向を示したという。
同日の参院厚生労働委員会で明らかにされた。
民主党の足立信也参院議員によると、二階氏は10日、
患者の容体などに関する情報伝達システムについて
舛添要一厚生労働相と協議。
その際、「政治の立場で申し上げるなら、
何よりも医者のモラルの問題。忙しいだの、
人が足りないだのと言うのは、言い訳にすぎない」
と発言した。
経産省幹部は答弁で、二階氏が発言を撤回した上で
「今回の発言が医療関係の皆さんに
不愉快な思いをさせたとすればおわび申し上げる」
と話していることを明らかにした。
「2008/11/13:yahooニュース、時事通信」
局長に文書を代読させるんじゃなくて、
やはり二階俊博経済産業大臣、
本人が直接謝るべき事だとは思いますけどね。
そこら辺は、やっぱり医者を舐めているんだな、この人。
とは思いますが。
発言を撤回しただけ、まあ、良しとしましょうか。
ちなみに、足立信也議員が質問している画像は、
こちらから見る事ができますよ!
→ 「11/13,厚生労働委員会(参議院):足立信也」
いよいよ今年も「まぐまぐ大賞」の季節がやってきましたー!
日本一のメールマガジンを決める「まぐまぐ大賞」。
これ毎年、年末になると行われているんですが。
Dr. Iのメルマガ、「やぶ医師のひとりごと」は、
昨年の「まぐまぐ大賞2007」で、
生活情報部門の第3位に入賞したんですよー。
今年こそは、1位を目指しています。
読者の皆さんの推薦で決まるものなので。
皆さんに、是非投票してもらいたいんです。
具体的な投票方法は、
▼ まぐまぐ大賞2008 ▼のページ
→ 「まぐまぐ大賞2008」
このページに入ってもらって。
真ん中より下のとこ。
「みなさんの、今年最もおもしろかったメルマガを教えてください」
って書いてある所の左下。
「まぐまぐのメルマガを推薦する」
をクリックします。
そして、
■推薦するメールマガジンのタイトル(必須)
やぶ医師のひとりごと
■推薦するメールマガジンのマガジンID(必須)
0000180417
これを、そのままコピーペーストしていただいて。
その下に、推薦する理由と、読者の皆さんの
メールアドレスを入れていただいて。
「推薦する」をクリックすれば、完了です。
実はこれ、「予備投票」というか、第一次選抜の段階。
この時点で、ノミネートするメルマガを決めて。
各部門、10本に絞って、本番が始まります。
「予備投票」は、メールアドレスを複数持っていれば、
複数回投票できるシステムなので。
いくつかメルアドを持っている人であれば、
何回も投票していただけると、更にうれしいです。
推薦・本投票にご協力くださった方には抽選で、
「全国のコンビニで使えるクオカード500 円分(100名様)」
「2008年流行グッズ(合計10名様)」が当たりますよ。
第一次選抜の締め切りは、11/18までです。
皆さん、応援よろしくお願いしまーす!
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ありがとうございまーす。 Dr. Iのブログ、 「やぶ医師のつぶやき」〜健康、病気なし、医者いらずを目指して のアクセス数が、いつのまにか200万アクセスを越えてましたー! これも、読者の皆さんのおかげです。 本当にありがとうございます。 ちょっと最近、本業が忙しくって。 以前ほど、頻回にブログが更新できてませんし。 前みたいに、気合いの入った記事も少なくなってしまっていますが。 これからも、本業に差し支えない範囲で、ブログを更新していきますね。 2年半くらいやってると、医師ブロガーとしては、 結構なベテランなんですが。 医師としては、まだまだぺーぺーなんで。 本業の方も、これからたくさん学ぶ事があるんで。 ブログもメルマガも、出来る範囲でやっていきますね! これからも、よろしくお願いしまーす!!! ブログランキングの応援もよろしくね! | ||||||
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