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< 産科医の過酷な勤務実態 | メイン | 医療事故と交通事故の違い >

こんにゃく入りゼリーを食べて、子供が窒息死した事故の話が
最近いろいろ話題になっていますね。

野田聖子消費者行政担当相は。
こんにゃく入りゼリーは自主回収しろ」、
って言っているようです。

でも、「」で窒息死した人の数は、「こんにゃく入りゼリー」で
窒息死した人よりも100倍以上多いんですけど。
は放置で良いんでしょうかねー。

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製造元にゼリーの自主回収促す
=1歳児の窒息死事故受け
-野田消費者相

兵庫県の1歳男児がこんにゃく入りゼリー
のどに詰まらせて先月に死亡した事故で、
野田聖子消費者行政担当相は2日午後、
製造元の「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の
鶴田征男会長らを内閣府に呼び
「今回また犠牲者が出たことを厳しく受け止めている」と述べ、
再発防止に一層取り組むよう求めた。
その上で、同社が警告表示の内容を改めるまでの間
「今流通している商品は回収してはどうか」と、
自主回収を促した。


『2008年10月2日:時事通信』



個人的には、こんにゃく入りゼリーがなくても、
全く影響はないんですが。

こんにゃく入りゼリー」よりも「」の方が、
窒息死する人の数は多いんだけど。
そっちは、あまり問題になっていないみたいですねー。


ちなみに、どんだけ数が違うか、っていうと。


こんにゃく入りゼリーでまた窒息死事故

国民生活センターは9月30日、こんにゃく入りゼリー
食べた兵庫県の1歳10カ月の男児が、
ゼリーをのどに詰まらせて死亡したと発表した。
こんにゃく入りゼリーによる窒息死事故は
平成7年以降17件目で、子供の事故としては10件目。

同センターによると、男児が食べたのは、
マンナンライフ(群馬県富岡市)が製造した
「蒟蒻(こんにやく)畑 マンゴー味」。 
同社のゼリーによる死亡事故は今回で3件目。


『2008年9月30日: 産経新聞』


こんにゃく入りゼリーによる窒息死事故
平成7年(1995年)~2008年までで、17件です。

一方、同じく
国民生活センターの調べでは、


>国民生活センターによると、
95年以降(2007年まで)に毎年約200件以上発生し、
6歳以下の幼児255人と60歳以上の高齢者1523人死亡した。



という事ですから。
による窒息死は、幼児と老人だけで

255+1523=1778人

毎年200人以上だから、13年なら2600人以上ですね。


こんにゃく入りゼリーによる窒息死は、13年で17人。
による窒息死は、13年で2600人以上。


うーん。
窒息死した人の数は、の方がこんにゃく入りゼリーよりも
100倍以上多いんですかねー。


テレビや新聞で話題になっているから、
臭いものには蓋をする
って事なんでしょうけど。

100倍も窒息死が多い「」に関しては、
「放置」しても良いもんなんでしょうかね。


選挙が近いから、消費者よりの立場だ、って事を見せるために、
ちょっと問題になってるみたいだから、
法には触れないけど、「自主回収」でお茶を濁しとこう。
って事なんでしょうか。


私は、顔に似合わず甘いもの好きなので。
あんこが入ったお餅が食べられなくなったら、
個人的には残念なので。
餅は禁止して欲しくはないんですけどね(笑)


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 こんにゃくゼリーで死者
読売新聞の記事です。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080930-OYT1T00346.htm&gt;&gt;兵庫県の1歳9か月の男児が、こんにゃく... [続きを読む]
posted from 転がるイシあたま 2008.10.04 16:35

コメント

コメント一覧

 餅はモノとしての特性が、米飯やパンは母数の大きさが、窒息数を押し上げているのでしょうね。だけど「窒息の危険度」を比較しようにも母数を確定することが難しそうです。
 私の経験では、団子もけっこうコワイのですが、菓子パンはもっとコワイ。よくかまれずにのどにべたりと蓋をしている菓子パンを掻き出したことが何回かありますが、こんにゃくゼリーを“罰する”のなら、菓子パンを急いで食べることも法律で禁止して欲しいです(^_^;)。
written by おかだ / 2008.10.04 16:34
私は子どもが小さい頃、こんにゃくゼリーを食べさせたことはないです。当時、こんにゃくゼリーで同じ事件があり、用心のためでした。

2歳くらいまでの子どもは、飴でものどに詰まらせる可能性が高いです。ガムも同じ。こういう危険性のあるものは、はじめから食べさせないのが一番の予防です。子どものおやつなら、他に適切なものはありますから。
written by azuki / 2008.10.04 17:12
>おかだ先生
おっしゃる通り、こんにゃくゼリーよりも、餅の方がたくさん食べられているので。
確率にすれば、どっちが上かはわかりませんよね。
実数は100倍でも。

先生のブログにも書いてある通り、子供に食べさせないで、とか注意して、とかって言うのでは根本的な対策にはなりませんから。
もっと、大きさを小さくするとか、そういうことはすべきでしょうね。
単純に、禁止するっていうよりは。

written by Dr. I / 2008.10.05 10:38
>azuki さん
最初から、小さい子供がいる家庭では、こんにゃくゼリーは買わない方が良いと思います。
他で代用できるなら、基本的にはそうするべきなんで。

餅は、なかなか代用できないかなー。
written by Dr. I / 2008.10.05 10:40
医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。
『医は仁術か算術か―田舎医者モノ申す』(定塚甫著・社会批評社・1500円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/80-9.htm
written by 堀口舞 / 2008.10.08 13:01
明日、マンナンライフと行政に電話をしようと思って調べているうちにこのブログをみました。私も餅による窒息死の方が多いと考えていたからです。マンナンライフには激励を、行政には苦情を。母体数から考える確率の問題で捕らえるのは間違いです。罹患する確立が少ない疾患は死んでも良いことになります。マンナンライフを行政指導しようとするなら餅製造者にはそれ以上の指導がいるのではないでしょうか。それが法の下での平等です。
written by せんだ / 2008.10.08 18:44
>堀口舞 さん
私も以前から指摘しているように、日本の医療崩壊の原因で一番大きいのは、医師数削減政策と医療費削減政策だと思っています。
医療関係者も、最近は声を上げるようになっているので。
そういう意味では、良い方向に進んでいると思いますよ。
written by Dr. I / 2008.10.08 23:00
>せんださん
世間で問題になっていたら、それを禁止する。
っていうやり方では、根本的な解決にはなりませんからね。
方法としては、よろしくないと思いますね、私は。
written by Dr. I / 2008.10.08 23:01

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